英語のビジネスレベルとは?仕事で使える英語力を身に付ける方法

2021.09.28

勉強法

「英語のレベルを上げて年収の高い外資系に転職したい」
「英語スキルがあればもっと給与がよくなる」
「TOEIC®の900点以上のスコアがほしい」

英語の仕事の求人には確かに給与の高いものがあります。同時通訳まではいかなくても、真剣にビジネス英会話に取り組みたい方はたくさんいらっしゃいます。でもどれくらいの英語のレベルがあればその仕事を理解でき、業務内容をこなせるのでしょうか。またどうやってビジネスレベルの英語を勉強すればいいのか、効率のよい勉強法が知りたいなど、英語学習の質問はたくさん寄せられます。ではビジネスシーンではどのくらいの英語力が必要か考えていきましょう。

ビジネスレベルの英語力とは?

  • 英語のビジネスレベルとは?仕事で使える英語力を身に付ける方法

実際に英語を使った仕事では、どれくらいの英語力が必要なのでしょうか。ビジネスレベルの英語力って、どれくらいの英語の能力証明できる点数が要るのか、ご紹介していきます。

ビジネスで求められる英語力

 

ビジネスシーンにふさわしい英語でコミュニケーションが取れ、業務上最低限必要なことが英語を使って、会社で1人で業務ができるレベルがビジネスで求められる英語力。ここまでの英語力はどの程度のものなのでしょうか。電話やメール、オフィスでの会話、会議などは英語でしなければなりません。相手との日常会話をこなせる力があり、またその会社や職種に合った、専門用語の習得も必要。さらに日常英会話とは違う、ビジネス英語の表現を身に付けなければいけません。

ビジネスレベルの英語力を測る基準

 

外資系や英語を使う仕事に臨む際は、大抵TOEIC®のスコアが800点以上または、英検®、凖1級以上を必要としそうです。TOEIC®800点、英検®準1級は英語の準上級者レベルですから、かなりのハードルの高さです。さらに会議で流暢に発言するには、さらに高いスコアの英語力が必要になってきます。

TOEIC®のスコアアップに必要な勉強時間の目安 目標達成への道のりは?

ビジネスレベルの英語力を身に付けるには

  • 英語のビジネスレベルとは?仕事で使える英語力を身に付ける方法

どう勉強すれば、ビジネスレベルの英語力を身に付けることができるのか、また独学の学習方法はあるのでしょうか。その学習方法についても考えていきます。

実務で必要な語彙力を身に付ける

 

ビジネスでよく使われる英語表現を徹底的に学び、使えるようにしていきましょう。日常英会話とは違う、言い回しを覚えて活用できれば、さほど難しいことではありません。基本的な文型を覚えて、使うだけです。例えば「しかし」の英語はbutだけではありません。ビジネス英語ではhoweverを使うことが多いようです。Would you…? Could you…? ビジネス英語では丁寧な表現を使うことも必要。いつも心がけていきましょう。 また、業界によっては実務で使われる専門用語は異なります。その仕事内容を想定し、実践的な英語を学ぶ必要がありそうです。仕事の対象となる英語の単語力を高め、専門用語、商品の特徴や使用方法の説明に必要な表現など、具体的な学習も併せてしていきます。業界や職種に応じた英単語帳を作成しいつでも活用できるよう、身に付ける努力を重ねましょう。

隙間時間に学習アプリで学ぶ

 

通勤や昼の休憩時間などの隙間時間を活用し、学習を重なることが、英語学習には重要なことです。英単語の意味のチェック、リスニングなど、短時間でも学習を積み重ね、日々の英語学習の継続をおすすめします。

オンライン教材を活用する

 

オンライン動画、ポッドキャストなどのオンライン教材も活用します。洋画や英語学習の動画を観たり、英語のニュース番組を聞いたりして英語の耳を鍛え、使われている単語や英語表現を身に付けることに努めます。ネイティブの英語に少しでも触れ、インプットを強化することで、アウトプットへとつなげていけるよう学びます。英語でのやりとりも場数を踏み、くり返し練習すれば、スムーズに続けられます。

英会話教室に通う

 

英会話教室では、ビジネス英語を学べる英会話レッスンでフォーマルな表現を身に付け、また外国人との対話力を高めことができそうです。さらに業界別のレッスンも見つけられそうです。ネイティブスピーカーと対話する場を設ける機会を持ち、自然な英語表現と発音を身に付けることができる、それが英会話教室に通うメリットです。自宅からのオンライン英会話に参加する方法もありそうです。

留学する

 

本格的に英語力を高めるには、英語圏の地域へ留学するのが英語上達の近道。日本語ではない丸ごと英語の環境に身を置くことで、学習時間を大幅に増やせます。海外での経験や生活は、今後の実践的なコミュニケーションを高めるために、必ず役に立つはずです。今は行けなくても、留学に必要なTOEFLやIELTSのスコアを上げるための勉強はできます。機会と時間があれば留学することも英語学習の一環としておすすめします。

社会人の英語学び直しにおススメの方法は?英会話スクールの選び方

ビジネスレベルの英語習得に役立つシェーン英会話のレッスン

  • 英語のビジネスレベルとは?仕事で使える英語力を身に付ける方法

シェーンでもビジネス英語のレッスンを開講しています。日常英会話はもちろん、ビジネスシーンで使える英語表現を学べ、シェーンのネイティブ講師が丁寧にレッスンを行います。

シェーン英会話の特徴

 

シェーンでは1977年の創業時からネイティブ講師による、英語を英語で学ぶレッスンを行っています。英語教授の国際資格を持つ講師をおもに採用し、また英語指導ためのトレーニングも重ねています。さらに定期的に生徒さんの習熟度を確認し、英語力の向上を目指しています。

シェーン英会話のビジネス英語の特徴

 

さまざまなシーンを想定した実践的なビジネス英語を学べる教材を使い、シェーンのネイティブ講師と1対1でビジネスコミュニケーションを高めていきます。文章・メール作成、交渉、プレゼンテーションなどで使える英語表現を身に付け、仕事を円滑に遂行できることを目指します。

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英語力を高める機会は今

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適切なビジネスコミュニケーションを手に入れるには、国際理解やビジネスマナーも身に付ける必要があります。英語のスキル、テストのスコアだけでは、円滑な英語のコミュニケーションははかれません。そのためにはより多くの人たちとのコミュニケーションの経験が生きてきます。人を相手に仕事をするのですから、その人の背景にある文化や習慣も大切に考えていきたいものです。

また私たち日本人と同じように、英語を母国語としていない人たちとのビジネスコミュニケーションの場合もあります。そのためには英語での会話はいつも明確に、的確な表現が必要です。わかりづらく、難しい言葉を並べても相手には伝わりません。また相手の話すことが理解できない時も出てきます。英語のスキルだけでは立ち行かないコミュニケーションが、ビジネス英語にはあります。いつも相手の言おうとしていることを、理解しようとする力も育くむリテラシー(英語を有効活用できる力)も大切になってきます。よく聴くこと、相手を理解すること、そして的確なレスポンスができる英語力も身に付けていきましょう。

2019年以後世界的なパンデミックのため、私たちは自由に海外への行き来ができなくなってしまっています。それでもインターネットのおかげで海外の状況は間近で見ることができ、英語でのコミュニケーションはできています。今この時期に自分の英語力を高めるための一歩を踏み出してみましょう。時間は自分で作るものです。