The Language of Presentations ビジネス英語、いざプレゼン!

2020.03.03

英会話フレーズ

来週に迫ったAsia Pacific Task Force(アジアパシフィック戦略チーム)の第2回ミーティング。
プレゼン準備も佳境に入りました。データもグラフにしたし、分析もばっちり。「ロジカルにわかりやすく!」は、日本語でも英語でも変わりません。締めの言葉はかっこよく決めたい!!

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前回の記事では、Introduction(序論)で使える英語表現をご紹介しました。今回は、Body(本論)とConclusion(結論)パートで役立つ表現です。

Body(本論)では内容をいくつかのブロックに分けて、signpost(道しるべ)を示しながらメッセージを伝えましょう。だらだらと原稿を読んでいるだけでは、メッセージが聞き手の頭の中に入っていきません。メリハリをつけたプレゼンを心がけましょう。

 

☆本論のsignpost(道しるべ)として使える表現

Firstly/ Secondly/ Finally(最初に、次に、最後に)
To begin with~(まず~から始めます)
I'd like to move on to the next topic.(次の項目に移りたいと思います)
This brings me to my next point.(これが次のポイントにつながります)

前述したことに戻る時には、聞き手が混乱しないように、次のようなフレーズを挟んでみましょう。

To go back to my earlier point (前述したポイントに戻りますと)
To return to the point I made earlier(前に述べたポイントに戻って)

 

☆重要ポイントを強調するための表現

最も伝えたいポイントを話す際、次のようなフレーズを置けば、聞き手の注意をひくことができます。

I must emphasize~(emphasise/英)(~をはっきり言っておかなければなりません)
I want to stress~(~を強調したい)
At this point we must consider~(ここで考えなければならないのは~)
At this point we have to bear in mind~(ここで気をつけなければならないのは~)

メッセージを効果的に伝えるためには、声を上手に使うことも重要です。大切な部分はスピードを落とし、ボリュームを上げます。キーワードにストレスを置いて発音することも忘れずに。


プレゼンテーション3つ目のパートはConclusion(結論)です。Body(本論)で述べた「一番伝えたいこと」を聞き手の記憶にしっかり刻み付けるために、重要ポイントを要約し、もう一度繰り返しましょう。

Now, I'd like to summarize my main points again. (メインポイントを要約させてください)
Before I finish, let me run through the main points again.(終了前に、もう一度メインポイントをさっと振り返りましょう)

“In conclusion”(結論として)や“The point is~”(要するに)も「まとめ」をする際に使える表現です。短くて覚えやすいフレーズなので覚えておくと重宝しますね。


結論を述べ終わったら、最後の挨拶をしてプレゼンテーションを締めましょう。

I'd like to thank you for your attention.(ご静聴ありがとうございました)
Thank you very much for taking the time to come today.(本日はお時間をいただきありがとうございました)

最後に効果的なプレゼンへのヒントを3つご紹介します。

1.スピードと音量

せっかく周到に準備をしても、早口や小さな声では伝わる英語も伝わりません。また、優れた内容のプレゼンも自信なさそうに言っていては説得力が生まれません。部屋の一番後ろにいる人に届くように、意識して大きくはっきり話しましょう。

2.ジェスチャーとボディランゲージ

一般的に、日本人は外国人に比べてジェスチャーが控えめです。プレゼンが単調にならないようにボディランゲージも活用しましょう。メッセージの肝となる部分では、ちょっとおおげさかと思うぐらい、大きな身振りを使ってメリハリをつけてみましょう。

3.アイコンタクト

誰とも目を合わさず、ずっと下を向いて原稿を読んでいては、聞き手の興味を持続させることができません。聞き手とコミュニケーションをとるつもりで一人一人にアイコンタクトをしてみましょう。「自分に話しかけている」と言う印象を与えることで、聞き手の意識が変わり、熱心に聞いてくれることも期待できます。

Good luck with your presentation!