●Tip on learning English● It’s so so

2021.09.01

英会話フレーズ

もっと英語が話したい!!
それなら、英語は英語で覚えましよう。それが自然な英語表現につながります。



  • Tip on learning English

そろそろ秋の花粉の時期。今日はくしゃみとかゆみがひどい。でも今日はシェーンのレッスンの日だから頑張ってスクールに来たけど、先生のHow are you? のいつもの質問に、I’m not fine, Thank youと答えたら、ちょっとびっくりされてしまって。How are you と訊かれたら、I‘m fine, Thank youは英会話を習い始めておそらく最初に覚えるダイアログでしょう。

この場合の「お元気ですか?」はいわゆる慣用句なので、ネイティブの間でも実際の自分の状況を説明する場ではなく、お互いの確認が目的です。たとえ調子が悪くても説明はあまりせず、さらっと、not so badやnot very wellなどとかわすことが普通。特に先生に答えてしまったI’m not fineはネイティブの耳には不自然に聴こえてしまいます。

なら明らかに具合が悪い場合には、How are you?と訊かれ、I’m fine, Thank youのやりとりが済んだ後で、Then, how are you? と訊き直されることもあるかもしれません。そうしたらI have an allergy to pollenと答えればOK。またはI fell down at stairs in the station 「駅の階段でちょっとこけてしまった」などと状況を説明するのもよいでしょう。

あまり詳しく言いたくない時は、Well, I fell a bit off colourの表現も便利。このoff colourは「特に病気ではないけれど気分がすぐれない」と意味の慣用句です。特に悪くも良くもない時にはso soやIt’s so so という表現もあります。これが日本語の「まあまあ」に一番近いかもしれません。さて英国ではよく、not badというフレーズを耳にします。直訳すると「悪くないよ」ですが、実際はかなり満足している=very goodの意味で使われることが多いようです。素直にsplendidやsuperbの美辞麗句を並べない、英国紳士らしい表現なのかもしれません。