小学生でも英語を自宅学習したほうが良い理由|勉強方法やポイント

2023.03.03

子ども英語

なかなか忙しい今の小学生のお子さまたち。塾や習い事などで、1週間のスケジュールがびっしり埋まっていらっしゃるお子さまが多いようです。保護者の方々は英語勉強が大切だと思いながらも、英語学習をスタートしていないお子さまたちもまだまだいらっしゃるみたいです。

今回は小学校低学年のお子さまでも、英語を自宅学習したほうが良い理由と、その勉強方法やポイントを今回は紹介していきましょう。ご家庭でできる英語の勉強って、いったいどんなものがあるのでしょうか。いえ、その前に小学生が英語を自宅学習する理由について考えていきます。

小学生が英語を自宅学習する理由

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英語なんて中学校からと思っていたら、英語学習の対象学年は2020年から変わっています。もちろんそれはご存知ですよね。小学生から英語のカリキュラムが取り入れられ、教科書で英語を学ぶ時代になりました。昔の小学生たちは、自分の名まえをローマ字で書けるくらいでした。でも今は英語を話すための授業が始まっています。

小学校の英語学習で求められるレベルが向上したため

小学生でも英語を自宅学習したほうが良い理由に、小学校の英語の必修化と教科化があります。2020年以降から小学校の英語に関する学習指導要領が変更になり、小学3年生から英語に慣れ親しませる「活動」が始まりました。小学5年生から授業で英語を「教科」として学び始めることになり、英語が成績に関係してきます。自宅で英語を学習する必要性、それは以前より増加してきています。学校の授業の予習や復習などのため、また先取りで英語のリスニング力つけたり、スピーキングの練習したりしているお子さまも増えている傾向です。

グローバル化が進む社会で英語力が重視されているため

英語英語って、ここは日本で、日本語がしっかり習得できる前に、簡単に英語を理解できる力はつけられるのか、その点も心配なところです。英語は国際共通語のために必要になり、グローバル化が進む社会では重要な言語になり、お子さまたちの英語教育の向上は国を挙げての取り組みになっているのが、今の実情です。グローバル化が進む社会で、英語力が重視されているためで、日本人の英語でのコミュニケーション向上が目的です。

でも小学生にとっては、日本語の基礎もしっかりと学ぶ時期です。英語と日本語の両立、それも心配です。ちょうど小学校の高学年では、日本語の文字と文章を身につけていくのには大切な時期です。でもどんなに小さなお子さまでも、言語は聞き分けや使い分けができるとも言われています。周囲が日本語なら日本語、周囲が英語なら英語と、お子さまたちは混乱はしないようです。確かにバイリンガルのお子さまは、上手に日本語や英語の使い分けができています。また英語を学ぶことによって、日本語の意識も高まるとも考えられています。英語学習は日本語と並行して学べ、どうやら心配はなさそうです。

小学生の英語の自宅学習におすすめしたい勉強方法

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では実際に、どんな自宅での英語勉強法があるのかご紹介していきましょう。さまざまな英語教材が世の中には確かにあふれています。

子どもが取り組みやすい教材を選ぶ

小学生向けの英語の自宅学習用として、さまざまな教材が販売されています。例えば、音声や動画で学べる教材や、英語のドリルなど、英語絵本から教科書や問題集のようなものまでいろいろと出回っています。通信教育やインターネットの学習コンテンツも用意されていますが、その中でお子さまが楽しく学びやすい教材を選んであげると、英語の興味も募り、学習の効果も表れそうです。

英語のアニメを活用する

お子さまたちは音の出るモノや、歌が大好きです。特に海外の好きなアニメーションがあると、英語の世界に入り込むこともできるでしょう。アニメーションの英語表現がわからないと言われたら、親子で観て解説しながら、そのお話の世界に引き込んであげてください。大事なことはお子さまが楽しく、毎日英語に触れる機会を作ってあげることです。

オンライン英会話を活用する

インターネットのイラストや、ゲームなどで英語に触れていくものもあります。たくさんの種類の英語の問題をゲーム感覚で解き、自然と英文法なども身につけられるアプリや、耳で英語を聞きリスニングの力を育むアプリなど、オンラインで楽しめる英語を活用することも最近人気の英語学習法です。パソコンやタブレットを使って自宅で楽しみながら、英語の世界に触れていくこともできます。

小学生が英語の自宅学習をするときのポイント

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では小学生が英語の自宅学習をするときには、どんなことに気をつければいいのでしょうか。教材やアプリの選び方など注意するポイントについて具体的にチェックしていきましょう。

親が子どもの英語レベルを把握する

お子さまに適した教材を選ぶためには、英語が得意なのか苦手なのか確認する必要がありそうです。お子さまが英語に苦手意識を持たずに学べるよう、レベルが高く解けない問題が多い教材は避けた方がよさそうです。また学習が進み、解ける範囲が広がった際に、以前解けなかった教材を使い始めてみてもよいかもしれません。英語が好きな場合は、より英語能力を伸ばせる教材を選んでいきましょう。

親が子どもの英語学習をサポートする

自宅学習には解けない問題を親子でいっしょに解くなどして、お子さまが自発的に英語を「続けたい」と、自発的に感じられるようにするための工夫も必要です。お子さまが英語に慣れ親しむためには、親の協力が必要不可欠。お子さまの英語学習へのモチベーションを維持するためにも、親子でいっしょに英語に興味を持って、学習を進めていくのも自宅学習のコツです。

英語学習は名詞やら動詞やら、形容詞やら、文法のアレコレ、例文のアレコレを詰め込むだけではいけません。簡単に楽しめる、絵本の読み聞かせから始めるのもアリでしょう。お子さまが楽しく興味を持って英語に触れることができれば、自宅学習の英語のメリットが生まれます。

英語は相手とのコミュニケーションを重ねること

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英語の自宅学習でアルファベットや英単語、その単語の読み方や発音など英語の基本を身につけたら、英語に触れて聞く力から次は英語のアウトプットにシフトしていくのが、英語学習の理想です。英語学習法はリーディングやライティングだけでもいけません。バランスよく英語のスキルを身につけることが大切です。また今の日本の子どもたちに求められているのは、英語でのコミュニケーションです。

コミュニケーションは相手がいて成り立つものです。確かにアニメーションのキャラクターといっしょに歌を歌っても、CDなどの英語音声を利用して身体を動かしても、相手の言うことがわかり、自分の言いたいことが言えるコミュニケーションのスキルがなければ、その英語の勉強法は成功したとは言えません。

例えば、自宅でタブレットに向かって英語を学ぶこと。それ自体はお子さまの学習状況やスケジュールに合わせられて、都合のよい自宅学習の方法です。ただこれだけでは、相手がいるコミュニケーションの基礎は築けないとも言われています。画面だけでは記憶の定着もあまり期待はできないようです。手軽さゆえの落とし穴かもしれません。

シェーンの講師を指導育成しているトレーナーは、シェーンでの対面レッスンの好さを次のように挙げてくれました。

Children learn in a fun, interesting environment.
 

「楽しい!」という気持ちが記憶を助けると言われます。時にはたった一度の「強烈な」体験でその言葉を覚えてしまうことも。そして、強い動機を持ちにくい子どもたち。その学ぶ意欲を継続させるのも楽しさです。アクティビティに留まらず、ドリリング(くり返しの発音練習)、ワークブック、プレゼンテーションなど、個々のステージで極力「退屈さ」を避ける工夫をして、学習意欲を支えています。

They learn in an immersive environment - only in English - similar to the way they learn Japanese / Natural way to learn a language.
 

日本語を身につける過程と同様、その言語だけに浸るレッスンの中で自然に英語を習得します。目標の文や単語の学習だけでなく、その場に応じたやり取りも通して、英語を使いながら吸収していくことができます。

They are encouraged to think and work and interact with their peers and teacher in English.
 

講師や他の生徒たちと英語でやり取りをしながら、英語で考え、英語で課題に取り組んでいきます。「自分で考えて英語を使う」ことを促すレッスンは、受け身ではない、自発的に英語を使う態度を養います。

Native level pronunciation.
 

どんな時に、どんな風に発音するのか。ネイティブの英語を直接、耳にするのが、子どもたちの発音習得に最良の方法です。年齢的にも大きな効果が期待できる時期です。また、フォニックスでは個々の音に注意を払うことができます。

4 skills practiced – speaking, listening, reading and writing.
 

英検等の試験をはじめ、教育機関が「4技能」重視に大きくシフトしています。一貫して「4技能のバランスの良い向上」を目指してきたシェーンには、日本人の子どもたちへの4技能指導のノウハウが蓄積されています。

Games & Activities motivate children and help them learn.
 

「楽しさ」が大切とはいえ、「つぎはぎの」楽しいアクティビティでは効果が薄れます。 学習目標を明確に設定したレッスンの中で、指導の手順に沿って導入するアクティビティは、「ただの遊び」と一線を画する、「効果的な学習活動」です。

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英語教授法に則ったシェーンの子どもレッスンは、対面で行うことを一番の好さと考えています。お子さまたちが肌で感じる英語の世界を大切にしながら、レッスン計画に併せてくり返し指導することで、英語の4スキルを自然と身につけることを目指しています。ぜひ一度無料体験レッスンをお試しください。