英語のスペリング ~ ルールを知ると少し楽になります

2020.02.15

勉強法

英語学習で頭を悩ませることの一つがスペリング。
sだったかな、cだったかな? urかな、irかな?
同じ音を表すのに異なるスペリングを使ったり、読まない文字があったり、摩訶不思議。

英語のスペリングが複雑になったのは、歴史上、他の言語の影響を受けたことと、
英語自体の母音の変化によるものと言われています。
ネイティブスピーカーの間でさえスペリングコンテストが開催されるのですから、難しいと感じているのは、英語を母国としない学習者だけではないようです。

そんな英語のスペリングに関してお役立ち情報をいくつかお届けします。
多くの単語に当てはまるスペリングのルールですが、例外もあります。

  • 英語のスペリング 
  • 英語のスペリング 



①wの後の、ar, orは通常予想される音と違います。
母音1文字にrがつくスペリングは、ar, ir, ur, er, orがあります。
通常、ir, ur, erはthirsty, Thursday, certain のように、/ɜː/ (アメリカ英語では/ɜːr/で語尾のrを発音, 以下同様)と発音。
arは、card, part, darkのように/ɑː/、 orは、pork, sort, fortyのように/ɔː/です。
しかし、wの後ろにarが来る場合は、
war /wɔː/ , award /əˈwɔːd/, warm /wɔːm/, wardrobe /ˈwɔːdrəʊb/。
orが来る場合は、
work /wɜːk/ , worth /wɜːθ/ , worm /wɜːm/ , worthy /ˈwɜːði/ です。
wの後はarをorに、orをurに読み替えると正しく読むことができます。

②cの文字は、後ろに来る母音字で読み方が変わります。
cの後に、i, eの文字が来る場合は「柔らかいc」、a, u, oが来る場合は「硬いc」
つまり、前者は/s/の音、後者は/k/の音になります。
例えば次の単語で確かめてください。
cat, captain, cake
city, citizen, citron
cut, cucumber, cutlery
ceremony, century, cement
cost, cosmopolitan, cook
gの文字にも似たようなルールがあります。
i, e の前では/ʤ/、 a, u, oの前では/g/
gang, gate, gallery
giraffe, giant
gun, gut, guilty
gesture, gene, gem
go, gorilla, god

③母音字+子音字+eで単語が終わったら、母音字は「文字の名前」で発音。語尾のeは発音しない。
これは、子どもたちが習うフォニックス(スペリングと発音の関係を学ぶ学習法)でも比較的早い段階で登場するルールです。
左列と右列の単語を比べてください。最後にeがつくと、母音字の発音が変わります。
hat hate
cap cape
tap tape
pin pine
win wine
tub tube
cut cute
pet Pete
hop hope
not note

④母音字が2つ並んでいる時の発音は、ほぼ決まっているものもあれば、バラエティがあるものも。
例えば、
ai は/eɪ/が多い。 
例:gain, pain, rain
auは/ɔː/が多い。
例:cause, August, autumn, caught
eaは/i:/が多いが、/e/もかなりある。
例:heat, leap, tea, head, bread
ouは/aʊ/が多い。
例:sound, count, house
ooは/uː/が多いが、/ʊ//ʌ/もある。
例:food, cool, pool, good, book, blood, flood

⑤読まない文字は意外にある。
例えば、③で挙げた単語の語尾のeは発音しません。
その他、読まない文字で思い浮かぶのは、
bombのb yachtのch Wednesdayのd knock,のk hourのh
などは発音しませんね。

確かに覚えにくい英語のスペリングと発音ですが、80~90%程度は何らかのパターンに従っているそうです。
大人が利用できるフォニックス教材も市販されていますので、主なパターンを知っておくと役立つでしょう。
単語を書く時だけでなく、発音する時にも正しい音を知る手がかりになります。
実際にシェーンのネイティブ講師の発する音を聴いて、覚えることをお勧めします。