夏休みの自由研究で「英語力」アップ!英語にまつわる自由研究のアイディアの紹介!

2023.06.15

子ども英語

夏休みの宿題、今はあまり出ないとも聞いたこともありますが、長い夏休みは何かとじっくりと学べる絶好の機会です。特に自由研究の宿題があれば、そのテーマから考え、そのための準備の計画をお子さまがしなければなりません。こんな時に英語の自由研究、やってはいかがでしょうか。でもどんなことをするのか、まずはメリットから調べてみました。

英語にまつわる自由研究のメリット

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英語での自由研究なんて大人でも難しそうですが、英語で考える力をつけるには好い機会になりそうです。

英単語が身につく!

英語で何かをするのですから、そのためにわからない単語を調べることになります。自分で調べた単語は勉強とは違って覚えているものです。英語の自由研究をすることで単語力が身につくことは確かです。

友だちと差をつけられる!

どんな自由研究の題材にしろ、日本語で書かれたものが大半です。それを英語で考えたなら、お友だちにも一線を画すことができそうです。英語でやったという満足感も得られ、英語の自由研究、やる価値は十分ありそうです。

パパやママといっしょに考える機会を作って英語を楽しむことで、夏休みの自由研究のさらなるメリットも生まれそうです。


英語の自由研究のアイディアを出す

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ではどんな英語の自由研究にしていくのか、考えていきましょう。英語で何をやるか、お子さまの興味のあることにすると、お子さまも楽しく自由研究ができそうです。

英語でなぞなぞづくり

英語のなぞなぞなんて、ハードルが高そうですが、簡単に考えましょう。英語でやることに意味があるので、なぞなぞの難易度は関係ありません。例えば、
 

「それは丸いものです。私たちは夏によく食べます。それは赤くて甘いもので、海辺のゲームで使います」

この日本語を英語に変えていきます。答えももちろん英語でwatermelonと記しましょう。身近にあるものは英語のなぞなぞにしやすくなります。フルーツや野菜をはじめ、動物もなぞなぞ作りに使えそうです。

以前シェーンのお役立ち情報で、英語のなぞなぞをご紹介したことがあります。ネイティブスピーカー用なのでちょっと難しいのですがご参考までに。でもそのまま使ってはダメですよ。自分で英語にすることが大切です。

子どもの英語力アップに使えるなぞなぞ!脳の運動にもおすすめ
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英語で絵日記

夏休みに家族や友だちと出かけた時のこと、毎日のいつもしている出来事を英語で書いてみましょう。間違えてもいいので、その日したことを英語にすること。絵日記を英語で書くことが目的です。わからない単語を一覧にして書きつづっていけば、絵日記とオリジナルの英語のテキストみたいな1冊に仕上がるかもしれません。こんな英語の絵日記が完成すれば、自由研究としての完成度がグっと高まります。
 

英語で読書感想文

読書が好きなら、読書感想文を英語で書いてみましょう。日本語の本でも英語の本でも構いません。読書することで国語力と英語力、感想文で英語力と、どちらも鍛えられるのでオススメできるのが読書感想文です。
 

身近にある植物や虫、動物を英語で紹介する

身近に咲いている草花の名まえは、意外と知らないはず。それを英語で紹介する記事を書いてみましょう。昆虫や動物を調べながら新しい発見もあり、楽しく英語に触れられます。

植物の英語は以前シェーンのお役立ち情報でご紹介したことがあります。野花や野草は難しいので、お庭や鉢植えの草花を調べてみましょう。

Plants in the UK 「つつじ」は英語で何でしょう? 77の植物の英語表現をご紹介
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英語のレシピを作ってみよう

料理好きならレシピを英語で書いてみましょう。「焼く」「混ぜる」を英語で、また材料を「切る」英語もたくさんあります。例えば材料を「切る」英語はcut/切るだけではなく…
 

chop/細かく切る
slice/肉やパンなどを薄く切る
dice/野菜などをさいの目に切る

調べると材料を「切る」英語はもっと出てきそうです。興味を持って英単語を調べたり、また実際に親子で一緒に料理を作ったりと、夏休みの思い出作りをしましょう。

英語で考える、英語で調べることが、英語の習得につながる

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自分から英語でアウトプットする機会は確かにあまりありません。夏休みの自由研究をきっかけに、これからも英語で考えるクセをつけるようにしていくと、スピーキングとライティングのスキルを培うことができます。受け身で英語を聞いているばかりではいけません。

小学英語の授業にはプレゼンテーションの時間も設けられています。日本人が英語のアウトプットがより円滑にできるように、小学英語教育も変わろうとしているようです。

人が母国語を獲得するのは周囲の言葉を聞き続け、発話することにたどり着くことから始まります。その言葉の意味を理解しようとし続け、単語からフレーズへと話す力を培っていきます。やがて読み書きができるようになっていきますが、読み書きは教育なしでそのスキルを身にはつけることはできません。

逆に第二言語や第三言語以上の習得は、母国語とは違い、学んでいかないと自然と身につくことはありません。私たち日本人は英語を第二言語として学ばないと、残念ながら習得することはできません。英語力をつけるには英語に真正面から向き合い、時間をかけて身につけること、第二言語の習得はそれしか方法がないと思われます。

そして語学の習得はインプットとアウトプットのバランスも大切です。自然なアウトプットは英語でいつも考えることがキーポイントになります。英語を調べ、英語で表現することを続けていってください。

この夏休みの英語の自由研究がそのきっかけになれば、もっと英語の世界が広がっていくことでしょう。