英語の習い事に通うメリット・デメリットと英会話教室を選ぶポイント

2021.08.30

子ども英語

お子さまに英語力つけさせたいと思いますか?
自分たち親世代が英語に苦労していると、子どもたちには英語が自然と話せるようになってほしいと思うものです。最近では臨界期という言葉もよく見受けます。発達途上の幼少期にこの期があり、その能力を自分のものにできるかどうかのとても大切な時期と言われています。
英語を母国語としない日本人が、英語教室にいつ頃から通うのが理想的なのか、幼児から英語を習って効果があるのか、ここで早期英語教育についてご紹介していきましょう。

子どもに英語の習い事をさせるメリット・デメリット

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英語を0歳から習っているお子さまも増えています。習うおすすめは3歳から4歳、それとも6歳、何歳からか上達する年齢なのでしょうか。それとも早いうちの英語ってデメリットなのでしょうか。気になるところです。

メリット

英語は聴覚器官が目覚ましく発達する、幼児期に習うのが理想的とも言われています。確かにバイリンガルやトリリンガル、二か国語三か国語を操る人たちは、幼い頃にその語学を習得しています。それは耳。言語を獲得しようとする時期には、その能力は最大限に力を発揮しようとしているところ。幼児期に英語を始めて悪い理由はなさそうです。

デメリット

日本語が未熟なうちに、英語を習わせるには混乱するのかもしれないとのご懸念も確かにあります。でもご家庭で話しかけている日本語に、英語が入ってもお子さまたちは、混乱したりはしません。お子さまたちはきちんと日本語と英語を聞き分けて、認識しています。ただし、バイリンガルのように相当たくさんの時間で英語の環境ではない限り、英語は第二言語として吸収されています。でも幼児期の耳には、ネイティブの英語の発音は、着実に刻まれます。
もし英語の幼児期に始めるデメリットがあるとすれば、嫌々英語の時間を作ることや、嫌いなのに英語教室に通わせることです。お子さまにとって英語が好きになることが一番の上達への道になります。お子さまには日本語の好き嫌いはありません。1日ずつ新しい日本語を自然と覚えています。英語も同じように楽しく毎日単語に触れていけばデメリットになることはありません。
5歳くらいになると自我も芽生え始めてきます。自分たちとは違う言葉を話す人たちの存在に気づき、英語でのやりとりをしながら、お子さまの感受性を養います。英語に出会うことで、その時期だからこそ気づける。さまざまなことが期待できそうです。

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英語の習い事を始める際のポイント

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ではお子さまには、どんな英語教室がよいのでしょうか。オンライン英会話、プリスクールも最近ではとても人気です。英語を習わせるためにチェックすること、間違いない英会話教室の選び方を考えていきましょう。

カリキュラム

その英会話教室のレッスン内容がどんなものなのか、確認してみましょう。クラス分けや、教材の内容、レッスンの流れも大切です。幼少期は英語を詰め込むだけのレッスンでは、子どもたちは英語に疲弊してしまいます。楽しく、英語学習のカリキュラムが充実しているところを選びましょう。
選ぶポイントは年間の授業計画、数年を通してどうやって英語を習得していくかの学習過程、カリキュラムがその英会話教室にあるかどうかです。

講師のレベル

その英会話教室には、どんな先生がいるのか、その先生たちは英語を指導できるのか、周辺のスクールの評判も併せて調べてみます。英語のネイティブ講師が指導する教室やスクールもあれば、日本人講師が英語を教えるところもあります。ネイティブが英語で直接教えるだけでは、無理だと思われるようでしたら、日本人講師のレッスンもおすすめです。

子どもとの相性

その英会話教室とのお子さまとの相性も、とても大切なこと。お子さまと講師がレッスンをスムーズに進めていけるのか、体験レッスンなどで確認できるところもあります。また、季節ごとのイベントに参加できる英会話教室もあるので、お子さまの様子を見て確認してみましょう。オンラインイングリッシュなどのお試しレッスンもあるようですので、検討してもいいかもしれません。

費用

その英会話教室の授業料も、選ぶポイントの1つです。今ではなくなりましたが、かつては多額の前受金を入学時に取るところもありました。お子さまの英語学習は継続しやすい月謝制が、将来のためにもおすすめです。これからのお子さまの学費や習い事なども考慮し、無理せず通い続けることのできる英会話教室の授業料を確認していきましょう。

ロケーション

通いやすいのはやはり家か、学校の近くの英会話教室が一番です。小学生になればだんだんと送り迎えなしで、1人で通うことになりますので、ご自分のコミュニティから離れないロケーションから選んだ方がよさそうです。またお仕事の都合で転勤などもあるかもしれません。全国的に展開している英会話教室では、転校手続きも簡単にできます。その点も考慮しましょう。

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シェーン英会話の子ども向けレッスン

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シェーンは1977年の創業からネイティブ講師によるレッスンを行っています。英語を英語で教えるためにはスキルも必要。ネイティブ講師たちはどんなレッスンをしているのか、ご紹介します。

ネイティブ講師によるレッスン

シェーンの講師たちは最初に英語が「楽しい」ことから教えます。お子さまたちは楽しいことは続けます。歌やゲームなどのアクティビティを取り入れながらレッスンを進めていきます。日常的な挨拶、単語から簡単なセンテンスを身につけながら、英語の力を養います。英語だけで教えるトレーニングを積んだ、シェーンの講師だからできるレッスンを提供しています。
また小学生からは日本人講師による、英検®準備のレッスンも開講しています。ネイティブ講師のレッスンで英語の耳を鍛え、日本人講師のレッスンで読み書きの力を培えるよう、コンビネーションレッスンがおすすめです。

独自のカリキュラム

シェーンでは、「英語」を「英語」で指導することを創業時より続けています。英語を母国語としない日本人との長年のレッスンを通じて、練り上げたカリキュラムと、年間の授業計画に則って制作されたオリジナルテキストを使ってレッスンを行っています。日常で使う会話を中心に、フォニックスで文字と音の関係を身につけることをはじめ、体系立てた英語の習得を目指しています。

習熟度に合わせたレッスン

2歳のお子さまから、レッスンを行っているシェーン。小学生からは英語学習の経験も考慮しながら、年齢と習熟度に合わせたレベル分けをしています。くり返し学ぶことで、英語での円滑なコミュニケーションをはかり、自分たちの英語表現が文章にできることを目指しています。

英語を身につけた先にある、コミュニケーションの力

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英語が話せるからといって、英語の達人になったわけではありません。英語はコミュニケーション。相手がいて初めて成立するものです。
英語を話す人たちの背景をも含めた異文化理解に努め、英語でのコミュニケーションすることの楽しさや喜びがわかっていくと、英語を習得した甲斐も見えてきそうです。人生はより多くの、楽しみと喜びにあふれています。いつも英語のアンテナを更新し、英語によってその世界が広がることを願っています。