英語習得にはどれくらいの時間が必要??? 好きなモノを取り入れて英語学習を習慣化

2020.03.01

勉強法

英語が話せるようになりたい!! そのためにはどれくらい勉強すればいいのでしょうか。英語学習者には重要な問題ですね。英語を聴きとるためにスニングに慣れ、自然なスピーキングができるようになるためにどのくらい時間を要するのか、果たして独学で身につくのでしょうか…

英語習得のための学習時間はどれくらい必要??

  • 英語習得にはどれくらいの時間が必要???  好きなモノを取り入れて英語学習を習慣化

 

さまざまな説がありますが、英語の習得に必要な勉強時間ってどのくらいなのか、ご存知ですか?
一説では1000時間から2000時間、3000時間と言われていますが、やみくもに勉強してコミュニケーションできるのでしょうか。
例えば1日1時間の勉強で1年365時間、それでは10年はゆうにかかりそうです。1日30分なら20年、とても長い年月が必要ですね。

「FSIの英語学習時間の報告」

FSI(The Foreign Service Institute:アメリカの外務職員局)の発表によると、英語のネイティブスピーカーが、英語と関係する言語のオランダ語やノルウェー語等を習得するのに約600時間、英語とは異なる言語のフィンランド語やトルコ語等を習得するのに1100時間と伝えています。
この習得レベルはTOEIC® L&Rテストのスコアの900点以上としているので、かなり高いレベルです。ちなみに英語のネイティブスピーカーが日本語を習得するには、2200時間を必要だそう。 となると、私たち日本人も真逆の英語という言語と文化を知るには、それだけの時間を要しなければ、TOEIC® L&Rテストのハイスコアにはたどり着けそうにもありません。

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英語学習時間はどうやって算出するか

 

最初に自分の英語力を知る、ここから英語学習の計画を始めましょう。
例えば、英語能力を測るTOEIC® L&Rテストを受験して、自分がどのくらいの英語レベルか知ることもできます。まずはTOEIC® L&Rテスト受験のための試験勉強を始めてみましょう。
TOEIC® L&Rテストを受験してみると、社会人になってから英語に離れていた時間の、自分のほんとうの英語力がわかります。日本人は英語の読み書きは、英会話よりできるようです。
案外テストの結果がよかった場合でも、英語を身につけることが簡単だと思ってはいけません。テストはあくまでもテストです。目標は外国人と英語でコミュニケーションです。

「10年で英語習得??」

自分のレベルに応じて、適切な勉強時間を判断すると、初級レベルならまだまだ先は長そうです。中級レベルの場合でも、1000時間は必要と言われています。
これから3000時間勉強するとなると、1日1時間でやはり10年は要しそうです。ではどうやって、その時間に英語が上達できる勉強をしていくか、次に考えていきます。

英語習得のため学習に取り込むもの

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留学して、全てを英語の環境に自分を置けば、英語の上達はかないそうです。
海外の英語学校の授業は、だいたい1時には終わります。午後は海外生活を存分に満喫することも可能ですが、でもそんなに簡単に長期に海外へは行けません。
かつて明治の時代の日本人は、どうやって英語を習得したのでしょう。文豪、夏目漱石は、英語教師在任中に国からイギリス留学を命じられます。英語教師ですから当然の任命と言えますが、実は漱石は最初からあまり英語が好きではなかったようです。

「耳から学ぶ英語学習」

でも実は明治時代の英語教育は今とは違う教育方法、耳から始めています。これは目で英単語や英文を追うことから始める英語教育とは、格段にコミュニケーション力に差がつきます。リスニングから始める英語教育がどんなに大切だったか、うかがいしれません。
また明治政府が依頼した、お雇い外国人教師たちが来日します。彼らは金融、外交のノウハウ、美術をはじめ医学や建築のスキルを、英語やオランダ語、フランス語等で教えていたのです。学生たちは、西洋のスキルを得るために、初めての外国語に直に触れ、コミュニケーションを図るために努力し、分野ごとの技術までも習得していったのです。
実はこれこそが語学を習得するための近道。興味のあることは、コミュニケーションの壁に立ち向かい、克服するエネルギーを生みます。

「興味と英語を結びつける」

英語で何がしたいかをもういちど考え、学習計画を立ててみましょう。
ITの仕事をしたい、デザイン、演劇、いろいろな分野の勉強も含めて、毎日英語に触れる時間を作ります。
今できる実現可能な計画は、英語の勉強を自分の生活に取り込んで、毎日英語に触れる時間を作り習慣化していくことです。映画を観ることも、洋楽を聴くことも、英語の発音やリズムを覚える学習につながりますので、その時間も設けてみましょう。

継続するモチベーションを保つには、英語から離れない時間を作ること。興味のあることを英語に巻き込んで、楽しみながらの学習法をいろいろと工夫しましょう。 音読やシャドーイング、多読は英語学習には有用と言われています。単語帳を使って通勤時間に英語学習する、お昼休みに興味のある英語の動画サイトを見るなど、英語の勉強を習慣化することを心がけます。英語学習を継続するには、楽しむ工夫が大切です。

「手軽なオンラインを利用する」

オンラインで英語を学べる機会は着実に増えています。朝6時にオンライン朝活に参加するのもあり、朝の時間帯は効率よく学べる効果が期待できそうです。
また実際に、目の前の講師と英会話のレッスンで、ネイティブとのコミュニケーションすることを試してみましょう。オンラインとは違う五感で学ぶ効果は、英語学習には必要不可欠です。
海外留学がその最たる効果。夏目漱石も、伊藤博文も留学で英語を習得しています。英語はコミュニケーション。ひとりでできることは限られています。相手があってその英語を理解し、聞いて話す、英語でやりとりする時間はとても大切です。

シェーンのレッスンは日本語を一切使わない直接教授法で行います。英語だけのレッスンは英語の耳を作り上げます。
講師たちは英語だけでも指導できるスキルを持ってレッスンに臨みます。英語特有の聴き取りにくい、音の変化、ストレスをわかりやすく教えていきます。英語に触れる時間のひとつに、シェーンの英会話レッスンもご検討ください。

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