英語学習に遊びを取り入れて楽しく学ぼう! おすすめゲーム8選
2021.03.01
シェーンでもお子さまの英語のレッスンには、ゲームが取り入れられています。英語教授のひとつに、楽しく遊びながら身につけるというものがあります。ゲームには、一瞬にしてお子さまを英語の世界に引き込む力があります。ゲームは英語学習には欠かせないアイテムのひとつ。遊びながらも、英語を使い、お子さまの記憶の定着にも有用な手段です。ここではご家庭でできるゲームを7つご紹介します。

目次
なぜ英語学習に「遊び」を取り入れると良いの?
英語は言葉ですので、実際に「使って」覚えることが大切です。特に小さなお子さまは、机に向かって単語帳を覚えるよりも、遊びの中で自然と英語を口にする方が、学びにつながります。
また、遊びながら学ぶことで「英語=楽しい」というイメージが定着し、長く英語に親しむモチベーションにもなります。遊びの中には「聞く」「話す」「読む」「書く」といったスキルをバランスよく伸ばす要素が含まれているため、総合的な英語力の育成にもつながります。
年齢別に見る!英語ゲームの選び方のポイント
お子さまの年齢によって、楽しめるゲームや習得できる英語レベルには差があります。以下を参考に、年齢に合ったゲームを選びましょう。
未就学児(3~6歳)
この時期は「音」や「リズム」に興味を持つので、歌やリズムゲーム、簡単な絵カードを使ったゲームが効果的です。親子で一緒に体を動かす遊びもおすすめです。
小学校低学年(6~9歳)
基本的な英単語に触れる時期です。しりとりやサイコロゲームなど、「単語を使う」ことが自然と身につくようなゲームが適しています。
小学校高学年(10~12歳)
文章や短い会話にも慣れてきます。なぞなぞやクイックファイヤークイズのような、少し考える要素のあるゲームが向いています。お子さまの性格や英語経験にもよりますが、年齢に合わせてゲームを選ぶことで、より高い学習効果が期待できます。
おうち英語をもっと楽しく! ちょっとした工夫で学びが変わる
ゲームを取り入れるだけでなく、日常の中に英語を取り入れる工夫も効果的です。たとえば以下のような工夫をしてみましょう。
おもちゃに英語で名前をつける(例:「これはTeddyだよ」)
英語の絵本を読み聞かせする
食事中に「What do you want to eat?」など簡単な英語で話しかける
こうした積み重ねが、ゲームの効果をさらに高めてくれます。英語を特別なものではなく、日常の一部として感じられるようになると、お子さまの英語力は自然と育ちます。
英語学習に取り入れたい遊び・ゲーム【しりとり】
英語でもしりとりは楽しくできます。遊びながら語彙力を高めることができる、定番の単語ゲームです。
英語しりとりの遊び方
ルールは日本語とほとんど同じです。たとえば apple の次は e で始まる単語、egg などをつなげます。最後の文字が x や z のように難しいときは、別の単語でやり直してもOKです。
どこででもいつでもできるゲームですが、英単語をたくさん知っている小学校高学年にはかないそうにありません。小学校低学年のお子さま、未就学児のお子さまでも、絵と単語を書いたカードを作りながら、ゲームに参加できるようにしてあげれば楽しめます。英語の文字を書くことで、英語学習のモチベーションを高めてあげることもできそうです。パパとママに負けないくらい英語力を目指しましょう。
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英語学習に取り入れたい遊び・ゲーム【早口言葉】
英語にも早口言葉(tongue twister)があります。英語の発音やリズムに慣れるのにぴったりの練習方法です。発音が似た単語のくり返しでできており、遊びながら英語らしい音に親しめます。
英語の早口言葉にチャレンジ
ここではイギリスのマザーグースから、子どもでも楽しめる3つの早口言葉をご紹介します。
She sells sea-shells on the sea shore.
彼女は海岸で貝殻を売っています。
Peter Piper picked a peck of pickled pepper.
ピーターパイパーは、ピクルスにしたコショウのペックを選びました。
Betty Botter bought some butter.
ベティ・ボターはバターを買いました。
最初は s の音、次は p、最後は b の音がくり返されています。それぞれの発音を意識しながら、ネイティブの音声も参考にして練習してみましょう。
英語学習に取り入れたい遊び・ゲーム【なぞなぞ】
英語のなぞなぞは語彙力だけでなく、英語で考える力やユーモアも養えます。楽しく会話の練習にもつながります。
英語のなぞなぞを楽しもう
身近な単語を使った、簡単ななぞなぞから始めてみましょう。
Q: What has hands but cannot clap?
手があって拍手ができないものは何だろう? A: A clock.(時計)
Q: I have legs but cannot walk. What am I?
脚はあるのに歩けないものは何でしょう? A: A chair.(椅子)
英語で出題したり、答えたりすることで、自然に英語に触れることができます。
英語学習に取り入れたい遊び・ゲーム【サイコロゲーム】
シェーンのレッスンでもサイコロの目に合わせてゲームを行っています。ここではご自宅でもできるゲームをご紹介しましょう。
パパとママと一緒にゲーム
サイコロ振って出た目の数字の英単語を、家の中から探しましょう。例えば3が出たら3つを英語で探します。これをくり返し、同じ英単語が出たら負けです。室内にあるものをいくつ英語にできるか、勝負しましょう。居間でゲームするならtable, chair, sofaなどの大きなものは出そうですね。テーブルの上のmobile phone、飼っている犬や猫、テレビに映ったものなど、いろいろと探しながらみんなで楽しめます。
シェーンのレッスンでもサイコロの目だけ進めるゲームを、クラスメートたちと競って楽しみます。サイコロの目の数字をホップ(片足でとぶ)、スキップする、ジャンプするなどして、講師が英語を取り入れながらレッスンを進めていきます。
英語学習に取り入れたい遊び・ゲーム【カードゲーム】
記憶力が勝負の「キムスゲーム」。英語の語彙や集中力を鍛えるのにぴったりです。
キムスゲームの遊び方
最初に問題を出す人を決めます。問題を出す人は、英語でものの名まえが書かれたカードを6枚程度選んで、他の人たちに見えないところでランダムに並べます。
並べたカードに布をかけて、答える人たちの前に出します。制限時間を例えば1分と決めたら、その時間はカードから布を取って見せます。1分で何のカードがあったか、回答者は答えなければなりません。
1番覚えていた人がゲームの勝者です。もちろんカードは英語で書かれていますので、英語で答えます。
英語学習に取り入れたい遊び・ゲーム【クイックファイヤークイズ】
テンポよく英語の質問に答えていくゲームです。瞬発力と思考力が鍛えられます。
クイックファイヤークイズの楽しみ方
たとえばカードを見つけたら、What is it? や What colour is it? などの質問に英語で答えるようにします。慣れてきたら Do you like~? や Can you~? なども加えて、会話の幅を広げていきましょう。
次々と質問を投げてあげることで、会話力と反応力が身につきます。親も一緒に英語を使うことで、子どもにとって「英語は家族で使う楽しい言葉」として浸透していきます。
英語学習に取り入れたい遊び・ゲーム【スナップゲーム】
イギリスで人気の絵合わせカードゲーム。単語と絵の一致を覚える力が身につきます。
カードの絵が見えないように人数分配ります。
順番を決めて1番目の人が持っているカードの絵の名を言って、絵が見えるように真ん中に置きます。次の人も同じようにカードの名を言い、カードを置きます。
同じ絵が2回続けて出されると、「Snap!」と言い中央のカードをタッチします。1番早くタッチした人がカードを全てもらえます。最後に全てのカードを手に入れた人がゲームの勝者です。
まとめ:遊びながら、自然に英語を身につけよう
英語は知識として「覚える」だけでなく、日常の中で「使う」ことで身につきます。今回ご紹介した7つのゲームは、どれも楽しみながら英語力を育てる工夫が詰まっています。
「ゲームで遊ぶだけで大丈夫?」と思われるかもしれませんが、遊びの中にこそ、本物の学びがあります。楽しさを感じながら身につけた単語やフレーズは記憶に残りやすく、子どもたちの「もっと話したい」「わかるってうれしい」という気持ちを引き出します。
ぜひご家庭でも、英語のある毎日をつくるきっかけとして、今回のゲームを活用してみてください。そして、お子さまの「英語って楽しい!」という気持ちを大切に育ててあげてください。
もっと本格的に英語を始めてみたい方は、シェーンの無料体験レッスンもぜひご活用ください。遊びと学びを両立したレッスンが待っています!