Liberty~From the United Kingdom

2019.11.15

英国コラム

1862年、アーサーという少年がロンドンで働き始めました。
1872年アーサーは3人の従業員とともに、リージェント・ストリートで店を始めます。ロンドンで開催された万国博覧会で、東洋の美しいファブリックを見い出し、これらの布地が売れると確信。その販売に乗り出します。
これが現在チューダー様式の美しい外観のリバティ。ロンドンでも代表的なデパートのひとつです。

      

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今のリバティの一歩中に入ると、吹き抜けの回廊の内装に驚かされます。美しくプリントされた食器や小物、洋服などが並んで、1日中いても飽きないデパートです。もちろんリバティ柄の布地も並び、何か手作りをしたくなってしまいます。

そうそう売場には、かつてはウェディングドレスだけのスペースもありました。シルク素材の布地、レース、小物などを手に取って見ることができました。間近にドレスを見られるなんて、豊かで幸せな気分にさせてくれました。
またリバティ内の階段、リフト、床、天井の作りの美しいこと。またそのご紹介は別の機会で…ほんとうに建物、内装ともに1日楽しめる場所です。

ウィリアム・モリスのテキスタイルデザインも、一度は持ちたいアイテム。
カーテンなど大きいものは無理でも、テーブルタオルやクッションカバーなど、英国らしい一品をお土産にしたいところです。ではこれから自分のお土産を探しに、本気で店内を回ってみましょう。