Micklegate Bar～From the United Kingdom
2025.11.21
英国史雑学
イギリスのヨークシャーにある美しい門、ミクルゲートバー。ヨークシャーはイングランド北部にあり、歴史的建造物が数多く残っています。ヨークの名はブリトン語の「イチイの木の場所」。かつてはローマ人に侵攻され、その頃の現存の城壁は今ないようです。でもミクルゲートバーはヨークの城壁。ではいつ頃のものなのでしょうか。
ミクルゲートバーは中世に交通制限したバーの名残り。かつてここで交通料を徴収していました。ミクルゲートバーは古ノルド語の「ミクラガータ‐偉大な道」に由来し、ミクルゲートへと続いています。ミクルゲートバーは４階建て。このバーは1389年のリチャード２世の時代にはあったようです。12世紀から14世紀までの間に段階的に建設され、20世紀までこの中で人が暮らしていたようです。
中世のヨークの街並みを求めて、世界から観光客が集まります。古い街並みを臨めるうえにショッピングエリアとしても発展しています。楽しいショッピング、そしてパブやレストランも充実しているので、最高の街歩きになりそうです。そしてヨークには有名なカフェ＆ティルームがあります。その名はベティーズヨーク。
ベティーズヨークは伝統的なアフタヌーンティの予約しないでもOKのようで、クラブサンドイッチやヨークシャーレアビットなどのお食事もいただけるようです。ケーキももちろん充実していました。季節のチーズケーキとベリー、フルーツタルトとアイスクリーム、グランドラズベリーのマカロンとどれも美味しそうです。行ったことのなかったヨークシャーでしたが、ロンドンのキンズククロスステーションから約2時間。ロンドンからの日帰り旅もできそうです。
