英語の5W1Hを完全ガイド!意味・使い方・例文で基礎から身につく疑問詞一覧
2025.04.17
5W1Hとは?基礎知識を学ぼう
・英語の5W1H(Who / When / Where / What / Why / How)の意味と基本
・日常会話やビジネスでそのまま使える5W1Hの例文
・5W1Hで質問されたときの答え方・会話を続けるコツ
5W1Hとは?基礎知識を学ぼう
学校の授業でよく習った5W1H。日常会話でもビジネスでも、相手に情報を正確に伝えるために欠かせない要素です。忘れてしまった表現を思い出しながら、今回は英語の5W1Hを基礎から整理してみましょう。受験英語のように難しく考える必要はありません。「使える英語」を身につけるための第一歩として、基本に戻って理解してみてください。
「誰が」「いつ」「どこで」「何が」「なぜ」「どのように」が5W1Hの基本要素です。疑問文でよく使われ、会話の中で情報を整理するときにとても便利です。マーケティングや説明資料の構成でも応用されるほど、物事を論理的に整理しやすくする万能フレームです。
英語の5W1H一覧
- Who:誰が
- When:いつ
- Where:どこで
- What:何を/何が
- Why:なぜ
- How:どのように
- + Which(どれ)、Whose(誰の)を含めて「7W1H」と習った人もいます。
英語学習で5W1Hが大切な理由
5W1Hを押さえておくと、情報を整理しながら会話を進められ、英語でのコミュニケーションがスムーズになります。英語がうまく話せない理由のひとつは、「どの情報をどう伝えればよいか」が明確でないことです。疑問詞の役割を理解することで、会話の主導権を握りやすくなり、必要な情報を取りこぼすことも減ります。
英語そのものに苦手意識がある場合は、英語の苦手意識を克服するには? が参考になります。また、文法レベルから基礎を整えたい方は、中学英語をやり直したい!期待できる学習効果と教材 もおすすめです。
英語の5W1Hの使い方【基本表現と例文】

ここからは5W1Hごとに、日常でそのまま使える例文を紹介します。短いフレーズが多いので、丸ごと覚えると会話で使いやすくなります。
Who(誰が)
- Who can speak Japanese?
誰か日本語が話せますか?
不特定多数へ向けた呼びかけ表現です。 - Who's calling?
どなたですか?
電話で相手を確認するときの基本表現です。 - Who knows?
誰がそんなこと知っているの?
「そんなの知るはずないよ」という軽い投げかけにも使えます。
When(いつ)
- When did you go to London?
いつロンドンに行きましたか? - When's his birthday?
彼の誕生日はいつですか? - When does summertime start?
サマータイムはいつ始まりますか?
Where(どこで)
- Where are you from?
どこの出身ですか? - Where's the bank?
銀行はどこですか? - Where are you going?
どこに行っていたの?
What(何を/何が)
- What's the matter?
何かありましたか? - What's your favorite food?
どんな食べ物が好き?
カタカナ英語の “ethnic food” は誤解を生むこともあるので、
Thai food や curry など具体的に言うと安全です。 - What's the weather like?
お天気はどうですか?
Why(なぜ)
- Why did you come to Japan?
なぜ日本に来ようと思ったの? - Why not?
なぜダメなの?/もちろん!
否定と肯定を兼ねる便利なフレーズです。 - Why was she late?
なぜ彼女は遅刻したの?
How(どのように/どれくらい)
- How much is this?
これはいくら? - How often do you read books?
どのくらい本を読みますか? - How many books do you read in a month on average?
1カ月に何冊読みますか?
旅行先で5W1Hを活かした会話をしたい方は、これだけは覚えておきたい!海外旅行で役立つ旅行英語フレーズ をチェックすると実践イメージがつかみやすくなります。
5W1Hの疑問文に答える時の注意点
5W1Hで質問されたときは、Yes/No だけで答えると会話が止まってしまいます。疑問詞には「具体的な情報を知りたい」という意図があるため、短い一文でもよいので詳しい情報を返すことが大切です。
- Yes / No だけで終わらせない
- できるだけ具体的な情報を添える
- 長文で話せなくても、短く区切れば十分伝わる
例えば、Where will you do English homework tomorrow morning?(明日の朝はどこで英語の宿題をする予定?)と聞かれたら、 Maybe in my house. のように短く返してもOKです。 コミュニケーションでは「正しい文法より伝わる内容」が大切です。
まとめ

5W1Hは英語の基礎でありながら、会話の質を大きく左右する重要な要素です。疑問詞の意味と使い方を押さえ、日常の中で少しずつ使うことで、英語の表現力は確実に向上します。短い例文から始めて、あなたの英語力をさらに伸ばしていきましょう。

