Antique Dealer~From the United Kingdom

2019年10月01日
  • 英国コラム

英国の鑑定家たちは、意外にも、
朝早くに街中にいます…

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古きものを大切にする英国において、なくてはならない職業がantique dealer。コレクターの範疇もあまたあり、奥が深い世界です。例えば、ティースプーン、ジャムスプーン、ナイフやフォーク、ボタン、アクセサリー、食器、植物の絵、椅子等々、各アイテムでショップがたくさんあり、見るだけでも愉しめます。特にレースのようなピアストワークの細工の、銀のスプーンやアクセサリーはコレクターにも人気です。

ではantique dealerのお仕事をちょっと見てみましょう。朝まだ暗い早朝、もうお仕事は始まろうとしています。ロンドンでも数多くある骨董市でも、ポートベローやバーモンジー・マーケットなどはプロのdealerが集まることでも有名です。暗い中、手持ちのライトで品物を見極める真贋。獲物を狙う鷹の眼のようなものかもしれません。そして売り主に掛け合い、なるべく安く買い入れる技も必須ですね。この暗い早朝に、もしかすると名だたるお宝が埋もれているかもしれないと思うだけで、ワクワクします。

そう言えば2017年巨匠レオナルド・ダヴィンチのキリスト像、サルバトール・ムンディがオークションにかけられましたね。ダヴィンチの名作とは思われずに、あちらこちらの市場を転々とした挙句に、10年ほど前に本物とわかり、508億で落札された例も・・・あるのですから。