Zebra Crossing~From the United Kingdom

2019.10.01

異文化理解

Zebra Crossing
英国には通りに動物たちがいるんですよ…

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英国の通りには動物たちがいるんです。
そのひとつがセブラクロッシング。そう、日本と同じシマウマの横断歩道は、英国から来たもののひとつですね。信号がなく、黄色い丸いライトが点滅して、車に歩行者がいるかもしれないと知らせています。
初めてゼブラクロッシングが使われたのは1934年のロンドン。LOOK LEFT、LOOK LIGHTと書かれていて、歩行者にも注意を喚起しています。そのうえドライバーたちには白のジクザグのラインで、近くにゼブラクロッシングがあるよと道路に目立つようにマークして、歩行者への注意をさらに促しています。

そして歩行者専用の信号機がついている横断歩道が、pedestrian light controlled を略してペリカンクロッシング。
歩行者はボタンを押して渡るのは日本も同じです。ロンドンの大きな通りには、道の真ん中に歩行者専用の島があり、ペリカンクロッシングで渡りきれなかった人たちをそこに待たせています。とにかくオックスフォード・ストリートは休日だけではなく、いつも人であふれていますので、この島で信号を待っている人たちはいつも見かけます。

そしてロンドンで一番有名なゼブラクロッシングは、そうビートルズのアルバムの写真にも使われたアビーロード。ロンドン中心より少し北、地下鉄セント・ジョンズ・ウッドから徒歩3分ほどの場所にあります。車の通りが激しい場所なので、記念撮影にはくれぐれもご注意を。