TOEIC®のスコアアップに必要な勉強時間の目安 目標達成への道のりは?

2021.10.25

試験対策

英語の能力を証明するTOEIC®L&Rテストは、英語レベルを図るため日本の企業でもスコアの提出が求められています。ここでは初めてTOEIC®L&Rテストご検討されている方に、まずはテストがどんなものか、ご紹介していきましょう。TOEIC®L&Rテスト。このLRのLはリスニングの力、Rはリーディングの力を推し量るテストで、実践でどれだけ英語が使えるか試されるものです。特にこのテストは、限られた時間内で設問を解くことが求められています。この受験のためのテクニックを、身につけることもスコアアップの鍵となります。

スコアはListeningとReadingの合計で算出されます。各ポイントは495点、最高スコアは990点になります。中上級レベルなら合計700点程度が目安、海外での仕事に就きたい場合は、合計900点の上級レベルが必要になりそうです。高校卒業程度のスコアが550点以上で、これが英検®2級合格レベルです。英検®準2級レベルで400点以上。でも机上の勉強だけはハイスコアは狙えません。実践的な英語力を着実につけ、限られた時間で解答する受験テクニックも必要です。自分がどれくらいのレベルなのか、インターネットの設問に答えて合格率がわかるサイトもあるので、まずは自分の今の力を知ることが先決です。今の自分のスコアから100点スコアを上げるには、そのスコアの2倍から3倍の勉強時間の要すると言われています。いかに戦略的に最短期間で、TOEIC®のスコアアップの勉強方法が果たしてあるのでしょうか。

【スコア別】TOEIC® L&Rテストの勉強時間を決めるときの考え方

  • TOEIC®のスコアアップに必要な勉強時間の目安 目標達成への道のりは? TOEIC®のスコアアップに必要な勉強時間の目安 目標達成への道のりは?

目標スコアを決める際に知っておきたいTOEIC® L&Rテストのレベル。英語学習の初心者向けのスコアは300点くらいからありますが、社会人の就活や転職、大学生の能力を証明するには、やはり中級以上の500点以上から目指したいところです。

TOEIC® L&Rテストの目標スコア達成のために勉強時間を確保するポイント

TOEIC®L&Rテストが公的に示す、テストのレベルをご参考までに次に3つご紹介していきます。何点くらいが初級レベルなのか、確認していきましょう。

470点以上

初級から中級レベル。日常の実践的な場面で、概ね相手の言っていることが理解でき、それに応えることができるレベルです。このレベルではまだ込み入った場面でのコミュニケーションには難しい段階です。

730点以上

中級から上級レベル。英語での生活がほぼできる英語力で、英語での仕事に就くことに支障がないと言われています。英語の正確さにはまだ完全ではないが、コミュニケーションが図れるレベルです。

860点以上

上級レベル。ネイティブスピーカーに近い英語力を持ち、専門的なことについてはそれぞれの経験上で、コミュニケーションが図れる力を持っています。

勉強時間を決める目安

ではどうやって試験のための勉強時間を確保していくか考えていきます。一般的にTOEIC®のスコアを100点アップするには、200~500時間を要すると言われています。例えば300点アップを目指すなら、その3倍、600時間から1500時間必要です。1日1時間の学習時間で毎日確実にしたとしても、1年で365時間、2時間で730時間、効率的な勉強法なら300点アップも無理そうではありません。ただし高得点を取るには、その学習方法に加えてさらなる英語学習時間が必要です。
上級者になれば、学習法や課題について意識したやり方はお持ちだと思いますので、ここでは中級レベルを目指す勉強法について考えていきましょう。TOEIC®の受験の期日に合わせて、習慣化した学習スケジュールを定め、受験者として本番までどうやってTOEIC®に特化した学習を進めるか想定していきます。

ではListeningとReadingの力を併せて、100点から300点アップし、600点以上を目指すとします。学習時間は半年で300時間目安です。1日2時間の独学で何ができるか考えていきます。600点以上のスコアを目指すわけですから、バランスのよい勉強方法が大切です。
ではどうやって勉強するか、またどうやってその時間を捻出するかを、次に考えていきましょう。

TOEIC® L&Rテストの目標スコア達成のために勉強時間を確保するポイント

TOEIC®受験対策のブログや、高スコアの投稿者の方々の皆さんの記事が、インターネットでいろいろな書き込みをされていますが、まずはご自分の基本的な英語力を知ること。練習問題を解いてどれくらいのレベルか、また以前受けたTOEIC®のスコアの結果を見て、具体的な到達目標を決めてから学習を始めましょう。次にTOEIC®対策の学習のコツをいくつかご紹介します。

習慣にする

TOEIC®のための学習する時間を毎日決めて、英語学習を習慣化することをおすすめします。夕食後や就寝前に必ず時間を作るなど、生活につねに英語学習時間を設けていきましょう。
まとめて勉強する時間はなかなか取れないものです。無理なく続けやすい学習スタイルを自分で作ることを心がけます。

隙間時間を上手に使う

通勤時間、お昼休み、お風呂時間。少しずつ英語に触れる時間も大切です。短時間の積み重ねが英語の上達にもつながります。
スマートフォンの単語集で単語学習、参考書を開いて文法問題を解くなど、移動時間も有効活用してみましょう。

楽しみながら勉強する

関心のあることを英語学習に活かすことも、英語学習のモチベーションを保つことができます。好きな海外アーティストのインスタやツィッターの更新を確認する、仕事で使えそうなインターネット動画を探す、海外ドラマを字幕なしで観る、海外で開催される好きなスポーツ放送は英語の実況で聴くなど、楽しみながらの英語学習は最高のメリットをもたらします。
会話やフレーズにより多く触れることで、暗記より効果的な学習にもつながります。

コンディションを重視する

頭が働かない時は無理矢理に勉強することは避けましょう。ただし今まで考えもしなかった朝早くの学習。そんなの無理と最初は思えても、起床後の頭は案外冴えているもので、英語学習には好い時間です。
また夜にインプットした情報は定着しやすい傾向とも言われます。英会話の予習などにも利用してみてください。3時間で忘れてしまうことは、250時間後に覚えているようにするためには、定着させるコツを作ることも肝心です。

まずは1年間で400時間、TOEIC®L&Rテストのための学習時間を確保できるよう、スケジュールを組み立ててみてください。恒常的に学ぶか、集中的に学ぶか、それぞれの学習タイプに合ったスタイルを確立する必要もありそうです。

英語のビジネスレベルとは?仕事で使える英語力を身に付ける方法

勉強時間を有効に活用!TOEIC® L&Rテストの勉強法

英語のための学習時間を日々作ることは大変です。それでも語彙の習得、毎日英文法の勉強や、多読、音読、精読など英語の文章を読むことに加え、シャドーイング、ディクテーションと、さまざまな学習内容を取り入れ、時間配分をする必要があります。ではどんな勉強法があるのか、説明していきましょう。

【語彙】単語帳を活用する

実用の単語をいかに覚えていくか。てっとり早い方法は、TOEIC®L&Rテストの頻出単語を公式問題集から引き出し、そこから単語帳を作ります。この単語帳は時間があればいつでもどこでも開いてみます。
スマホのアプリでもいいのですが、ここで単語を拾い、手で書き写すことを試してみてください。手で書くことは記憶の定着を促すと言われています。この機会にデジタルではなく、アナログの勉強を始めてみましょう。手で書く、単語帳をめくる、アナログな行動は記憶の定着にはおすすめです。

単語力がスコアを取得するための最初のステップになりますので、単語帳の活用は必要不可欠です。また1日の時間は限られていますので、通勤中、お昼休み中等の隙間時間を有効活用しましょう。

TOEIC® L&Rテスト対策用の英単語学習のアプリも配信されている

短時間でも英単語や簡単な短文、文法事項を含めて確認できるアプリを活用してみます。毎日の生活にアプリを見ることも習慣化していきましょう。移動時間に英語学習をする時間を作りましょう。

【リスニング】音声アプリ・動画を活用する

リスニングの基礎力を上げるためには、音声を使った教材のアプリや、海外のニュースサイトを習慣的に開くこともお勧めします。
英語力を高めるには、英語に触れる時間が多いことが大切です。ネイティブたちの発音に耳を馴らし、その意味をつかむよう努力します。

オンラインの学習動画なども活用すると良い

ニュース、映画、プレゼンなど、ネイティブの間で実際に使用される表現、発音に触れることができるオンライン英会話は、旬の英語表現を身につけることが期待できます。
英会話スクールで、ネイティブスピーカーと対話し、耳を鍛えることもできます。英語を聴くことで、スピーキングスキルの向上も期待できそうです。

【リーディング】英語の読解に慣れる

リーディングも問題を解くことに加え、いろいろな海外のサイトに手を伸ばしてみます。英文には決まった表現があります。
長文を読んでいてわからない単語帳があったとしても、とばしてその意味を推測することもありです。まるまる全ての単語わからなくても、英文のタッチを感じ、後でその意味を確認していきます。

さらにTOEIC®L&Rテストの新形式対応の模試などで、出題されているテストの練習もしてみましょう。間違えてところはチェックをして原因を探り、十分に復習を重ねます。

TOEIC® L&Rテスト対策にも!シェーン英会話の特徴

  • TOEIC®のスコアアップに必要な勉強時間の目安 目標達成への道のりは? TOEIC®のスコアアップに必要な勉強時間の目安 目標達成への道のりは?

シェーンではネイティブ講師と日本人講師による、TOEIC®L&Rテスト対策レッスンをご用意しています。ネイティブとの英語でのやりとりでスコアアップを目指すか、日本人講師と試験対策を練りながら、弱点を克服しスコアアップを目指すか、2つのタイプからレッスンをお選びいただけます。
TOEIC®の試験対策をするスキルを持った講師たちが、レッスンカリキュラムに則って、目指すスコアに向けてサポートしていきます。

シェーン英会話が選ばれる理由

シェーンの講師たちは英語指導資格を持つ講師を主に採用し、着任前には英語指導コースの修了が義務づけられています。ネイティブ講師たちは、英語を母国語としない人々に指導するスキルを持ちレッスンに臨んでいます。
また総合教育事業を展開するZ会のグループの一員として、シェーン英会話は、英会話スクールをはじめ、講師派遣、法人向け英語研修、留学と、総合的に英語教育事業を展開しています。

シェーン英会話のTOEIC® L&Rテスト対策

シェーンでは英会話初心者の方から、TOEIC® L&Rテスト対策のレッスンを受講いただけます。目標スコア300点の初級から、目標450点の中級、目標650点以上の上級レベルのレッスンをご用意。就職の際の履歴書には600点以上のTOEIC® のスコアを持っていないと有利にはなりません。
さらに英語だけの仕事に就くには最低800点以上を要します。皆さんそれぞれの英語学習の理由について確認しながら、レッスンをご案内していきます。

TOEIC® L&Rテスト対策の特徴

シェーンでは英語指導のトレーニングを積んだネイティブ講師と、試験の解き方を日本語で解説する日本人講師のレッスンをご用意しています。それぞれの目的に合わせ、現在の状態から向上できるよう指導していきます。
日本人講師によるレッスンでは、TOEIC® L&Rテストの攻略に欠かせないコツを学習できるテキストを使用します。日本語での徹底解説でテストの正答率を上げることを目指します。

実績

個人情報なのでスコアの詳細はお知らせできませんが、650点のスコアを目指す傾向の生徒さんが多く、日本人の平均点以上を獲得する割合が多いようです。

受講者からの声

「仕事で必要になりレッスンを始め2年になります。特別な勉強もしなかったのですが、TOEIC®のスコアが200点ほどアップしたのには驚きました。英語で会話することにも抵抗はなくなり、丁寧な指導に満足しています」

この生徒さんは特別な勉強をしなかったと仰っていますが、中学英語の基礎をしっかりと固めるよう並行して勉強されていました。中学時代の教科書を一冊見せていただいたことがあります。
レッスン前後の予習復習も欠かさず、真摯な英語学習を続けていらっしゃいます。英語を聞くことに苦手意識がなくなったこともスコアを上げた要因のようでした。

「仕事のステップアップのためにTOEIC®テストを受けました。初めてのTOEIC®だったのですが、ハイスコアをマークできたのは、シェーンの講師のおかげです。講師のアドバイスを信じてスコアアップできたようで、次のテストも頑張りたいと思っています。
目標は80才まで現役で仕事ができること。そのためには英語も必要なツールのひとつです。英語が生きるための力となってくれるよう、これからも英語学習は続けます」

上記の生徒さんは、いつも前向きで英語学習が楽しいとお伝えくださいます。英語を身につけてよかったと思える可能性を感じさせてくださる生徒さんです。
シェーンの講師とスタッフ一同、良質なレッスンを提供していきたいと、いつも心に留めてサポートしていきたいと思っております。

シェーンではTOEIC®L&Rテスト対策の無料カウンセリングを随時行っています。どうぞお気軽にお問い合わせください。

英語プレゼンの始め方 本題を聞きたくなるイントロダクションのコツ

英語が好きになってこそ、TOEIC®のスコアアップも力になる

  • TOEIC®のスコアアップに必要な勉強時間の目安<br />
目標達成への道のりは?

TOEIC® L&RテストのスコアUPは、就職や転職、社内の人事評価に反映されるため、今や社会人にとって英語のスキルを証明するために重要なテストとなっています。ただし中国、韓国、台湾のアジア諸国と比べ、日本人のTOEIC® L&Rテストの平均スコアは低いのが実情です。
国際ビジネスコミュニケーション協会の発表によると、2019年の日本人のTOEIC® L&Rテストの平均スコアは520点ほどですので、世界のレベルでは日本人の英語力はまたまだといったところです。
2021年度の結果が待たれるところですが、TOEIC® のL&Rテストのパートでは、日本人は中級レベルをキープしていますが、これでもなかなか英語でのコミュニケーションできないことがつきまといます。

日本人にとっての英語教育は何が不足していたのでしょうか。英語の文法の知識は学校の授業では難易度の高いレベルをひと通り徹底的に学ばされました。英検®のテストもまだまだパート別では文法が多い傾向です。
英語はコミュニケーション。満点を目指す気持ちも大切ですが、点数では図れない意志疎通もあります。どうやったら自分に合った勉強ができるか、試行錯誤しながら英語に対峙してみましょう。
始めなければ、何事も成功にはつながりません。今こそ、TOEIC®L&Rテストのスコアアップを目指して、勉強を始めましょう。

アメリカの作家、マーク・トウェインの名言をご紹介しましょう。英文をそのまま感じ取って、英語学習の励みになればと思います。

Don’t part with your illusions. When they are gone you may still exist, but you have ceased to live. …あなたの夢を手放してはいけません。夢がなくなってもこの世には存在してはいるけれど、しかし生きていくことをやめてしまっているようです…

英語を手に入れる夢と目標を持ち続けることも大切なことです。勉強が苦にならない工夫を重ね、楽しみながら学習を続けましょう。