子どもの英語教育のポイント|遊び感覚でのびのび英語を学ばせるには?

2018年08月23日
  • 子ども英語

留学や海外派遣などがますます一般的になってきた現代では、英語の能力が不可欠です。子どもが楽しく自然に英語を学べるようにするには、どのような教育を受ければよいのでしょうか?この記事では子どもに英語を教える上で大切なポイントや具体的な学習方法、効果を高めるために親ができる取り組みなど、英語の早期教育について徹底的に分析して行きたいと思います。

  • 子どもの英語教育のポイント 子どもの英語教育のポイント

「英語を話せる子どもに育てるために大切なこと」

●早いうちから英語に触れられる環境を作る


幼児期に耳を英語に慣れさせる環境を整えてあげることで、その後中学校や高校で本格的な英語の授業が始まったときの習得がスムーズになります。しかし日本で日本語に囲まれている環境ではなかなか英語を使う機会は少ないものです。そのため日常生活の中で英語に触れられる機会を親御さんが作ってあげることが非常に大切です。
家でできる取り組みとしてはCDやDVDなど、英語圏の子どもたちが観ているものを流したり、CD付きの英語の絵本を与えるとよいです。最近では子ども向けの英会話教室も非常に充実しているので、友達作りも兼ねて参加してみるといいでしょう。

●英語でコミュニケーションを取れる相手を作る


SNSや公共の英語学習イベントを利用して、英語で話す知人作りをしてみるのも効果的な手段です。英語を使う相手ができることで自ら英語を使って積極的にコミュニケーションをとろうとするため、学習へのモチベーションを高められます。
特に都心部や郊外に住んでいる方は、大使館の従業員や途上国からの移民、交換留学生、日本語を勉強しにきている学生、転勤で来日している外国人家族など、さまざまな状況で日本に長期で滞在している人たちとコミュニケーションを取る機会が得られます。彼らは日本語が第一言語ではなく文化的にもマイノリティーに属するため、友達作りを目的に英語を使って交流できるイベントやクラブに参加していることが多いです。参加者は全く日本語が話せない人から、かなり流暢な人までさまざまですが少なくとも英会話教室で学んだ英語を実践する場としては最適です。
こういったイベントは大人向けのものが多いですが、中には家族で移民してきた人たち向けにファミリーで参加できるイベントも増えてきました。ぜひ親子で参加して国際色豊かなコミュニティーに一歩踏み出してはいかがでしょうか。

●好きなテーマから学ばせる


子どもが自発的に英語に興味を持ってもらえるように、好きなテーマを選んで慣れ親しんでもらうと英語を楽しんで学ぶことができます。例えば電車好きの子どもには電車に関係のある言葉から、動物好きの子どもには動物の名前から覚えさせるなど、自分の好きな分野から入ると英語へのハードルも下がるはずです。このときに気を付けたいポイントは、カタカナ英語の発音で覚えないことです。例えば「ライオン」など、日本語でも英単語をそのまま輸入して使っている言葉は多いですが、もともと日本語の発音で覚えているからこそ英語を学ぶときには正しい発音で言えるように練習する必要があります。
早期の英語教育で大切なことは、英語にネガティブなイメージを持たせないことです。子どもに英語の教育を強要せず、好きなテーマから取り組ませるようにしましょう。

「子どもが楽しみながら学べる英語学習法」

●英語の音楽のリスニング


英語圏の子ども向けの番組には簡単な歌詞のついた歌がたくさん入っています。かわいいキャラクターやストーリーと共に音楽を楽しみながら聴くことになるので、抵抗なく英語に触れることができます。音楽を通じて耳を英語に慣れさせるには非常によい方法です。また歌詞を覚えることで英単語や発音を自然に身につけることにもつながります。
早期教育を全く経験せずに中学校や高校でアカデミックな英語をいきなり学ぶ子どもに多いのは、難しい単語や文法は理解できるのに身の回りの簡単な表現を知らないというケースです。例えば受験を経験した学生では、「環境保全」「貿易赤字」などは分かるのに、「シャツを裏返しに着ている」「仰向けに横になる」などは英語では言えないという人がいるようです。これは英語が母国語の子どもとは正反対の教育になってしまっているために起こる現象です。
子どもがまだ幼稚園や小学校にいるうちに、簡単な日常生活の英単語や基本的な英文法を身につけることで、難しいレベルの授業が始まっても拒否反応を起こさずに対応することができるようになります。

●英語のゲーム


もうひとつ別の方法として、子ども向けの英語ゲームアプリやボードゲームを用いて学習させるというものがあります。スマートフォンやタブレット向けに英語を楽しく学べる学習アプリが配信されているほか、英単語を学べるボードゲームも販売されています。
英語のクロスワードは書籍でもオンラインでも手に入れることができます。クロスワードはヒントを読んで単語を思い出そうとするため語彙力を試したり、新しい言葉を覚えたりするチャンスになります。また同義語がヒントになっていることも多いので、ひとつのアイディアを多様な表現で表すことができるようになります。
これらのゲームを使った学習方法は少人数でも多人数でも楽しむことができ、家族や友達と遊ぶ時間で同時に英語に触れることができるため一石二鳥です。ボキャブラリーが増えるだけでなく文章を読む機会にもなるので、英文法も自然に身につきます。

●映像を活用した英語学習


子ども向けの英語学習番組やDVDなどを活用し、映像を通じて学習するのも有効な方法です。登場するキャラクターと一緒に勉強することで、抵抗を感じることなく英語を好きになってもらうきっかけになります。音楽が入っている教材では、リズムに合わせてリピートすることで子どもが英語を発音しやすくなる効果もあります。このような教材ではネイティブスピーカーが音声を担当していることがほとんどなので、日本語のなまりがない綺麗な発音を身につけることができます。
また英語はスペイン語などと違って発音と綴りが一致していなかったり、読まないアルファベットが入っていたり、読み方が難しいことが多いです。日本人の学生で自分流の発音で覚えてしまう人が多いのは筆記試験が多いということに加え、英語の綴りが理にかなっていないためでもあります。小さい頃から映像教育などを通して目と耳を使って音とスペリングを一致させることができると、将来の学習もスムーズになります。

「幼児期の英語教育の効果を高めるには」

●親子で取り組む


狭い世界に生きている子どもにとって親は社会に出る前のお手本なので、お父さんやお母さんがやっていることを何でも真似します。これは英語教育でも同じです。もしも親が英語のチャンネルを付けっ放しで何もフォローアップをしなかったり、英語のクロスワードだけ与えて全く助けてあげなかったりすると、子どものモチベーションは上がりません。
親が頑張っている姿を見せることで子どもも一緒に学習するようになります。横について一緒に取り組んであげることで、子どものやる気の芽生えにつながることも多いです。普段いくら日本語しか使わない日本人でも、義務教育で覚えた英語を少しは覚えているはずです。子どもの知らない新しい単語を教えてあげるなど、できる限りのサポートをしてあげるようにしましょう。

●英語を好きな気持ちを育てる


皆さんも学生時代に苦手な科目がひとつやふたつはあったと思います。授業のやり方が合わない、理解が追いつかない、先生が嫌いなど理由はさまざまあると思いますが、一度苦手意識や嫌悪感を持ってしまうとそれ以上前に進むのが困難になってしまうというのは、おわかりいただけるのではないでしょうか。
子どもが一度英語嫌いになってしまうと、なかなか身につかなくなってしまいます。義務感で学ばせるのではなく楽しんで学習してもらうのが一番大切なことです。子どもの成果を褒めてあげたり、ゲームなど楽しめるような教材を活用したり、苦手意識を持たせないような対策をしてください。

●継続する


早期教育の学習効果が現れるのは、英語学習を中途半端にやめず長期間継続しているご家庭がほとんどです。幼児期に英会話教室に通わせるだけでなく、その後も続けて学ばせることが重要です。
通っている英会話教室が子どもに合っているようだったら、年齢に合わせてクラスを変える、英検®やTOEFL®など試験を受けさせて学習のモチベーションを維持する、など継続して続けられるよう工夫しましょう。
自発的に継続して勉強してもらうためには「英語が必要である」という意識を持たせることも大切です。普段英語を使う環境が周りにない子どもは「どうして英語を勉強しなくてはいけないの?」という疑問を抱いてしまいがちです。過去に留学や海外渡航した経験のある方は自分が体験した話をしてあげて、英語を話せるということがいかに大切なことなのかということを教えてあげてください。

「効率的に英語勉強の効果を高める」

いかがでしたか?英語の早期教育における重要なポイントや具体的な学習方法、そして効率的に英語教育の効果を高める方法について解説してきました。長期休暇を利用した短期留学や海外旅行、ボランティア活動、海外支社への赴任など、将来的に子どもたちは英語を使う機会に恵まれています。逆に言えば日本語しか話せない教育は子どもの将来の可能性を狭めてしまうということでもあります。自分の能力を活かして世界に羽ばたいていけるような子どもを育てるためには、英語の早期教育は非常に重要です。ぜひ皆さんもこの記事を参考に、お子さんと一緒に英語を学んでみてはいかがでしょうか?

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