The Windsor Suite~From the United Kingdom
2025.12.29
ロイヤルファミリーがヒースロー空港を利用される時、このウィンザースィートと呼ばれる貴賓室で離着陸の間を過ごされるそうです。セキュリティチェックもウィンザースィートで行われ、フライト準備が整えば専用の車で飛行機の下まで移動してくれるというわけです。
でもこれってロイヤルファミリーだけではなく、一般の人も利用可能なんです。
ウィンザースィートはどのエアラインの利用者でも使えます。ロンドン市内なら専用車での送迎もあり、空港内では専任のバトラーがお世話をしてくれます。軽食から贅沢な食事までご希望に合わせてミシュランの星を持つシェフが用意。面倒なバーゲージ預けもセキュリティチェックもスタッフ任せです。ただしファーストクラスかビジネスクラスの利用者が対象です。
羽田空港にも貴賓室はあります。おもに皇族方が利用されるようですが、政府専用機利用者が対象だそうです。貴賓室はターミナルではなく別棟にあり、飛行機の下まで専用車で送迎されるのはヒースロー空港と同じようです。VIPはボーディングブリッジではなく、昔ながらのタラップを使います。また一般道へと誘導しやすいよう新しい貴賓室が完成したので、羽田空港の以前の貴賓室は解体されたそうです。
イギリス王室の慣例では君主とその後継者たちは、同じ飛行機には乗らないことが決められています。王位継承者2人が同じ飛行機には乗らないルール。けれどウィリアム皇太子はそれを守っていません。皇太子は長男のジョージ王子と同じ飛行機を利用し、エリザベス女王に苦言を呈されました。いつだって家族とともにいたいのは、皇太子も同じ気持ちだからでしょう。
さらにエリザベス女王はずっとブリティッシュエアウェイズだけに搭乗してきましたが、ウィリアム皇太子ご一家は他の民間機や格安航空会社まで利用しているとのこと。ウィリアム皇太子とキャサリン妃は長距離の移動の際にだけヒースロー空港のウィンザースィートをご利用されるそうで、お金を使うところはきっちりと決めています。王室の風当たりを考えてのこともあるのでしょう。
私たち下々の者は空港に到着すると、チェックインインフォメーションのボードを見上げてバゲージを預けるゾーンを探し、機械相手に荷物を預けます。お金さえ出せば何も苦労はしないでヒースロー空港で最上のサービスを受けられます。ヒースロー空港のターミナル5。ここのどこかにウィンザースィートがあるのでしょうか。どうやら車で向かうとその標識があるようです。お金さえ出せば私たちでもそこを利用することはできます。

