inとatはどう使い分ける?難しい前置詞の基本をわかりやすく解説

2021.06.03

勉強法

このinとatの前置詞たち。わかるようでわかっていない英語の1つかもしれません。
以前シェーンの個人レッスンを受けていた時、その時の担任だった講師にonとatの使い分けを質問したことがあります。
ブラットホームの上にいる人はon?ではホームの上にあるキオスクもonになる?と訊ねると、少し考えてから、違うと言います。それはatだと講師は言いました。
人はon、店はatを使うと言われ、何となく納得できなかった覚えがあります。英文法にはまたいろいろと厄介なところもありますが、今回はピンポイントでinとatの使い方をご紹介しましょう。

inとatの違いは?

inは「~の中」、「~の中で」、atは「~に」、「~で」と日本語で訳すことになりますが、でも学校の中、職場の中、と英語にすると、あれ?どちらでしたでしょうか。

  • inとatはどう使い分ける?難しい前置詞の基本をわかりやすく解説

 

inの意味とイメージ

「~の中」、の意味として使われるin。場所や時間を表す時にinは使われています。
inの概念は、ある場所の中にすっかりと包まれて、その中にいるという感じでしょうか。使うコツは決まり文句を丸ごと覚えてしまうこと。日本語に訳さないで使い分けるようにしましょう。

atの意味とイメージ

こちらも場所や時間の前で使われます。でもinと何が違うのでしょう。
どうやらatには続く言葉の意味によって変わることもあるようです。一点に向かう時はat、あるものに向かう時は look at me と表現します。何かの中で行う時は I study English at home になります。in my house でも良さそうですが違うようです。
不自然な英語表現にしないことが大切です。例文をより多く身につけていくことが自然な表現になりそうです。

例文で押さえるinとatの違い【場所編】

では例文でatとinを整理していきましょう。

  • inとatはどう使い分ける?難しい前置詞の基本をわかりやすく解説

 

場面を表すinの使い方と例文

まずinは境がある語句を後ろに置いてよく文章で表現されています。例えば住所など国境、県境、建物、容器など、立体のものに対してinは使われているようです。

I live in Osaka.
私は大阪に住んでいます。

He read books in his room.
彼は自分の部屋で本を読んでいます。

Have you lived in Tokyo?
あなたは東京に住んでいたことがありますか?

She worked in her house last year.
彼女は昨年、自宅勤務をしていました。

We are staying in Shinjuku from May to July.
私たちは5月から7月まで新宿に滞在しています。

Did you go to a restaurant in Ginza in the holiday?
あなたは休日に銀座のレストランにいましたか?

I was in a cricket club three years ago.
私は3年前クリケットクラブに所属していました。

My father lived in London for work.
私の父は仕事でロンドンに赴任していました。

We are in our office on the twenty-fifth floor.
私たちは25階の職場にいます。

My younger sister plays football in the park.
私の妹は公園でサッカーをしています。

場所を表すatの使い方と例文

その場所や空間で行うことを言い含める時にatを使い、その場所に冠詞は入れないようです。

He is not at home now.
彼は今家にはいません。

We study at school until noon on Saturdays.
私たちは土曜のお昼まで学校で勉強しています。

Will you meet me at reception before our English lesson?
英会話レッスンの前に受付で会えますか?

He was at work in the office until midnight.
彼は仕事で深夜まで会社にいました。

He is at lunch right now.
彼は今昼食中です。

Can I have a mobile phone at my desk?
自分のデスクで携帯電話を使えますか?

I'm waiting at Victoria station.
ヴィクトリア駅で待っています。

He usually gets up at 5 o'clock to play tennis.
彼はテニスの練習で通常5時に起きます。

Look at the beautiful sea.
あの美しい海をごらんなさい。

A drowning man will catch at a straw.
溺れる者は藁をもつかむ。

例文で押さえるinとatの違い【時間編】

次はinとatの時間の使い分けをご紹介していきましょう。

  • inとatはどう使い分ける?難しい前置詞の基本をわかりやすく解説

 

時間を表すinの使い方と例文

一定期間を示す時にinを使います。ある範囲を示す日にちなど西暦、季節、月、週などの前に用いた例文をご紹介しましょう。

I was born in Tokyo in 1996.
私は1996年に東京で生まれました。

In the 20th century, we didn't know about smartphones.
20世紀には私たちはスマートフォンを知りませんでした。

The Gulf War happened in the 1990s.
湾岸戦争は1990年に起こりました。

I think the best weather in the UK is in July.
英国のベストシーズンは6月だと私は思います。

We arrived at Paddington station in the morning.
私たちは朝にパディントン駅に着きました。

Will you go to a pub in the coming days?
近いうちにパブに行かないか?

We had the hottest summer in 10 years.
私たちはこの10年で一番暑い夏を過ごしました。

He left Karuizawa in the early morning.
彼は早朝に軽井沢を発ちました。

She often goes hiking in the spring with her daughters.
彼女は春に娘たちとよくハイキングに出かけます。

時間を表すatの使い方と例文

特定の時間や時刻、タイミングを示すatの使い方をご紹介します。時間帯を意識する場合はinを用い、これも時間の概念が難しいところです。

I woke up at 7am today.
私は今日7時に起きました。

We arrived London at sunset.
私たちは日暮れまでにロンドンに到着しました。

It's beautiful in Okinawa at sunrise.
それは沖縄の美しい夜明けです。

We are out of the office at the moment.
私たちは今外出しています。

I lived in Sapporo at the age of five.
私は5才の時に札幌に住んでいました。

The bookstore opens at ten and closes at seven.
その本屋は10時に開店、7時に閉店します。

We finish work at 5:00.
私たちは5時に仕事が終わります。

She has teatime at three o'clock every day.
彼女は毎日3時をお茶の時間にしています。

I wrote the diary in English at that time.
当時、私は英語で日記を書いていました。

We are to meet together at 7 o'clock tonight.
私たちは今夜7時に集合予定です。

前置詞は、丸ごと例文を身につけよう

  • inとatはどう使い分ける?難しい前置詞の基本をわかりやすく解説

日本語の「てにをは」もなかなか定義は難しいところです。日本語を学ぶ外国人に、日本人も的確に説明できるわけではありません。
言葉の使い分けは、長年使っている母国語でも実は「慣れ」でやっているところもあります。英語のニュアンスも英語を母国語とする彼らだけのもので、その基本感覚まで習得するのは難しいところです。
それならある程度の理解を超えて、例文は丸のままのみ込んでしまいます。前置詞は日本語に介さないで、inはin、atはatと身につけていくことをおすすめします。冒頭でシェーンの講師との昔のやりとりをお話したように、彼らの言葉なので彼らに任せようと決めました。

Mail me at this address.
この住所にメールをちょうだい。

以前イギリスに帰る友人に言われました。Mail me とはわかりやすくて使える表現だと実感しました。成田空港で別れて5年以上。今でも彼女とはメールとソーシャルメディアでのやりとりを続けています。