初心者必見!600点を目指すためのTOEIC®勉強法|効率的な学習法とスコアアップの秘訣を徹底解説
2025.06.12
英語学習者にとってTOEICは英語能力を示す指針でもあります。また目標スコアを決めてその対策をしていくので英語学習のモチベーションにつながります。今回は初めて受験しようと考えている高校生、大学生、社会人の方々に、
TOEICってどんなテスト?
スコアアップにはどのくらいの時間が必要?
おすすめの勉強法はどんなものがあるの?
などなど、今回はTOEICがどんなテストなのか、からご紹介していきましょう。またスコアアップするためのTOEICテスト対策も併せて考えていきます。
目次
TOEIC®テストのご紹介
まずはTOEICテストがどんなものか知りましょう。TOEICテストは免許でも資格でもありません。その人の英語の能力がどの程度なのかをはかってくれるテストです。ではどんな内容のテストなのでしょうか。
TOEICってどんなテスト?
TOEICは日本では1979年から行われている英語のコミュニケーションの能力テスト。合否ではなくスコアでその人の能力をはかります。そのスコアは2年間有効となりますが、いつでもスコアアップできる態勢を自分のなかにいつもスケジュールしていくことも必要とされます。
今のTOEICはリスニングとリーディングテストとスピーキングとライティングテスト、スピーキングテストに分かれています。自分に合ったテストはどれかを見極めてみましょう。
またオンラインでできるTOEIC®L&RテストのIPテストもありますが、こちらは公式の認定証は発行されません。履歴書にはIPテスト○○○とスコアは記載できるようです。
TOEICを受験するためには
日本では年10回受験の機会が設けられています。受験料は税込7810円。後は受験勉強を積み重ねた受験者がいればOKです。テストの申し込みは公式サイトから受付しています。
TOEIC受験の前にやることとは
どんな目標で英語を学習するのかを考えてみましょう。英語能力を証明するにはまずは英語が聞き取れないと始まりません。まずTOEICテストを始めようとする方には、TOEIC®L&Rテスト―リスニング&リーディングのテストをおススメします。
次にTOEIC®L&Rテストのスコアアップに必要な勉強時間を調べてみました。
TOEICで目標スコアに到達するために必要な勉強時間
初心者でどれくらいのスコアを目指したらいいのでしょうか。日本人は英語の文法などの基礎がありますから、中級レベルは目指したいところです。
TOEIC 100点アップのための勉強時間
一般的にTOEICのスコアを100点アップするための英語学習時間は、200時間から500時間を要すると言われています。200点アップならその2倍の400時間から1000時間、300点アップでは600時間から1500時間。なかなかその時間をつくるのはハードルが高そうです。
次に自分のレベルがどれくらいなのか想定してみましょう。
TOEIC®L&Rテストのレベル
TOEIC®L&Rテストではリスニングが100問45分間、リーディングが100問75分間で解いていかなければなりません。レベルは次の通りです。
470点~
初級から中級レベルのスコアです。相手の話す英語がだいたい理解できますが、コミュニケーションまでは少し遠い感じです。
730点~
中級から上級レベルのボーダーラインがここです。英語での仕事も就けるレベルですので、この辺りよりやや下くらいまで目指してみましょう。
860点~
上級レベルの人はこれ以上のスコアを取っています。860点超えればネイティブスピーカーのレベルに近づいています。
TOEIC®L&Rテストの勉強は、その受験テクニックを身につけることがスコアアップの鍵となります。次にどんな受験勉強をしていくか考えていきましょう。
TOEICのスコア上げるための効率よい勉強方法とは
TOEICのスコアを上げるための効果的な勉強は、学習時間を増やしていくことです。受験勉強を習慣にし、いつでもどこでもできるようにしていきましょう。
TOEICの勉強のための時間配分を考える
日々の積み重ねがTOEICテストの英語学習には不可欠です。500時間確保するには1日17分の受験勉強を続けて30日、約1カ月で達成できます。それ以上のスコアアップを目指すなら30分、1時間と、学習時間のギアを上げていくことが必要になってきます。
TOEICの勉強をする時の注意することって?
TOEIC®L&Rテストの受験準備には最低でも3カ月はほしいところです。無理なく自分に合った方法で勉強時間を積み重ねていく態勢を整えます。
受験勉強を毎日習慣に取り入れる
毎日の隙間時間を見つける
英語の楽しさを見つける
毎日どの時間に受験勉強時間を取り入るか、自分の1日のタイムスケジュールにTOEICテストのための時間を見つけていきます。それが起きてすぐなのか、通勤時間なのか、お昼休みなのか、寝る前なのか、自分に適した時間を決めていきましょう。そして一番大切なことは詰め込みで勉強しないこと。英語漬けの生活がイヤになってしまったら、元も子もありません。英語の楽しさを見つけて学習を積み重ねることが、英語学習のキーポイントになります。
TOEIC受験勉強のポイントとは
TOEIC®L&Rテストに出てくる単語や過去の問題は、公式サイトから確認することができます。リスニングとリーディングをパート別に問題の確認をしてみましょう。全てが英語で出題されます。その出題傾向を知ることも大切です。
一番大切なのはTOEIC®L&Rテストは時間が限られていることです。制限時間に解答するそのための受験テクニックを身につける必要もあります。答えられそうな問題から取り組む、ひっかけ問題を察するなど、時間内の解答スケジュールを自分なりに構築できることが最重要課題です。前置詞、品詞、動詞活用に加え、よく使われる表現をしっかりと身につけて、テストに臨めるよう日々の勉強を続けていきましょう。
TOEIC®L&Rテストの内容
リスニングとリーディングで出される内容変わります。どんな問題が出るのか確認してみましょう。
リスニングセクション
4つのパートに分かれているリスニングセッション。合計100問を45分間で解答します。
パート1
One Picture/写真の描写について出題されます。音声を聞いて答えを4つの中から選びます。
パート2
Question-Response/質問を聞いてそれに合う英文を選びます。
パート3
Short Conversations/会話を聞いた後、質問に合った答えを選びます。
パート4
Short Talks/ナレーションを聞いて、質問に合った答えを選びます。
リーディングセクション
3つのパートからリーディングの問題は出されます。設問は合計で100問、75分で解答していきます。
パート5
Incomplete Sentences/英文を読んでから、空欄になっている答えを選びます。
パート6
Error-Recognition/例文のところどころに引いてある空白箇所の答えを選びます。
パート7
Reading Comprehension/英文を読んでそれぞれの質問に合った答えを選びます。
解答する時間を配分する戦い、それがTOEIC®L&Rテストです。より多くの英単語と慣用句、英文法をしっかりと叩きこまないと答えに窮してしまいます。
またTOEIC® L&Rテストは問題数が多いのが特徴です。しっかりじっくり問題を読んでいたら、あっという間に時間切れになってしまいます。Part6と7の長文読解問題のボリュームも増えている傾向です。長文読解問題はただでさえ時間がかかります。文章を流し読みしながら英文を理解する力も必要になってきます。
流し読みにはスラッシュリーディングがおススメです。スラッシュリーディングとは意味が区切れる位置に、スラッシュを入れて読んでいく読解方法です。英語の語順のまま英語の意味を理解するもので、読解のスピードアップになります。
今から始めるTOEIC®L&Rテスト受験対策
ではTOEIC®L&Rテストのどんな受験対策ができるか考えていきましょう。英語学習はとにかく英単語を少しでも多く身につけていることです。まずは単語帳を活用してみます。
単語帳の活用
単語帳はできればデジタル教材ではなく手で書いたものを使います。手で書くこと、単語帳をめくる行為が記憶の定着を促します。TOEIC®L&Rテストによく出る単語は全て覚える覚悟で続けます。
リスニングは音声アプリ等を活用
TOEICのサイトにも過去のリスニングテスト問題も挙がっています。ここでテストの練習も兼ねて実際の英語の音を耳に馴染ませます。他にもいろいろな英語教材のアプリやサイトがありますので活用してください。
リーディングの問題を解く
英文はより多く読んで慣れていくことが大切です。わからない単語があっても、前後の英文で推測できるようにして、後で調べた方がその英単語は記憶に残ります。すぐに調べないでまず英文を読むことを続けていきます。
TOEICで証明できる英語のコミュニケーション能力
TOEICである程度のスコアの取得者は、大学受験の際の英語のテストに優遇措置がはかられます。大学や学科によってスコアも変わってきます。対象大学の詳細等はTOEICのサイトでも紹介されています。
また就職活動にもTOEICのスコアは加味されます。新入社員に企業が期待する英語力はTOEIC®L&Rテストでもはかられています。TOEIC®L&Rテスト990点満点中、各企業は最低でも535点くらいのレベルは欲しいそうです。600点台では標準の英語力、800点台ではその人の英語力を高く評価してくれます。
シェーンで始めるTOEIC®L&Rテスト対策コース
シェーンでは日本人講師によるTOEIC®L&Rテストの講座をご用意しています。
日本人講師によるTOEIC®L&Rテスト対策
▼目標のスコア/初級レベル・470点程度
TOEIC®L&Rテストの攻略を日本語で踏まえながら、よく出る会話のフレーズや文法の基礎を学んでいきます。
▼目標スコア/中級レベル・650点程度
正確な語彙力と文法力を身につけることを目指します。TOEIC®L&Rテストによく出る問題を解きながら、コミュニケーション能力の土台を固めていきます。
●情報はこちらTOEIC®L&Rテストはマークシート方式なので、実は英語のテストに慣れている日本人学生たちは高いスコアを獲得できるようです。また4つから選ぶ選択問題なので、まぐれ当たりもあります。テスト感がよい人が高いTOEIC®L&Rテストのスコアを所持していて、仕事で英語のセミナーに参加させてみると、実は英語が聴き取れない、あまり話せなかったと残念な話を聞いたことがあります。
英語はコミュニケーション。実際のネイティブスピーカーたちと相対して英語でのやりとりがスムーズにできなければならないのです。残念一夜漬けの詰め込み勉強だけでは、英語での円滑なコミュニケーションははかれません。
英語に興味を持ち、英語圏の人たちの文化や習慣を知ることでコミュニケーションが弾むことも十分あるのです。英語のスキルだけではコミュニケーションは成り立ちません。英語を話す人たちのベースになっているものをたくさん知ることも英語学習には大切なことです。生きた英語でのコミュニケーションを手に入れるためにも、英語への興味をたくさん募らせてみてください。その興味がTOEIC®L&Rテストの受験対策にもつながるかもしれません。