和製英語112選|ネイティブへの使用は要注意!ジャンル別に徹底解説

2021.02.15

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カタカナだからといって全てが英語とは限りません。日本人は外来語を上手に日本語に取り入れてきました。
古くは江戸時代南蛮貿易で来日したポルトガル人に、あるお菓子をもらい、その名を訊ねてみました。それが今もその名になっているカステラ。ポルトガル人は城のことを訊ねられたと思い、キャッスルと言ったそうで二重の間違いが、今も日本語になっています。(諸説ありそうですが…)
だからカタカナ言葉の和製英語には要注意。さて、言ってはいけない和製英語はいくつあるのでしょう。ネイティブの前で使うと恥ずかしい!そもそも和製英語とは何でしょう。

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カステラはポルトガル語からでしたが、英語からの日本語もたくさんあります。日常会話の中でもたくさん英語のようなカタカナを入れて、私たちは話しています。キャッスルをカステラと聞き取る日本人の耳は、元々言語が違うのですから、仕方のないことです。今でも英語は合っているか、発音の違うカタカタ言葉の外来語はたくさんあります。
例えばエネルギー、メディア、ビデオ、マネージャー、バイオリン、アルコール、ワクチン等など。これらはそのまま発音しても英語として通用しません。
また外来語イコール英語ではありません。パン(pain)はポルトガル語、アルバイト(arbeit)はドイツ語から来ています。この根強いカタカタ言葉を、英語表現にしないと伝わりません。
余談ですが、イギリスパンととうものが、日本にはありますが英国にはありません。食パン(パンに食をつけるのも変ですが)が、少し高くなった山高帽子のようなパンが、英国紳士の帽子を連想させてその名になったとか…本当に言葉は侮れません。また逆にイギリスでは蜜柑のことを、satsuma(さつま)と言うのですからお互いさまのようです。これは英語として使えそうですね。

ネイティブに通じない和製英語14選【ビジネス編】

 

では次はビジネスやオフィスで使う英語。え、これも使えないのと驚くことがたくさんありそうです。日本人は略したり、言葉をつなぐ名人たちなので仕方ありませんが。

ノートパソコン

これは和製英語です。英語では laptop PC。机に置くdesktop PCは英語で通じるように、laptop PCも最初から日本語にしてもよさそうですが、広告のわかりやすいコピーからその名になったと推測されます。

ブラインドタッチ

これも明らかな和製英語。英語ではtouch typingになります。眼で追わないでタッチする発想はよかったのですが、英語では通じません。

タッチパネル

これは微妙に伝わりそうに思えますが、パネルではありませんでした。英語はtouch screenで通じます。

アポ・ アポイント

アポイントメントと略さず使えば、もちろん伝わります。日本語はどうしても略すことが多いようですね。

サイン

サインは看板のsign boardが思い浮かびます。署名はsignature、サインの名詞形は発音も変わります。動詞としてsignは通じます。

アフターサービス

微妙に通じそうですが、after sales-serviceまたはafter sales-supportが英語表現です。

ミス

これも略さないでmistakeなら通じます。英語のmissは見逃がすという意味の他に、「あなたがいなくてさびしい=I miss you」でよく使われます。

クレーム

英語のclaimはありますが、日本語で使われている意味とは異なります。苦情を意味するなら、complaintを使えば伝わります。

キャッチフレーズ

和製英語の大半が広告からきているような気がしてきました。キャッチフレーズの他にも、キャッチコピーという言葉もありますね。英語ではcatchwordで通じるようです。

シンボルマーク

これも広告やデサイン業界から派生した言葉のようです。ロゴマークも和製英語ですから、図の場合は、symbolだけで伝わりそうです。場合によって使い分けがありそうです。

プレイガイド

わかりやすいカタカナを並べましたが、これはticket agency。英語で考えれば浮かぶ表現です。

インフレ

これも略さず、inflationと表現すればOKです。デフレもdeflation。物価が上がるか下がるかで、名称が変わりますが、どちらも景気は悪くなってしまいます。

ゴールデンアワー

日本人はゴールド好きですね。英語はprime timeで通っているようですが、テレビ離れの今では死語に近くなっている言葉ですね。

ベースアップ

基本給のベースが上がるとした和製英語。基本昇給とは違うようで英語圏にはない考え方です。引き上げるという意味で、pay raiseが使えそうです。

ネイティブに通じない和製英語8選【職業編】

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職業の和製英語も根強いものばかりです。今はあまり使いませんが、OL(オフィスレディ)もその際たるものでした。

サラリーマン

完全なる和製英語です。英語で会社勤めは、office workerですが、英語は職種で言うのが好ましいようです。

アルバイト

前述したドイツ語の仕事を意味するカタカナ言葉です。略したバイトはしっかりと日本語になってしまっています。英語では正社員をfull-time worker、バイトやパートはpart-time workerになります。

フリーター

フリーターは和製英語で、フリーランスアルバイターの略のようですね。1985年頃からこの言葉は登場していました。英語ではpart-time workerになります。

コック

料理をする人でコックさんという言葉ができたのでしょう。英語ではchefですが、これはコック長の意味。二番手がスー・シェフと、料理を作る役割によって言葉が代わります。でも元々はフランス語からきているこの言葉、英語にはたくさんのフランス語が入っています。

ガードマン

警官はpolicemanなのに、ガードマンはなぜか英語ではa guard。その役割によってsecurity guardなどと呼びます。ロンドンのバッキンガム宮殿の「衛兵交代」は、英語でChanging the Guard。衛兵さんにもいろいろな連隊があり、制服の違いが楽しめそうです。

アイドル

英語にもアイドルという言葉はありますが、本来の意味は「偶像」。信仰の対象となる偶像を崇めることは、今のアイドル崇拝にも近いかもしれません。日本のアイドルという意味で、Japanese idolと説明を入れると伝わります。

タレント

元々のtalentの意味は才能のある人。確かに才能がある人たちが、テレビなどで活躍されているわけです。英語ではそれぞれにTV star、TV personalityなどと区別しています。俳優ならactor、歌手ならsingerときちんと分けて使いましょう。

ストリートミュージシャン

イギリスでは伝わりづらいストリートミュージシャン。路上の演奏家たちを意味するものはbusker。またはstreet performerでも通じます。完全な和製英語ではないようですが、使い分けしましょう。

ネイティブに通じない和製英語16選【生活用品編】

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身の回りのカタカナ英語もかなり蔓延しています。うっかり使わないよう、ここで覚えてください。

コンセント

通じそうですがこれも和製英語。コンセントの英語は米国ではoutlet、英国ではsocketと呼ばれていいます。イギリス英語のソケットが馴染みやすい言葉ですので、こちらを覚えてしまいましょう。

レンジ

最近電子レンジのことは、microwaveと理解は深まってきました。レンジの元々の意味は「範囲」。
例文にすると、We offer a wide range of courses to help you learn English.(私たちはあなたの英語学習を助けるために、広範囲なコースを提供しています)と、全く違う使い方になります。

ドライヤー

これも略したカタカナ英語です。英語ではhair dryer。ドライヤーだけでは乾燥機の意味になってしまいます。天候不順なイギリスではお洗濯を干すことより、ドライヤーに入れることが多いようです。

エアコン

日本では最近まではクーラーと呼んでいましたが、冷暖房でエアコンになりました。でもこれもまた略したカタカナ英語。英語ではair conditioner。これは覚えやすいですね。

ストーブ

日本では暖房器具がストーブですが、英語のstoveはガスコンロの意味になるようです。イギリスではガスコンロをhobと呼んでいますが、stoveでも通じるようです。

ファックス

またまた略語ですね。正式にはfacsimile。英語できちんと覚えればとっさの場合にも通じます。イギリスではファックスの使用を全面的に廃止するそうで、近いうちにはこれは死語になりそうです。

ホチキス

ホチキスは商品名で、英語ではstaplerと呼ばれています。コの字の針がstaple、それを閉じる製品がstapler。聞き慣れない言葉ですが、簡単に覚えられる単語です。

セロテープ

この名まえは微妙です。米国では商品名のscotch tapeと呼び、英国ではsellotapeで呼ばれています。和製英語ではないのですが、英米で使い分けてください。

ガムテープ

これも略したカタカナ英語で、英語ではgummed tape。荷造りをする時に使うものなので、packaging tapeがわかりやすそうです。

ビニール袋

日本では何でもビニールを使ってしまいがちですが、英語ではplastic bag。ビニールのスペルが思い浮かびませんが、vinylと書くそうです。ちなみに日本でもよく使うvinyl sheetは英語で通じます。

ペットボトル

ポリエチレンテレフタートの略がPETだったから、日本ではペットボトルとなりましたが、英語ではplastic bottle。しかしPETはペットとは発音されず、完全な和製英語のようです。

シャープペンシル

このペンの歴史は古く、1830年代には考案されていたようです。英語ではmechanical pencil。日本では芯の先がとがった意味でシャープペンシル、シャーペンと呼ばれるようになったようです。筆記具の必需品ですね。

ピンセット

どうも英語では通じないらしいピンセット。英語ではtweezers。必ず複数形にsが必要な単語です。ピンセットはオランダ語をそのままで、パンと同じく外来語がそのまま使われている言葉です。

ブックカバー

英語のcoverという言葉は表紙を表します。本の表紙を意味するbook coverという英語はあります。本を被せるものが海外に果たしてあるのでしょうか。日本独特の習慣のような気がします。

シール

これも通じない和製英語。英語のsealは密封することを言い、手紙を封印する時に使う、シーリングスタンプがあります。ワックスでスタンプを押し親展とするものです。シールは英語ではstickerになります。

キーホルダー

キーをホールドするからキーホルダーの発想。いいところまでいった和製英語です。キーホルダーは英語でkey ring。確かに海外のものはリングのものが多いようです。

ネイティブに通じない和製英語21選【食べ物編】

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食べ物の英語もアメリカ英語とイギリス英語での違いもあり、ちょっと複雑ですが、覚えてしまえば簡単です。最初にアメリカ人も混乱するポテトのご紹介から。

フライドポテト

アメリカではFrench friesと呼び、イギリスではchipsと呼びます。ポテトチップスはアメリカでは通じますが、イギリスではcrisps。イギリスのchipsは、フィッシュ&チップスで覚えてください。ちなみにフィッシュ&チップスのポテトは添え物ではありません。フィッシュと同じくらいお皿に盛られてきます。

ハンバーグ

よく考えればこれはドイツのお料理。英語ではHamburg steakと表現します。元々はドイツのハンブルグのタルタルステーキが起源のようです。英語ではステーキを忘れずにつけてください。

ミンチ・メンチ

英語では細かく刻むことはminceと言います。最初メンチカツを、minced meat cutletと呼んでいたそうですが、次第にメンチとなっていったようです。ひき肉はミンチすると言いますが、そのminceが聴き取れなかったようです。

ピーマン

英語のようですが和製英語のピーマン。どうやらフランス語からきているようです。英語ではgreen pepperと呼ばれています。ちなみにイギリスのピーマンは苦くないそうで、子どものピーマン嫌いはなさそうです。

パン

パンは日本語では麺麭と書きます。元々はポルトガルのパオから来ている言葉です。スペイン語ではpan、フランス語ではpainと書きます。前術にもありますが、イギリスパンに加えて、食パンも摩訶不思議な日本語。菓子パンと使い分けるための食用パンのことで、食パンになったそうです。

アメリカンドッグ

英語ではアメリカンドッグはcorn dog。衣付きでまさに高カロリーですが、最近は、小麦を使わないグルテンフリー、肉や卵、乳製品と採らないヴィーガンのためのものもあるようです。どんなお味なのでしょうか。

ホットケーキ

ホットケーキは子どもの頃、みんな好きでしたが、これは和製英語。今ではSNS映えするpan cakeが正しい英語です。フライパンのpanとcakeがつながっています。でもアメリカのパンケーキとイギリスのパンケーキ、少し違うようです。またそのお話は別の機会にご紹介しましょう。

カステラ

カステラは前述した通りポルトガルの言葉からきています。ポルトガルにはカステラというお菓子はありませんが、カステラは日本の伝統的な和菓子になっています。ケーキのスポンジのことを英語ではsponge cakeと言います。これがカステラに近いものでしょうか。

ショートケーキ

日本のショートケーキは苺と生クリームのケーキのイメージですよね。でも実はこれも和製英語。苺のケーキはフランス語でガトーフレーズと言います。英語ではsponge cakeになるのでしょうか。ガトーフレーズならstrawberry sponge cakeと説明が要りそうです。ちなみにショートはショートニング(加工油脂)を使ったケーキのことなので、苺の生クリームだけではありません。

シュークリーム

シューはフランス語の靴の意味でフランスのお菓子から来ています。シュークリームは英語では靴クリームと思われます。英語はcream puff。ちなみにエクレアもフランスのお菓子で、稲妻(エクレール)の意味だそう。ひと口で一気に、稲妻のように食べないとこぼれそうだから、とのことです。

デコレーションケーキ

きれいに飾ったケーキをデコレーションケーキと言いますが、やはり和製英語のようです。英語ではfancy cake。アメリカ英語のfancyは派手でおしゃれの意味で、イギリス英語は装飾されたという意味ですから、イギリス英語の意味に近いのでしょうか。でもケーキの用途によって、birthday cake、wedding cakeと使い分けた方が英語らしいと思います。

ソフトクリーム

これも略したカタカナ英語。正式にはsoft serve ice creamと言います。長いのでわかりやすい和製英語にしたのでしょう。ちなみに、チョコレートサンデーのサンデーは日曜日のサンデーではありません。サンデーはsundaeと書き、アメリカで生まれたアイクリームのデザートのことになります。

アイスコーヒー

近いのですが正しい英語はiced coffeeまたはcold brew coffee。温かいコーヒーを冷たくしたのが、iced coffeeで、cold brew coffeeは冷たい水で長い時間をかけてコーヒーを抽出したものです。日本では水出しコーヒーと呼んでいます。英語にはその製法や、その理由付けがきちんとされているので、一括りにはしないようです。

ミルクティー

英語ではtea with milk。イギリスではblack or white?と訊かれます。これはストレートかミルク入りかの意味。これは紅茶でもコーヒーでも訊かれます。

レモンティー

これもミルクティーと同じですね。英語ではtea with lemonとなります。イギリスでは多分レモンティーを見たことはありません。やはりwhite teaにしたいところです。

コーラ

これも略なのですが商標。英語ではcokeになりますが、Pepsiを頼みたい時はPepsiと伝えます。BBCが伝えたことによると、アメリカのcokeの消費量は年間118リットル(26ガロン)。アメリカの国民的ドリンクです。

ココア

ココアでも通じますが発音が難しいようです。発音しやすいhot chocolateと伝えた方が無難です。ココアは元々チョコレートの原料、フランス語のcacao(カカオ)からきています。このカカオは英語にすると発音しづらい音だったようです。

ノンシュガー

これも日本でありがちな和製英語の典型です。英語ではsugar less。ノーを使う和製英語はわかりやすいから普及したようですね。

ノンアルコール

同じくありがちな和製英語。最近はalcohol freeと書かれているものが多くなりました。英語は英語で伝える時代になったようです。

バイキング

バイキング料理は北欧の食事のスタイルとは聞いたことがありますが、英語ではbuffet。このbuffetは、日本語の発音とはまるで違いますのでご注意ください。

モーニングサービス

これは朝のお得なセットではありません。実は教会の礼拝をmorning serviceと言います。朝行う礼拝、だからmorning service。教会でこの文字を見ても朝食は出ませんよ。

ネイティブに通じない和製英語12選【衣類・靴編】

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アパレルの世界もかなり和製英語がたくさんありそうです。ちなみにアメリカでは、パンツは下着ではなく、ボトムのズボンのこと。

Gジャン

Gジャン、スタジャン、スカジャンといろいろありますが、これはジーンズの生地でできたので、そうなったのでしょう。英語ではjean jacketまたはdenim jacket 。JをGにしてしまう日本語の面白さです。またスカシャンは横須賀ジャンパーなので、英語とは関係ありませんでした。

トレーナー

トレーナーの名は多分、トレーニングウエアからきていますね。英語ではsweat shirt。汗をかいてもいいウエアということになります。

パーカー

フード付きの服を意味するパーカー。ヨットパーカーからきている和製英語のようです。フードなので英語はhoodie。だからヨットパーカーはyacht hoodieとなります。パーカーはエスキモーの民族の1つ、イヌイットの言葉からきていたようです。

ワンピース

1枚で着られるのでワンピース。2枚のセットではツーピースとかつては呼んでいました。英語ではdress。昼間の礼装はafternoon dressと表現します。

ペアルック

ああ完璧な和製英語ですね。この英語が思い浮かばないのですが、調べてみました。英語ではmatching outfits。最近はmatchingという言葉も使われるようになり、なるほどと納得しました。

ノースリーブ

ノーを多発する和製英語の典型です。英語ではsleeveless。最近のアンダーウエアの表記にはsleevelessと登場してきています。

フリーサイズ

最近はOサイズなるものもありますが、これはLの上らしく、日本の規格でした。フリーサイズは英語ではone size fits all。サイズは1つで全ての人に合うということです。

ワイシャツ

なぜワイシャツなのか悩むところです。どうもホワイトシャツの略語らしいとのこと。発音が微妙でした。英語ではdress shirt。スーツやジャケットにはdress shirtを合わせます。

オーダーメイド

これも和製英語でmade-to-orderからきているようです。完全なる注文発注のものは英語で、bespokeとも言います。これはよく話して作られるという意味のbe spokenから由来しています。一般的にはよく知られているtailor madeが通じやすいと思います。

マフラー

首に巻くものは全てscarfで通じます。マフラーはバイクなどを静音するためのものだと、思われてしまいますので気をつけましょう。

ビーチサンダル

ビーチで履くからビーチサンダル。とてもわかりやすいカタカナ言葉ですが、英語ではflip flopsになります。パタパタ鳴るという意味からきているようです。

チャック

そもそもチャックとは何だったのでしょうか。英語はzipperまたはzip fastener。アメリカで1891年にzip fastenerは発明されたそうです。速いという意味のzip。確かに一瞬にして閉じてしまうお優れものです。

ネイティブに通じない和製英語5選【スポーツ編】

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スポーツの世界も独特の業界用語がありそうです。特に野球には和製英語が多いようです。

ナイター

これは英語でnight game。昼間の試合はday gameと表現しますので、こちらは英語のままでした。

ゴロ

ボールが地をはうように転がるのでゴロゴロかと思いましたが、英語のground ballが転訛したようです。

タッチアウト

見たままのプレイですがやはり和製英語です。英語ではtag out。このtagはネームタグと同じですが、鬼ごっこの意味もあり、確かに触ってアウトに持ち込む感じですね。

フライング

陸上競技でスタートが合わない時にフライングと言いますが、これも和製英語。英語でflying startは好調な滑り出しになってしまいます。日本語の意味と合わせるなら、false start(失敗のスタート)とした方がいいでしょう。

ムーンサルト

体操の鉄棒種目には技の名がたくさんあります。ムーンサルとは月面で着地するようにその名がつけられたようです。後方または前方2回宙返り1回ひねりの技がそう呼ばれました。実際は技を編み出した塚原選手の名、Tsukaharaで通用するようです。

ネイティブに通じない和製英語5選【乗り物編】

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乗り物の名もまたいろいろありそうですね。もう少しおつきあいください。

キャンピングカー

英語のようでやはりキャンピングカーも和製英語。キャンプをする車、キャンプをする人を英語ではcamperと表現します。

バイク

バイクはオートバイとも呼ばれていますが、これもまた和製英語。英語のbikeは自転車になってしまいます。英語ではmotorbikeと言いましょう。

ダンプカー

ダンブってどんな意味なのでしょう。英語では、dump truck。このダンプにはどっさりと投げるという意味があり、確かに石や土を傾けて降ろしているのがダンプカーですね。

バックミラー

バックは日本人にわかりやすいですが、背面にあるを意味する英語は、rearを使います。後ろを見る鏡で、rear-view mirrorと呼んでいます。

ベーバードライバー

典型的な和製英語でしょう。免許の紙だけで実際に運転をしないことを、わかりやすく説明しています。英語では免許はあるけど、実際の車を運転していないと伝えましょう。

ネイティブに通じない和製英語16選【場所編】

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そろそろ何が英語かおわかりになってきましたか? 略したもの、わかりやすくしたもの、まだまだ和製英語は続きます。

デパート

これも略した和製英語。英語ではdepartment store。デパートはいろいろな部門(department)が集まった店という意味で、日本語の百貨店は上手に言い表した言葉です。

コンビニ

これも略語なので、convenience storeで通じます。大手の数字の付くconvenience storeは、元々は朝の7時から夜の11時まで営業するという意味でしたが、今ではラッキーナンバーのようですね。

スーパー

これも略語で、英語ではsupermarket。広尾のあるスーパーの品揃えはもう外国人仕様で、見ているのも楽しい場所です。戦前からこの近辺には大使館や領事館が多かったからのようです。

ガソリンスタンド

ガソリンの英語はアメリカとイギリスで変わります。アメリカではgas、イギリスではpetrol。それにstationを付ければ伝わります。

コインランドリー

英語でコインランドリーと言えば、コインを洗うになってしまいます。英語ではlaundryで通じます。ちなみに洗濯の水ですすぐはrinse。今ではリンスとはあまり使いませんが、英語ではhair conditionerと表現。こちらは英語に近づきました。

リサイクルショップ

これも和製英語です。英語ではsecondhand storeと表現しますが、古道具屋、古物商の意味になります。日本語の意味合いとは少し変わってしまいますが、古いもの、使ったものを売っている店ですから、同じ意味ですね。イギリスでは家庭の不用品は車に乗せて販売する、car boots saleというものもあります。

フリーマーケット

また微妙な和製英語です。蚤の市を意味する英語のflea marketが、自由な市場の意味のフリーと合わせたのでしょうか。蚤のfleaだと覚えてください。

ペンション

英語圏ではない国、ドイツやイタリアなどにはペンションと呼ばれる宿泊施設はあるようですが、英語でpensionは年金を意味します。民宿ではない、西洋的な宿泊施設をペンションと区別するようになったのでしょう。イギリスでは朝食付きのbed and breakfast、B&Bなるものが人気です。

クローク

これは略した和製英語です。英語ではcloakroom。イギリスの住宅では、玄関先にトイレを併設したcloakroomをよく見かけますが、ここにゲストの荷物を収納するクローク機能をつけているようです。

アパート

こちらも略した和製英語。英語のapartmentと言えば伝わります。日本ではエレベータ―のない集合住宅をアパートと呼び、国が用意した鉄筋の集合住宅を団地、民間の集合住宅をマンションと分けて表記し、その違いを伝えたかったのでしょう。

マンション

海外で「家はマンション」と言ってしまったら、大変なお金持ちになります。マンションは豪邸の意味ですから、日本人が住んでいるのは、apartmentかcondominium。イギリスでは1フロアの住宅はflatとも呼ばれています。

フロント

ホテルの入口にあるからフロントになったのでしょうか。いえいえ、元々はfront deskを略したようです。英語ではreceptionでも通じます。

トイレ

トイレはtoiletの略なのでしょうが、英語では便器そのものの意味になってしまいます。英語ではrestroomと言いましょう。元々フランス語のトワレットが転訛した英語のようですが、身づくろいするという意味を持っています。ご婦人方のお化粧直しに使える場所に変わりません。

パーキング

何のパーキングなのかはっきりさせる必要が英語にはあります。英語ではcar parkと表現すれば伝わります。アメリカではparking lotが通じやすいようです。

ベッドタウン

都心に働く人が寝るために帰る街、ベッドタウン。英語ではbedroom townで通じるようです。ちなみに日本語の田園都市は英語ではgarden cityと言い、庭のある環境の街のこと。この都市計画の概念でもあるgarden cityは、イギリスで考案されています。

ヴァージンロード

日本人がわかりやすく作った和製英語だとわかりますね。英語では花嫁のための通路、wedding aisleと呼ぶそうです。日本の電車にも通路側の席には aisleと書かれています。この単語のsは発音しません。

ネイティブに通じない和製英語6選【状態を表す語句編】

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一番和製英語の多そうなジャンルにやってきました。あと少しです。

マイペース

また完全な和製英語です。私のペースを英語表現すると、my own pace。このownが英語には必要です。マイカー、マイホームももちろん和製英語。日本人にわかりやすくした言葉です。

ナイーブ

英語の意味とは違っている和製英語。あの人はナイーブだと言われれば、純粋、傷つきやすいと日本語では思いますが、英語では子ども染みたという悪い意味にとられます。英語として使うなら、pure、sensitiveやdelicateが無難なようです。

ハイテンション

ハイテンションは日本語の意味とは違います。ボルテージが上がるなどとかつては使った覚えがありますが、興奮した好い状態で使う英語は、excited。ハイテンションだと高い緊張と、悪い意味でとられてしまいます。

ユニーク

ユニークという英語は日本人が考えている意味とは少し違います。英語のuniqueには唯一、他に例がないという意味合いがあります。日本語で言うユニークは何か独特、面白そうな意味になってしまっています。

コンプレックス

最近は複合施設を元々の意味のコンプレックスビルとも呼ぶようになりました。もし劣等感としてのコンプレックスを伝えたいなら、inferiority complexと表現しましょう。ひけめとかひがみの意味も持っています。

ムードメーカー

この言葉は最近では使いませんが意味はわかります。その場を和やかにしてくれる人を指す和製英語です。英語ではicebreaker(砕氷船)。氷を溶かしてくれる感じでよくわかります。

ネイティブに通じない和製英語9選【行動を表す語句編】

 

行動についても和製英語はあります。伝わる英語を身につけましょう。

エスケープ

かつて学校の授業から逃げる意味でこの言葉をつかいましたが、英語では通じません。英語表現ではcutを使います。かつてに意味が同じだからと使うことは英語ではNG。コロケーション(言葉の組合せ)に気をつけましょう。

ファイト

これは戦いを意味しますから、日本語の掛け言葉とはまるで英語の意味が違います。英語ではgood luckが妥当でしょうか。ドンマイはDon't mindの英語の略に思えますが、英語では励ましの言葉にはなりません。I don't mind.私は気にしませんという意味になりますので、状況によって使い方に気をつけてください。

スキンシップ

これも典型的な和製英語です。英語ではphysical contact。身体的はphysical、精神的にはmental を使うと覚えておきましょう。

リフォーム

時にはリホームなどと表記しているところもありますが、家を修繕、改築するという意味で使われ始めました。英語ではrenovation。最近はよく耳にする英語です。英語のreformは改革になるので、カタチのあるものを直す動詞ではありません。

カンニング

狡猾を意味するcunningをテストの不正にしたようですが、英語ではcheating。人の答案を盗み見るという意味には一番近いようです。

ゴールイン

英語でよくgoalという言葉は使いますが、それにインを付ける日本人の発想はとてもユニークです。到達するという意味で英語はreachを使い、reach the goalが無難ですが、結婚のことなので、get marriedがわかりやすそうです。

モーニングコール

ホテルで頼むモーニングコールも和製英語です。英語ではwake-up call。でも最近はベッドサイドのアラームが優秀なうえに、スマホのバイブレーション機能を使いますね。英語で表現する機会は失われつつあります。

ネットサーフィン

すでに使わなくなった和製英語ですね。でも波に乗るようにウエブサイトを次から次へと見ていく様子はわかります。英語ではsurf the internetでしょうか。ちなみにホームページはサイトのトップページのこと。全体を指す時はwebsite¬を使ってください。

マンツーマン

英会話スクールでは個人レッスンのことでよく使われていますが、これも和製英語。マンは男性だけなので英語で使うことは避けましょう。英語ではone to oneと表現します。シェーンではかつてone to oneと表記していましたが、検索してくれないので個人と変えました。

ネイティブに伝わる英語表現は英語で覚える

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長い和製英語のご紹介でしたが、おつきあいありがとうございました。こんなにたくさんの和製英語、カタカナ英語で普段の日本語の会話が成されているのが、よくおわかりになりましたか。これらはカタカナで表記する日本語として、取り入れられてきました。だから日本語として使うことには全く問題ありません。ただ英語学習者は、英語は英語で覚えてください。米国と英国の英語表現の違いはあれど、どちらもわかれば英語への理解は深くなります。Welcome to English World.

ちなみに作家、村上春樹氏の作品の表現は英語で通じる言葉になっています。日本語ながら読んでいると、あ、これも英語で表記されていると気づかされます。