たくさん話せるように~子どもレッスンの工夫

2019.05.18

子ども英語

シェーン英会話の子どもレッスンでは、「子どもたち自身ができるだけたくさん英語を話す」ことを重視しています。
そのためにネイティブ講師が留意しているポイントをいくつかご紹介します。

  • たくさん話せるように~子どもレッスンの工夫

全員が無理なく「英語の世界」に入っていけるように促します

Stand up. Sit down. Big circle. など、わかりやすい英語の指示表現(コントロールランゲージ)を用い、早い段階でクラスをまとめます。
指示に従って体を動かしている子どもたちは、「僕にはわかる!」「私はできる!」と感じながら、自然に「英語の世界」の一員になっていきます。

意味を十分理解してから発音させます

 

ネイティブの発音を聞かせながら、実物や絵、動作(TPR※)、パペットなどを用いて意味を示します。意味も分からずにオウム返しすることが無いように、音声と意味を常に結びつけ、子どもたちの理解を確認しながら進めていきます。

TPR:Total Physical Responseとは、 基本的には、英語の指示に体全体で反応させる教授法です。ことばの意味と体の動きを結びつけながら習得していくので、より記憶に残りやすく、英語が定着します。

学習目標の単語や表現に多様な方法で繰り返しアプローチします

 

講師はさまざまなシチュエーションを設定し、アクティビティごとに設定を変えて、同じ単語や文を繰り返し使う場面を作ります。子どもたちはその度に英語の文を口に出して、意味をより深く理解しながら身につけていきます。子ども達は講師の質問や意味をよくわかっているので、自信をもって答えることができます。
ゲーム、ワークシート、歌などのアクティビティを通して習得を強化する方法です。

たとえば、幼児のクラスでcircleを指導の場合 
1回目:手をつないで輪を作らせる。circleを体感。
2回目:教室の中で円形のものを探し、指で差しながら、It's a circle.と言う。
3回目:クラフトでCircle chain(輪つなぎ)を作る。

このようなアクティビティの中で、子どもたちはcircleということばを繰り返し口に出します。

英語を話すことを直接的に促します

発話できたら得点としてブロックをあげたり、表情豊かにほめたり、「(勇気を持って)英語を話して偉かったね!」の気持ちを直接伝えます。ゲームなどを取り入れて、英語を話したい気持ちを高めます。

自信をもって発話できるように、正しい発音を聞かせて練習する「楽しい」方法を工夫します

「自分もちゃんと言える」と感じられなければ、口に出すのをためらってしまいますので、お手本になる発音をきちんと聴くことと、実際に口を動かす練習が必要です。楽しみながら発音練習しているうちに言えるようになったというのが理想です。
たとえば、声の調子を変える、スピードを変える、高低を変える、3回言ってから座る、カードやボールを回しながら発音するなど、発音練習にバリエーションを持たせます。

英語を使う機会をなるべく多く設けて、自分の意思を伝えたり、相手に働きかけたりさせます

 

年齢が低い幼いお子様の場合でも、選択肢の中から自分の気持ちに合った言葉を選んで話したり、決定したりすることで自分の意思を伝えるように促します。レッスンを進める上で必要な、その場の状況にあった自然なやりとり(インシデンタルランゲージ)でも英語を使います。
たとえば、Would you like a red block or a blue block? と質問をして、好きな方を答えさせるのも簡単な方法の一つです。
学習を積み重ねて多くの表現を身につけていくほど、ネイティブ講師やクラスメイトと自分のことばでコミュニケーションを図る楽しさが増していきます。

シェーン英会話の子どもレッスンは、定員4名~6名の少人数制(個人レッスン、ペアレッスンもあります)。
ネイティブ講師は幼児から大人まで英語だけで英語を指導するトレーニングを受けていますので、子どもたちも講師と一体感を感じながら、英語を話すことに自然に慣れていくことができます。