リスニングとヒアリングの違いとは? 効果的に英語耳を鍛える勉強法

2020.08.01

勉強法

「ヒアリングというかリスニング?とにかく聴き取りが苦手で困っています。書いてあればわかるんだけど・・・。何が原因なんだろう。能力がないのかなあ。」と体験レッスンにお越しくださったビジネスパーソン。受験勉強を通じて、たくさんの単語を覚え、文法を学んだのに、聴き取りは苦手だという日本人学習者は大勢います。聴き取れなければアウトプットもできません。英語力アップのカギ、リスニングについて考えてみましょう。

リスニングとヒアリングの違いとは



このhearingもlisteningもどちらも耳を使って「きく」ことを意味します。hearingは動詞hear、listeningは動詞listenの動名詞です。hearと listen、二つの動詞の意味の違いに注目してみましょう。まず、hearは自然に「聞こえてくる」場合に多く使われます。ですから、聴力に異常がないか調べる聴力テストはhearing testと呼ばれます。一方、listeningは意識して「よく聴く、耳を傾ける」と言うニュアンスで使われます。英文を聴き取り、内容を理解する、「聴解」と考えても良いでしょう。この意味で、英語学習では、リスニングテストやリスニング教材などのようにlisteningという言葉が選ばれています。

リスニングを鍛えるメリット

  • 「リスニングを鍛えるメリット」



対面でもオンライン会議でも、相手の言っていることをきちんと聴き取り、言わんとすることを正しく理解することの重要性は、ビジネスパーソンならだれでも実感しているのではないでしょうか。相手の発言に対し、適切な回答をすることで、スムーズな会話が成立します。リスニング力があれば、自信をもって英語でのコミュニケーションに臨めるようになるでしょう。

また、リーディング力を伸ばすことがリスニング力の向上に役立つように、リスニングの練習は読解力の向上につながります。リスニングでは英文を頭から理解していくため、読解でしがちな「返り読み」の癖を直し、語順通りに読み進むことができるようになります。いわゆる頭から英語を理解する訓練になるのです。

Last but not least(最後になったけど、とても大切なことです)。聴き取る力のトレーニングを通じて、英語独特の音、リズム、イントネーションの感覚をつかむことができます。この感覚が自分のアウトプット(スピーキング)の時に役立ちます。まずは自分が話す英語の違和感に気がつくようになるでしょう。自分の英語を録音して聴いてみましょう。ネイティブの発音やイントネーションとの違いに気がつけば、そこを直していけばよいのです。リスニングとスピーキングは英語コミュニケーションの両輪です。バランスよく鍛えていきましょう。

リスニングの効果的な学習法

  • 「リスニングの効果的な学習法」



リスニングの学習法をいくつかご紹介します。

・リスニング教材から学ぶ
自分のレベルに合わせた教材を選びましょう。簡単なものから始めます。英文を聴いた後、スクリプトを確認します。正しく意味が聞き取れたでしょうか。解説も参考にしてみてください。全体的な意味が理解できたら、区切りの良いところで止めながら、ディクテーション(聴いた文章を書きとる)をしてみましょう。100%完璧にできなくても大丈夫。日本語でも一字一句を書きとるのはなかなか難しいものです。一通りできたらスクリプト(テキスト)と照合して確認します。英語学習中級以上の方は、シャドーイング(教材音声の後をついてまねて発音する)にも挑戦してみましょう。きちんと聴き取れないとまねできません。練習を繰り返すうちに耳が鍛えられ、発音やイントネーションの上達にも役立ちます。

・洋画や海外ドラマで耳を鍛える
リスニング力を伸ばすためには「たくさん聴く」ことが大切です。洋画や海外ドラマは自然な日常会話を聴くことができる優れた教材です。好きなシリーズを見始めると、ついつい時間を忘れてしまうという経験はありませんか。知らず知らずに集中して、楽しみながらリスニング学習が続けられます。いちいち日本語訳をしようとせず、たくさん聴くことで英語の音やリズムに慣れていきましょう。リスニング力が上がるだけでなく、様々な生きた表現を覚えることもできますね。

・音声付きの単語帳を活用する
いくら英語のリズムやイントネーションの感覚が身についても、知らない単語ばかりでは意味が理解できません。ボキャブラリーを増やすために単語帳を使っている方は、音声を聞きながら覚えられるようなものを活用してはいかがでしょうか。語彙力が増えれば、聴き取った英語の理解度が上がります。音声を聞きながら正しい発音とともに語彙力を増やしましょう。

・アプリを利用する
巷には数多くのリスニング用学習アプリが存在しています。日常会話やニュース、プレゼンテーションなど、自分の興味のあるジャンルから学習アプリが選べます。英検やTOEIC(R)等のテスト準備のためのアプリやディクテーションに特化したアプリなど、自分のニーズに合ったものを探して活用しましょう。

・英会話スクールに通う
英会話スクールでは、ネイティブ講師やクラスメートとの会話を通じて、実用的な英語を学習します。先生の英語は最高の教材です。スクールでは多様なトピックのレッスンが行われ、幅の広いジャンルの英語を聴き取るトレーニングができます。他の学習方法と異なるのは、聴き取れなければ先生に繰り返してもらえること。スピードを変えたり、言い換えをしてもらったりすることも可能です。もちろん、自分の発音やイントネーションを直してもらえるのもネイティブ講師とのレッスンならではのメリットです。

リスニングを鍛えて、バランスの取れた英語力を身につけよう



「聴く(リスニング)」「話す(スピーキング)」「読む(リーディング)」「書く(ライティング)」という4つの力 ― いわゆる「英語4技能」と言われるものです。ここで最初にあげられている技能が「聴く(リスニング)」。リスニング力をつけることが英語学習の土台となります。英語独特の発音、イントネーション、リズム感、そして音のつながりを意識して、リスニングに取り組みましょう。シェーンは正確なリスニングの土台を築き、ナチュラルスピードの英語を聴き取る力を養うレッスンを提供しています。