むしの英語名一覧!いろいろな虫の名前を英語で覚えよう

2025.05.29

お役立ち情報

こどもたちに昆虫の名を教えたいけれど、案外虫の名、知らないものです。

イギリスのクラシック音楽の領域にも入るロックバンド、The Beatlesのおかげでかぶとむしの英語はしっかりとインプットされています。知っているようで知らない昆虫の英単語。いくつ思いつきますか???

目次

昆虫は英語で?

  • 虫の英語名を知りたい 昆虫は英語で何???
  • 虫の英語名を知りたい 昆虫は英語で何???
  • 虫の英語名を知りたい 昆虫は英語で何???

まずは虫の総称、昆虫は英語で何でしょう???  実はシェーンのこども英語の副教材でピクチャーディクショナリーという絵本の辞典があります。絵で見て覚える英単語。意外と大人にも有用です。だから昆虫はインセクトと知っていました。そのピクチャーディクショナリーのユニット13のInsects and Small Creatures-昆虫たちと小さな生きものたちのページから、虫たちの名をご紹介していきましょう。

その前に昆虫と虫の違い、それは昆虫には足があります。節足動物と呼ばれ、頭部と胸部、腹部に足がついているものを昆虫と呼んでいるそうです。虫は人、鳥、魚、動物たち以外の小さな生き物たちを指します。普段使っていても用語は難しいものです。今回は虫の英単語も並べてみましょう。

butterfly/蝶

花から花へと飛び回る蝶は見ていて美しいと思います。特に鮮やかで大きな羽を持つアゲハ蝶は人気です。ただ変態するまでの幼虫は毛虫。木から降りてくると悲鳴を上げてしまいます。あの毛虫たちが美しい蝶に姿を変えるのですから、生命の神秘の凄さを感じます。昆虫博士ファーブルは、モンシロチョウの成長の過程を本にしています。でもファーブルが好きだった昆虫はフンコロガシ。確かに愛らしい働きものです。

bee/蜂

蜂もWesten Honeybee・Bumblebeeの蜜蜂なら蜂蜜を作ってくれますが、最近はスズメバチの駆除も深刻になっています。でもスズメバチはbeeではなく英語ではwasp。蜜蜂たちが六角形の図形を同じように重ね、ハニカム構造で巣を作るのはなぜなのでしょう。不思議な習性ですが、どうやらあの形が隙間をつくらず効率がよいからだそうです。

spider/クモ

アメリカンコミックのスパイダーマンのおかけでクモの英語も早くから知っていました。クモは益虫と呼ばれ、見つけても逃がすように言われます。また日本の言い伝えですが、朝のクモは縁起がよく、夜のクモは不吉とも聞いたことがあります。どうやら益虫なのでどちらも逃がしてあげなさいという言い伝えのようです。

fly/ハエ

ハエも厄介な虫です。五月蠅いと書いて「うるさい」の意味になるよう、羽音は嫌なものです。最近はあまり見かけなくなりましたが、以前スコットランドで食事をしていると、ハエが寄ってきました。ロンドンにハエはいないと聞いたので、イギリスで見るハエはとても目新しく感じました。

ant/アリ

夏に一生懸命に働いているので、冬に食べ物に困らない童話で有名なアリ。イソップの童話には「アリとキリギリス」以外にも「アリとハト」というお話もあります。水に溺れそうになったアリを見たハトが、小枝を落とし助けます。するとハトを狙った人間を見つけたアリが助けにいきます。そんな小さなアリがどうやって人を襲うのでしょうか。アリは鋭い歯を持ち噛みつくのです。刺されると結構痛いようです。

dragonfly/とんぼ

ドラゴンフライとはカッコイイの名のとんぼ。和名では「勝虫・かちむし」や「蜻蛉・かげろう」とも呼ばれて日本人は昔から愛でていた昆虫です。辞書には特に前向きにしか飛ばない、後ろ向きに飛ばないことで武士たちはとんぼの模様を好んだようで、武具や刀に使っていたと書かれていました。

  • 虫の英語名を知りたい 昆虫は英語で何???
  • 虫の英語名を知りたい 昆虫は英語で何???
  • 虫の英語名を知りたい 昆虫は英語で何???

moth/蛾

怪獣モスラーでもその英語を知りました。蝶は愛らしいのになぜ蛾が飛んでくると嫌なのでしょうか。それは夜に飛び活動し、蝶より太い胴体の芋虫感が強いからかもしれません。フランスとドイツでは蝶と蛾は区別しないそうです。似ていますけどやはり蝶と蛾は別物です。

mosquito/蚊

こどもの頃の夏、蚊に刺され過ぎて熱を出したことがあります。東京から田舎に行くと蚊も強力で、小さなこどもを狙ってくるようでした。最近は蚊に刺されることもなくなりました。東京ではあまり見かけません。

grasshopper/バッタ

日本ではバッタの意味合いが強いようですが、イナゴやキリギリスも英語には含まれるようです。農家にとっては米を食べてしまう害虫。こどもたちのヒーロー「仮面ライダー」はトノサマバッタをモデルにして描かれたようです。だからライダーキックが強力な技になりました。

flea/のみ

flea Market―蚤の市とも呼ばれる自由なマーケットの名にもなっていますが、のみは血を吸い刺される厄介な虫。しらみと共に寄生昆虫です。猫や犬につくのみの退治も大変で、ダニと違って目でわかるのでテープを使って捕っていたことを思い出します。

cockroach/ゴキブリ

忌み嫌われるゴキブリの英語はコックローチ。なぜ嫌われるゴキブリ、それは病原菌を運び食物を荒らすことで、世界中の厄介ものになってしまいました。しかしその繁殖力は強く、あらゆるもの栄養とする雑食性です。壁紙、本、同じゴキブリの糞まで口にしてしまうので、やはり近づけたくない虫のナンバー1です。

cricket/コオロギ

スポーツのクリケットの英単語もありますが、昆虫のクリケットはコオロギ。秋になるとコオロギの鳴き声で日本人は季節を感じます。万葉集の時代から日本人の耳に馴染んだコオロギの鳴き声。けれどコオロギはもっと古い時代の白亜紀に生息していたようで、化石に完全な姿で残されていました。

beetle/かぶと虫

でもビートルズのスペルと違いましたね。どうやらビートルズは最初こおろぎのクリケッツをバンド名にしようとしたようですが、かぶと虫のスペルを1つ変えることでbeatにつながる面白さをねらったネーミングに。

cicada/せみ

Breaking the silence / the voices of cicadas / soak into the rocks
俳聖、松尾芭蕉の「閑さや岩にしみ入る蝉の声」を英語にするとcicadaの英単語は出てきますが、日本文学の研究者のドナルド・キーン氏の訳になると、
How still it is here ― / Stinging into the stones, / The locusts ‘trill.
音を重視した英語になるそうです。どうやらせみの鳴き声は欧米では辛気臭く聴こえるようです。

  • 虫の英語名を知りたい 昆虫は英語で何???
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ladybird/てんとう虫

レディバードとは素敵なネーミングです。てんとう虫はladybirdや ladybugとも呼ばれ、ラッキーアイテムとして世界中で愛されています。神さまのお使いとも言われるその理由は、農作物を荒らす害虫たちを駆除してくれるからだそうです。欧米ではあまり虫たちは好かれませんが、てんとう虫だけは例外です。

earthworm/ミミズ

昆虫ではないけれど虫の仲間。ぬめぬめしてゴムみたいな軟体生物のミミズはちょっと無気味ですが、その英語がアースワームとは、まさに地中の主に相応しいのかもしれません。巨大ミミズと戦うお話、あれはカエルくんでしたね。村上春樹氏の短編集にあったお話でした。

woodlouse/ダンゴ虫

こちらも昆虫ではありません。身体を隠して丸くなるダンゴ虫はちょっと無気味です。 けれど地中のお掃除屋さんとして活躍しているのです。落ち葉を食べ、微生物を増やし土壌のためには有益な虫。全ての生き物たちには存在する理由があるようです。

bat/こうもり

こうもりは哺乳類の仲間。昔は鳥類だったそうですが、空を飛べる唯一の哺乳類。哺乳類なのでこうもりの赤ちゃんは母親のお腹にしがみついて母乳を飲んで育ちます。でもそのカタチは逆さま。小さい時から逆さまには慣れているようです。

虫たちが地球を循環させる

虫たちは大人になると厄介なものと考えてしまいますが、みんないろいろな役割があるようです。食物連鎖で食べて食べられて、何かを育てる虫たち。

地中ではミミズたちやダンゴ虫たちが微生物を増やし、木々たちに栄養を与えています。昆虫や小さな生き物たちは、私たちの知らない世界で地球のために役立ってくれています。

虫たちの英語を覚えながら、その役割を考えてみましょう。あの嫌なゴキブリたちだって、汚いものを食べて分解し地中に還してくれているのです。いなくても困らない生きものたちはいません。みんなが大切な生きものたちです。

英単語をイラストにし視覚化して目で追っていく、シェーンこども英語の副教材のピクチャーディクショナリーは、昆虫や小さな生きものたち以外に、数字や時間、身体の部位、職業、1日の動作など、イラストで英和和英の索引など関係なく楽しく学べます。

また大人のレッスンでもイラストを使った副教材で、英語の理解を深めることを目指しています。使える例文満載の教材で英語学習を始めてみませんか。