Jack-o’-Lanten~From the United Kingdom

2021.09.16

異文化理解

数年前のハロウィンイベントの時、シェーンの講師が何度も何度もくり返すフレーズ。最初はフランス語かと思いました。1日中、そのフレーズを聞いているうちに、そらんじることができるようになり、あ、と気づきました。ジャック・オー・ランタン。かぼちゃをくり抜いたハロウィンのあのオブジェです。もちろんネイティブの発音は、ジャック・オー・ランタンではありません。発音記号ではdʒæk əˈlæntən、音がつながっています。でもジャックのランタンはどうしてできたのでしょうか。

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由来は鬼火。この怪奇な火の現象は世界中にあり、日本にも鬼火やきつね火などがあります。ジャックのランタンも死んだ人の魂が、あの世に行けずにさ迷っているというお話から来ています。ハロウィンはアメリカがメインのお祭りのように見えますが、元々は古代のケルト民族たちの風習から始まっています。ケルトの人たちは今のアイルランドなどに住んでいた民族で、11月1日を新年とし、前日の10月31日は1年の終りとしていました。ちょうど農作物の収穫も済み、冬支度をしようとする時期。1つの区切りの時期だったのでしょう。

ハロウィンは死者の魂や精霊たちが、一晩中お祭り騒ぎをする日。その日に魔除けとして、ジャックのランタンが掲げられるようになりました。元はかぼちゃではなく、蕪で作られていたようですが、ハロウィンがアメリカで主流になると、たくさん収穫できるかぼちゃに変わっていったようです。アメリカのマンガのピーナッツ、スヌーピーにかぼちゃ大王、Great Pumpkinのお話があります。ルーシーとライナスの姉弟が大きなかぼちゃを探していましたっけ。スヌーピーのアニメーションの英語なら聴き取れるかもしれません。ゆっくり観てみましょう。