小学生向け・英検®️5級対策 親子で無理なく合格を目指す方法英検®対策の基本

2021.10.11

子ども英語

英検®️5級は英語学習の入り口です。最近は、小学生から英検対策を始めているお子さまが増えてきています。小学生の英検®受験者も40万人を超え、早期英語教育熱もあって英語力の基礎を固めるために、小学生の英検®受験の人気もここ最近特に高まっています。この機会にお子さまの英語レベルを確認しながら、予想問題を解く勉強を始めることを考えてみませんか。親子で英検®の合格点を目指し、英語への理解を深めていきましょう。

小学生が英検®️5級を受験する際に知っておきたい基礎知識

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まずは英検®と英検®️5級がどんな試験内容なのかをご紹介します。英検®は日本人の英語力を高めるために、1961年に創設された、日本英語検定協会が実施している英語の能力証明テストです。半世紀以上にわたって日本人の英語教育の発展を担い、日本では一番認知されている検定試験が英検®です。

英検®️とは?

英検®️は英語の4技能の能力を確認できる、「実用英語技能検定」の通称。1級までの7つのレベルは5級から始まり、4級、3級、準2級、2級、準1級、1級と続いていきます。大人になっても挑戦し続けられる英検®は、文部科学省後援の元に創設され、60年以上にわたって実施され続けています。一定の英語のレベルをはかれるため、私立中学では5級以上を持っていると、優遇措置が取られる場合もあります。

英検®️5級のレベル

英検®️5級は、中学で学ぶ初級レベルになります。一次試験は筆記試験とリスニング試験があり、短い英語の文章や会話文を読んで解答していきます。穴埋め問題や並べ替えなどの問題を解くリーディングの筆記試験が25分、問題文を聴いて答えるリスニング試験が20分ほど行われます。いきなりリスニング問題はハードルが高そうですが、イラストを見ながら答えることができるテストです。英検®5級は、お子さまの英語力を確認できる最初の試験になります。英語の基礎を学んだ小学生なら、十分英検®5級の合格は目指せますが、低学年よりは小学校中学年で受験を検討し始めるのがよさそうです。

小学生は英検®️何級を目指せばいいの?効果的な勉強法は?

小学生向け・英検®️5級の対策

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英検®️5級の合格のためには、どんな学習方法があるのか考えていきましょう。英検®5級の受験は、英語学習を1年続けてから受験するのが望ましいと言われています。いきなりの英検®受験勉強は避けて、まずは英語の基本を学び、英語の基礎を固めた後で5級の受験対策に入っていきましょう。英語の基礎を学んだ後にできる、英検®合格のための学習方法について、次にご紹介します。

5級レベルの問題を解く

英検®️5級の予想問題ドリルなどの英検対策の参考書の答えを出しながら、合格ラインを目指していきます。実際の英検®の問題を解くことで、お子さまの英語の習熟度がわかり、受験のための問題点も洗い出すことができます。英検®には過去問レビューのための単行本等が数多く出版されていますが、英検®5級の過去の問題は、日本英語検定協会のサイトからダウンロードできますので、その問題を解く練習をしていきます。

英単語と文法を習得する

英検®5級で出題される英単語や熟語は、しっかりと身につけていくことが大切です。英検®️5級の単語力をつけるために、英単語帳を作り、お子さまといっしょにいつも覚えることをおすすめします。熟語を使ってクイズのように質問し、ゲームのように楽しみながら、お子さまと英語学習を続けてみましょう。英語の短文や会話文を取り入れながら、リーディング力と、文法事項を自然と身につけられるのが理想的です。親子で英検®5級で出題される問題を解き、親が文法の説明をしてあげることで、お子さまのも英語に関心を持ちやすくなります。

リスニングスビーキン対策をする

英語を耳で聴きながら、リスニングの学習も始めてみましょう。オンライン英会話やCDなどを活用して、英語の耳を育みます。英語の音に慣れ、聴こえてきた英語の音をアウトプットし、スピーキングの練習も併せてしてみます。リスニングの英語の音はネイティブの英語がおすすめです。

試験のイメージトレーニングをする

英語の基礎を固めたら、次に英検®️のための試験を準備します。英検®️5級の過去問題を解き、本番のように試験を体現してみます。スコアを確認し、できなかったところの強化するための勉強を続けることも併せてしていきましょう。問題集や、ドリルを解きながら、試験の時間配分も確認することも必要です。

小学生から始めたい、シェーンの英検®️5級対策

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シェーン英会話でも小学生のお子さまたちが、英検®️対策の学習をしています。英検®️対策に特化したレッスンもご用意しています。英検®️の合否のための商品はとても人気で、小学生低学年から英検®準備として、英語の読み書きを強化するレッスンを始めています。

シェーン英会話の英検®️対策の特徴

シェーンはお子さまから大人の方まで、1977年の創業時からネイティブ講師がレッスンを行っています。2才のお子さまから、ネイティブ講師の英語を聴きながら、着実に英語のリスニング力を身につけていきます。英語の基礎を固めるために、小学校低学年から、日本人講師の読み書きのレッスンを併せて受講するお子さまたちが、シェーンには大勢いらっしゃいます。ネイティブ講師と日本人講師のレッスンを併せて受講することで、バランスよく英語のスキルを高めています。

英検®️5級対策のレッスン内容

英検®5級対策のレッスンでは、英語の基本的なルール(文法)を知ることから始めます。毎日の挨拶、自己紹介にも英語のルールはあります。それをきちんと押さえながら、さまざまな英語表現に触れていきます。インプットをアウトプットに変えていくために、実際にたくさんの英語表現も使いながら、スピーキング練習も積み重ねます。 英検®5級の出題内容に沿った教本を使い、実際に英検®受験の問題も解いていきます。日本人講師が指導するレッスンはお子さまたちにもわかりやすく、習得状況を確認しながらレッスンを進めていけます。

英検®5級を小学校1年生が合格するには? 級のレベルと学習のポイント

英語が好きになるためには

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日本人の英語学習は受験のためだったりして、詰め込み型の学習が続いていました。英語の音読はできても、英語でのコミュニケーションが覚束ないのでは、英語をまだまだ楽しめてはいません。英検®の合格率ばかり気にして、テストの選択肢問題ばかりを解いても、英語のコミュニケーションは手に入れることはできませんでした。テストのために7日間で覚えたことは、7日も経たないうちに忘れてしまうものです。英検®️の学習も詰め込むことだけはおすすめできません。

英検®のテストはクイズではないのですから、受験対策の勉強を続けることをしていても、英語の基本を理解していなければ、何にもなりません。またお子さまには英検®️の合格強いることも、英語習得には逆効果になります。英検®の合格が英語学習の弾みになればいいのですが、不合格だった場合は英語から遠ざかってしまうことも考えられます。

英語はコミュニケーションです。相手がいて伝わる言葉を持つことで、テストだけでははかれないスキルを要します。日本人が受験英語に夢中になって、英単語や熟語などを数多く詰め込んでいても、コミュニケーションがはかれない痛い思いがあったはずです。英語を学ぶことはテストの合格が目標ではありません。お子さまたちには、英語で話せる楽しさをまずは知ってもらい、英語が好きになることが上達につなげていくことをおすすめします。