メガネは英語で何と言う?「glasses」だけじゃない!使い分けと意味をわかりやすく解説
2025.12.25

日本語では「メガネ」と一言でまとめられますが、英語では目的や種類によって呼び方が変わります。 視力矯正のメガネ、おしゃれ目的のメガネ、老眼鏡、サングラスなど、実はそれぞれ別の表現があるのです。
メガネは英語でどう表現する?
一般的な「メガネ」は glasses と呼ばれます。 もともとガラスのレンズが左右に2枚あることから「複数形」で扱われるのがポイントです。
また、「メガネをかけている」という“状態”と、「今まさにメガネをかける」という“動作”は、 英語では別の言い方で区別されます。
日本語ではどちらも「メガネをかける」「メガネを外す」とまとめてしまいますが、 英語では「動作のときに使う言葉」と「ふだんメガネの人です、と伝えるときの言葉」が分かれているとイメージするとわかりやすいでしょう。
種類別|メガネの英語表現
ひと口にメガネといっても、目的や機能によって呼び方が変わります。 ここでは、日常生活や海外でよく出てくる代表的な種類をまとめました。
- 度入りメガネ … prescription glasses
視力矯正用で、処方された度数が入っているメガネです。見え方を改善するために作る、いわゆる「ふだん用のメガネ」だと考えるとイメージしやすいでしょう。 - 度なし・伊達メガネ … fashion glasses / non-prescription glasses
ファッション目的やおしゃれでかけるメガネです。視力を矯正するためではなく、「印象を変えたい」「コーディネートの一部として身につけたい」といったときに使われます。 - 老眼鏡 … reading glasses
手元を見るときに使う、年齢に伴う視力低下を補うためのメガネです。近くの文字が読みづらくなってきたときに使うメガネをイメージしてください。 - ブルーライトカットのメガネ … blue-light blocking glasses
パソコンやスマートフォンの画面から出る光による負担を軽減することを目的としたメガネです。長時間のデスクワークやオンライン学習をする人にもなじみのあるタイプです。 - サングラス … sunglasses
日差しや紫外線対策として使うメガネです。まぶしさを軽減したり、目を保護したりする役割があり、ファッションアイテムとしての側面もあります。 - コンタクトレンズ … contact lenses / contacts
目に直接つける視力矯正用レンズ全般を指します。メガネとは形状が異なりますが、「視力矯正の手段」として一緒に覚えておくと便利です。

メガネに関する便利な英単語
メガネ本体だけでなく、細かいパーツの呼び方を知っておくと、調整や修理を頼むときにも役立ちます。 海外のお店で「ここを直してほしい」と伝えたいときにも、パーツ名がわかっているとスムーズです。
- frame(フレーム):メガネの枠全体。デザインや色によって印象が大きく変わる部分です。
- lenses(レンズ):視力を補助する透明部分。度数やコーティングの種類によって、見え方や機能が変わります。
- temple arms(つる):耳にかける細長い部分。フィット感やかけ心地に関わる大切なパーツです。
- nose pads(鼻あて):鼻に当たるクッション部分。ずれにくさやかけ心地を左右し、調整をお願いすることも多い場所です。
- case(ケース):メガネを保護するための入れ物。持ち運びの際のキズ防止に欠かせません。
- cloth(メガネ拭き):レンズをきれいにする布。専用のクロスを使うことで、コーティングを傷つけにくくお手入れができます。
こうした用語を知っておくと、店員さんに「フレームを少し調整してほしい」「鼻あての高さを変えたい」といった要望も具体的に伝えやすくなります。 英語圏のショップに行くときは、気になる単語だけでもメモしておくと安心です。
まとめ
メガネは英語でひとまとめにできるようでいて、実は目的・機能・状況によって呼び方が変わる奥の深いカテゴリです。 「度入りメガネ」「伊達メガネ」「老眼鏡」「サングラス」「ブルーライトカット」「コンタクトレンズ」など、 日本語でふだん使い分けている言葉には、それぞれ対応する英語表現があります。
今回ご紹介した表現は、日常会話はもちろん、海外旅行や留学、仕事で現地のショップを利用するときにも役立ちます。 まずは「自分がふだん使っているメガネはどのタイプなのか」を英語で言えるようにしておくと、 自己紹介やちょっとした雑談の中でもスムーズに説明できるようになるはずです。
英語の例文を使わずに、言葉の意味や使い分けを日本語で整理しておくことも、語彙力アップの第一歩です。 必要に応じて、ここで出てきた単語をもとに、自分なりの英語フレーズを作ってみるのもよいでしょう。

