2歳におすすめの習い事10選!|始めるメリットや選ぶポイントは?
2025.08.26
どんな習い事をさせようか迷っているパパママ必見! 2歳から習い事を始めるメリットや習い事を選ぶ際のポイントをわかりやすく解説します。
おすすめの習い事や習い事を始める際の注意点も、併せてご紹介していきましょう。ぜひお子さまの習い事の参考にしてみてください。
何がいいの? 何をさせたらうちの子に向いているの? そんなふうに習い事に迷ってしまうお母さま必見! 2歳児にぴったりな習い事を今回は考えていきます。最初に2歳のお子さまの成長と生育の状況を知りましょう。
2歳ってどんな時期?
2歳くらいになると言葉もしっかりとしてきます。会話も滑らかになり、日本語のコミュニケーションはできつつあります。そしていろいろなことに疑問も生まれてくる年齢です。「なぜ?」、「なあに?」と質問が増えてくるのもこの時期。2歳の幼児は好奇心のかたまりになっているのです。この時期だからこそ、数や色などを認識しながら、学びを始めることが大切です。
さらに身体の能力も高まってきています。2歳のお子さまくらいで、スポーツ系の習い事を始める子どもたちもたくさんいます。またこの時期に、指先などを動かす機会を設けてあげると発育に良いとも言われています。指先を動かすことで、集中力を培うのもお勧めの時期です。言語能力と運動能力が発達するこの時期に、何かできることを探してあげましょう。
2歳から習い事を始めるメリット
2歳から何か始めるとどんなことがあるのでしょうか。その理由をあげてみます。
成長中の脳に良い刺激を与える
言葉を覚えようとする時のお子さまの脳はフル回転しています。だからと言って言葉だけで終始しているわけではありません。何かを始めることで新しい好奇心を生み、脳に刺激を与えることができます。
社会性が身につく
誰かといっしょに何かをすることで、おうちとは違う環境を知ることができます。親子だけでいるおうちの環境ではなく仲間の存在を感じて、その関係のなかで協力や共感の気持ちが芽生え始めます。幼稚園や小学校に入る前に、早くから社会性を身につけることができるのも習い事です。
自己肯定感が上がる
何かを始めることで、考えて行動することを覚えます。それができた時のやり遂げた感、それも幼い心には伝わり残り続けるはずです。「1人でもできた」、「自分でつくれた」とその気持ちが習い事で見つかるかもしれません。それはこれからのお子さまの原動力にもなりそうです。
興味や特技が発見できる
2歳のこの頃には自己の意識が根づき始めています。「これ好き」「あれ嫌い」と「それがしたい」、「これがほしい」と自分の意思を伝えることができる時期になっています。興味が持てる、得意なことを見つけていきましょう。
習い事を選ぶポイント
自分の意志を伝えることができるので、お子さまの興味が何なのか見つけていきます。音楽? お絵かき? それとも身体を動かすこと? お子さまの興味を探りいっしょに考えてみましょう。
お子さまの興味があるかないか
習い事を選ぶことで一番優先しなければならないこと、それはお子さまの興味です。お父さんやお母さんがやっていたことを習い事に選ぶ傾向もありがちですが、それがお子さまにとって興味の持てるものなのか、やってみたものなのか、しっかりと見極めてあげましょう。
親の負担にならないか
習い事はほとんどが有料です。月にいくらかかるか、予算を決めないと継続が難しくなった時にお子さまのやる気をそいでしまいます。始めて続けてみると高額になりそうな習い事もいろいろあります。親の負担にならない程度の習い事の費用が理想的です。家計と相談してから考えましょう。
習い事の雰囲気が合うか
お子さまにその習い事が合いそうなのかも、選ぶ際には大切なポイントになります。嫌いそうなものを勧めることはやめましょう。また通うお教室の雰囲気もお子さまに合っているか確認してください。習い事のお友だちや環境も大切です。体験レッスンで確認してみましょう。
2歳児におすすめの習い事10選
2歳から始められる習い事はどんなものがあるのでしょうか。まずは身体を動かすスポーツ系をご紹介します。
身体を動かす習い事
スイミング
お子さまの習い事の一番人気がスイミング。水に慣れて水を怖がらない子どもにしたいと、習わせる人気の習い事です。知らないうちに基礎体力がつくのもスイミングのメリット。水に慣れることから始め、バタ足を覚え、水に顔をつけて泳ぐことを目指します。水中の運動は自律神経を整えますので、お子さまの情緒安定にも効果が期待できそうです。
体操
同じ年代のお子さまたちと身体を動かすことで仲間たちにも慣れ、身体を動かすことが苦手にならないと人気の習い事が体操です。運動能力の基礎づくりが期待できます。2歳ではまだまだ遊んでいる感じですが、仲間たちと身体を動かしながら、いっしょに体操の楽しさを覚えていけそうです。
サッカースクール
本格的なサッカーはまだできない年頃ですが、サッカーの基本に触れられることができます。挨拶やマナーを身につけ、同じ教室のお子さまとの連帯感も芽生えていけそうです。世界で活躍しているサッカー選手たちも2歳から始めているとか。サッカーをする楽しさを体感できれば続けられる習い事になります。
ダンス
音楽に合わせて身体を動かすことで、気持ちも解放できるのがダンスです。遊びのようにダンスを楽しんでみましょう。踊ることで自己表現が培われ、いっしょにダンスするお子さまたちとのチームワークも感じることができそうです。
文化系の習い事
文化系の習い事は音楽系のもの、芸術系のもの、学習系のものと幅広くあるようです。最初にスイスの作曲家によって提唱された音楽教育のリトミックからご紹介しましょう。
リトミック
音を聞いてすぐに反応できる力を育むリトミック。音を身体に刻み、敏感に反応できる力を養うことができそうです。ダンスとの違いは音楽が主体になっていること。感性を豊かにし、集中力を高める効果があると言われているリトミック。また音楽から表現できる力をつけ独自の発想力も育みます。
ピアノ教室
音感を養うことを目的に幼児の頃から始めることの多いピアノ。まだ小さい手と指で鍵盤を叩くのは難しいかもしれませんが、耳でピアノの音を聞き、指先を動かすことが脳に好い影響を与えます。お子さまの習い事の王道がピアノです。
幼児教室(知育・総合教育)
椅子に座って知育する幼児教室。2歳のお子さまではまだ早いと思われるかもしれません。ただお教室ではいろいろとお子さまの興味を引くよう工夫を凝らしているようです。座って先生の言うことを聞くことに慣れ、お子さまの集中力を高めることを目指しています。
お絵かき・造型教室
絵筆よりまだ手でお絵かきをする年頃ですが、指先を使って楽しめそうです。芸術の芽生えは2歳からでも培われます。線を真っすぐに描く、丸く描く、好きな色を選ぶなどしてお子さまの個性を育んでいきます。色や形に敏感になれる習い事、それがお絵かきや造型教室です。
英会話
まだ日本語も中途半端なのに、英会話なんてまだ早いと思われがちです。ただ言語獲得能力が著しい2歳のお子さまは、ちゃんと日本語も英語も聞き分けることができます。耳で聞く英語に慣れることで、英語のリスニングのスキルを高められるので、早い段階からネイティブ講師の英語を耳にすることをおススメします。
通信教育
なかなか通学が難しい場合、通信教育タイプの習い事もあります。知育や社会性、社会習慣を身につけ、イラストなどで楽しみながら国語や算数、英語の基礎を学べる教材が用意されているようです。
習い事を始める際に注意すべき点
習い事は親の欲目も出てきてしまいます。これで一流のピアニスト、プレミアリーグのサッカー選手とお子さまの将来像をついつい思い描いてしまいがち。そこで習い事を始める前の注意点、それをご紹介しましょう。
過度の期待や無理強いはしない
お子さまの習い事は必ずお子さまの意思を最優先にしてあげましょう。スパルタや詰め込みの習い事はお子さまを疲弊させます。お子さまが好きなものを習わせ、その日行きたくないという意思表示があれば、無理に習い事へ行かせることはやめましょう。
好きなことがお子さまの興味を引き、その世界を広げていくのです。お子さまのペースで続けられるようにしていきましょう。
習い事を始めるタイミングも大切
水に慣れようとさせるためにスイミングを始めたお子さまが、その日の機嫌が悪く反対に水を怖がるようになったしまったという習い事の記事もありました。その日のお子さまの体調やコンディションもよく考慮して、習い事を判断しましょう。
習い事でお子さまの身体と心の成長をバランスよくとれることが理想的です。始めるタイミングも見誤らないようにしていきましょう。
習い事はお子さまの将来の選択肢を広げる
その習い事が身につくかどうか、それはお子さまがその習い事を好きになれるかどうかです。好きになったものは続けられます。続けた習い事はそのお子さまのスキルとなり力となります。スキルは何かをする時の知識と技術であり、他の人たちとのコミュニケーションの力にもつながっていきます。
習い事から卓越したスキルを得て、世界的に活躍するピアニストやサッカー選手になった人たちも確かにいらっしゃいます。けれど大切なことはその習い事を始めたこと。ピアニストに慣れなかった人がピアノの先生やピアノの調律師になったり、サッカー選手を諦めて子どもたちにサッカーを指導する立場になったり、そんな幼なじみたちを見てきました。
サッカーの指導者になった同級生は海外での指導経験を活かし、日本代表選手も指導していたことがありました。海外でコーチをするために英語のスキルも身につけ、文字通り文武両道を突き進んでいます。何かを始めたことで、何かを身につける機会が設けられることもあるのです。ただ漫然と英語を学ぶより、ずっと生きた英語のスキルを身につけることができたのです。
お子さまの将来の選択肢も広がる習い事。嫌いにならずに楽しく続けられるものを見つけてあげましょう。