Will you text me? 動詞としても使える名詞たち

2020.03.03

英会話フレーズ

久しぶりに会った高校の同級生、「またメールするね」と言って別れました。「メールする」は英語で言うと・・・。“do mail”でいいのかしら?

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動詞としても使える名詞たち



日本語では、名詞に「する」や「る」をつけることで、動詞にするケースがよくあります。「メールする」もその一例ですね。その他、「勉強する」「練習する」など昔から使われている言い方もあれば、「サボる」「ミスる」「メールする」「ラインする」はたまた「ググる」や「ディスる」などなど、外来語使った新語も次々と生まれています。ちなみに「サボる」はフランス語のsabotageが、「ディスる」は英語のdisrespectが由来だとか。外来語への容認度の高さが日本語を豊かにしているようにも思えます。ところで、2019年に流行った「タピる」。「タピオカドリンクを飲む」を表すこの言葉が、国語辞典の採用される日は来るのでしょうか。

さて、英語で「〇〇する」といえば“do”、しかし“do”がいつも使われるわけではありません。「宿題をする」ならdo homeworkですが、「ゲームをする」ならplay a game、「約束する」ならmake a promise、「パーティする」はhave a partyです。名詞ごとに相性の良い動詞があり、学習者としては頭の痛いところです。しかし、こういった語と語のつながり(collocation)を覚えて使いこなすことが、自然な英語を身に着ける近道です。

ところで、冒頭にも出てきた「メール」、日本でメールと言えば電子メールですが、英語で“mail”は一般的に「郵便」のこと、電子メールは“e-mail”です。相性の良い動詞は“do”ではなくて“send”。“e-mail”をそのまま動詞として使ってI’ll e-mail you.と言うこともできます。このように動詞としても使える単語を覚えておけば、名詞と動詞のcollocationに悩まずにすみますし、ネイティブの耳にもこなれた英語に聞こえ、一石二鳥です。いくつか例をご紹介しましょう。

water 名詞では「水」、動詞では「水をやる」 water a flower

colour 名詞では「色」、動詞では「色を塗る」 colour a picture

microwave名詞では「電子レンジ(の省略形)」、動詞では「チンする(電子レンジで調理する)」 Just microwave it. (チンするだけです)

rain 名詞では「雨」、動詞は「雨が降る」 It rains.
この辺りは名詞の意味が分かっていれば問題ありませんね。

ship 名詞では「船」、動詞では「出荷する」
メインの輸送手段が「船」の時代の名残でしょうか。もちろん、今では船便だけでなく航空便にも使われます。前述の4つよりは多少推測が必要ですね。

book
名詞では「本」、動詞で使うと「予約する」
動詞のbookはよく使われる表現です。「本」と「予約する」の関連はあまりなさそうですが、「予約帳(本のような紙の束)に書き留めたから」と言う説を聞くと、なんとなく納得できる気がします。I booked a ticket(チケットを予約しました)

text
名詞では「文章」「テキスト」、動詞ではスマホなどでメールやラインなどのメッセージを送ることを意味します。時代の変化に合わせて、新たな意味を持つようになった表現ですが、今では広く一般に使われています。知らなければなかなか使えない表現です。I’ll text you.(メッセージを送るよ)

その他、SNS関連では、google it.(Googleで検索する)やpost(投稿する)も合わせて覚えておきましょう。
I’ll post a photo on my Facebook. (Facebookに写真を投稿する)

ところで、全く同じスペリングでも、品詞によって発音やアクセントの位置が変わる単語があります。さらに、advice とadviseのようにスペリングも変わるケースもあります。またの機会にそれらの単語も紹介していきましょう。