英語学習の語彙数の目安はどのくらい?

2019年11月01日
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「ボキャブラリーを増やしたい」・・・英語を学習している私たち共通の願いです。
なかなか覚えられない上に、初めて出会う知らない単語が増えるばかり。ゴールの見えない長距離走のように感じられて、時々投げ出したくなります。
でも案外使っている英単語は限られているようです。ではどのくらいの語彙を覚えればいいのでしょうか。

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英語のネイティブが通常使っている単語の数は?

そもそも英語を母国語としている人々はどのくらいの単語を知っているのでしょうか。世界最大級と言われる『オックスフォード英語辞典』には、60万語以上が登録されているそうです。

そして私たちが日ごろ手にする、中サイズの「英和辞典」にはおよそ7万~10万語、大型の英和辞典には30万語が掲載されています。膨大な数ですが、これを丸暗記する必要はないようです。

私たちだって日本語の辞書を丸暗記しているわけではありません。日本人が日本語の「国語辞典」をぱらぱらとめくってみても、使ったことがない言葉や知らない単語の割合が多いのと同様に、英語のネイティブスピーカーが通常使用する単語の割合もそう多くはありません。

頻繁に使われる単語の数は意外と少ない

通常使用される語が数万個あるにもかかわらず、頻繁に使われるの単語は、実は一部の限られた単語です。

言語学者、ポール・ネーション教授の研究によると、最も頻繁に使用される単語は1000語。英語のネイティブスピーカーの会話で使用される語彙の約85%をカバー、2000語ならば会話の約90%、新聞記事や小説の約80%~90%をカバーしています。語彙全体からすると、ごく少数の単語に使用が集中しているわけです。

一方、これらの高頻度の単語で、カバーできない残りの部分を占めているのは、たまに見かける単語や滅多に出会うことのない珍しい単語など、使用頻度の異なるさまざまな単語です。もし10年に一度しか出会わないような単語まで知っておこうとするならば、いわば広大なすそ野を有する山のように、語彙の範囲を限りなく広げなければいけません。

日本人の学習者が目指す語彙数は?

理想は、高頻度の単語群を数多く身につけておきたいものですが、問題は「すそ野」をどこまで広げるかということです。研究者の意見をまとめてみると、いくつかの目安が浮かび上がってきます。

3,000語~4,000語 おおよそ中学・高校で習得する語彙
ほぼ前述の高頻度群に当たります。英語の基本語彙なので、まずはこのレベルを目指しましょう。
5,000語~6,000語 おおよそ大学レベル
ネイティブ向けの英文テキストが読め、日常会話では未知の語彙が理解を妨げることがほとんどない。TOEICや英検などの試験で高めのスコアや級を狙える。
8,000~10,000語 日本人学習者の一般的な最終到達目標
「未知の単語が多いために英文が理解できない」ということがなくなり、ほとんどすべての場面で英語のコミュニケーションがはかれる。

単語は知っているだけでなく、使えるようになることも大切

ここまで扱ってきた語彙数は、いわゆる「受容語彙」の数です。受容語彙は聞いたり、読んだりしたときに理解できる言葉のことです。

一方、話したり書いたりする際に使いこなせるものを「発信語彙」と呼んでいます。
使いこなすためには、その語を正しく発音したり、つづったり、どんな文型でどんな語句と一緒に使うのかなどの知識が必要です。より良いコミュニケーションを図るために、受容語彙から発信語彙にレベルアップさせていくことも大切です。

私たちの英単語との「闘い」はこれからも続きそうですね。でも1000語で、生活に支障のないコミュニケーションは可能。
シェーンの日常英会話レッスンでは、ネイティブスピーカーが使う自然な英語表現を身につけることができます。シェーンのレッスンで発信語彙は着々と増やせるはずです。
レッスン以外にも簡単なリーディングやリスニングに触れながら、コツコツとしっかり、楽しく学んでいきましょう。

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