2022年度は146校！中学受験の「英語」入試　傾向と対策

2022.02.20

試験対策

中学入試の実情

試験科目における「英語」の導入

近年、中学入試では帰国生入試だけでなく、一般入試においても試験科目に「英語」を導入する学校が増えてきています。首都圏模試センターの発表によると、2021年度の首都圏の中学入試では、2021年度から3校増の146校が英語入試を実施したとのことです。小学校での英語が必修科目となった2020年に対象だった生徒が受験生となる2022年度以降では、更に英語を試験科目として導入する学校が増えるとみられています。
試験科目として英語が増えた背景には、小学校での必修化はもちろん、各学校が英語教育、グローバル人材の育成に力を入れているというメッセージの表れでもあります。

英語入試の導入例

英語を試験科として導入している学校には以下のような学校が挙げられます。学校により、科目や試験内容は様々です。

昭和女子大学附属昭和（東京/女子校）

入試名	本科コースA・B・C、グローバル留学コースGA・GB
募集人数	本科コース計90名、グローバル留学コース計20名
科目	英語・国語・算数
英語の試験内容	英検3級レベルのリスニング・リーディング・ライティング※英検2級以上取得者は英語試験免除（100点に換算）

共立女子（東京/女子校）

入試名	英語4技能型
募集人数	15名
科目	英語4技能･算数
英語の試験内容	長文読解、リスニング、ディスカッション他

東京都市大学等々力（東京/共学）

入試名	英語１教科入試
募集人数	全回計180名（割合は未発表）
科目	英語
英語の試験内容	文法、読解、ライティング

慶応義塾湘南藤沢（神奈川/共学）

入試名	一般入試・一次試験
募集人数	約70名
科目	英語・国語・算数
英語の試験内容	リスニング・リーディング・グラマー・ボキャブラリー・ライティング・英作文あり

江戸川学園取手（茨城/共学）

入試名	第1回・2回・3回
募集人数	第1回180名・2回60名・3回30名
科目	5科型(国算理社英)か英語型(英･国算)
英語の試験内容	5科目型：リスニング・英語型：リスニング・読解・文法

参考：首都圏模試センター「英語(選択)入試導入校146校一覧<2022年入試>」
※上記の入試情報は変更になる可能性があります。最新情報は各学校の募集要項をご覧ください。

上記のように、東京都だけでなく神奈川県、千葉県等の私立中学校にも英語入試を導入する学校があります。全146校の内訳は以下の通りです。

都道府県	種類	英語入試導入校
東京	男子校	5校
	女子校	37校
	共学	45校
神奈川	女子校	10校
神奈川	共学	12校
千葉	女子校	1校
千葉	共学	8校
埼玉	女子校	1校
埼玉	共学	13校
その他	男子校	1校
	女子高	1校
	共学	12校

どうやって対策したらいい？

多くの学習塾では小学校４年生から中学受験に特化した対策コースが始まります。算数、国語、理科、社会の4教科を3年間もしくはそれ以上かけてしっかり学んで対策しますが、英語入試はいつから、どのように学習を始めればよいでしょうか？

試験問題の傾向をつかむ

前述でもあった通り、英語入試の試験は筆記だけでなく、面接が設定されている学校もあります。また筆記の中でも文法、読解、リスニング、ライティングなど、どんな問題が出題されるかによって対策も変わってきます。
受験する学校が決まっている方は、その学校の過去問題集を入手して、そこから対策していくとよいでしょう。ただ受験校が決まっていてもいなくても、低学年あるいは未就学の頃から4技能（リーディング、ライティング、リスニング、スピーキング）の基礎力を付けておくことは大切です。

学習塾で学ぶメリット

現状では中学受験対策をメインとする学習塾で英語を教えている塾はあまり多くありません。学習塾で小学生向けの英語がある場合、英検合格や高校受験を目的としているので、読み書きや文法が中心の授業となります。
したがって小学生のうちから英語の読み書きをしっかり定着させたいという方には学習塾で英語を学ぶのは良いでしょう。

英会話スクールで学ぶメリット

ネイティブ講師が教える英会話スクールは、全て英語でレッスンが行われます。そのため早いうちから耳が英語に慣れ、リスニング、スピーキング力が鍛えられます。シェーン英会話では英語を英語で指導できる特別なスキルを持ったネイティブ講師がシェーン独自のカリキュラムとシラバスに沿って計画的にお子様の英語力を養います。
また、シェーン英会話のレッスンは「英語って楽しい！」と思える、ゲームやダンスをバランスよく取り入れたレッスンです。小さいうちから楽しく英語に触れることで、英語を身近なものに感じ、英語を話すことや外国人に対する苦手意識がなくなります。

シェーンならネイティブ講師と日本人講師のダブル受講がおすすめ

受講者の声

他の英会話スクールに通っていましたが、「より上達が実感できるように」とシェーン英会話へ通学し始めました。ネイティブ講師のレッスンに加え、日本人講師による英検®対策コースの個人レッスンを受講しています。日本人講師の丁寧な指導のもとで半年間頑張り、「読み」「書き」の力、特に「読み」の力がとても伸びました。そして5級に合格！次は4級に挑戦していきます。【東京都・小学生】

シェーンのネイティブ講師のクラスでは正しい発音が身につきました。日本人講師のレッスンでは、文の決まりがわかるようになりました！少人数のクラスなので集中でき、ゲーム感覚で英語を覚えられ楽しんでいます。【埼玉県・小学生】

ネイティブ講師のクラスだけでなく日本人講師の英検®準備コースも受講するようになって英語がさらに理解できるようになりました。先生の質も安定しているので安心してレッスンを受けさせられます。【埼玉県・小学生】