Tea~From the United Kingdom

2019年10月23日
  • 英国コラム

なぜイギリスでは紅茶が飲まれるようになったのでしょう。

  • Tea Tea



英国の紅茶の歴史を紐解けば、実は中国とオランダが関係しているようです。紅茶も緑茶も全て茶葉は同じ。中国やインド等がおもな産地です。でも、英国の最初の茶はオランダから輸入されたそうで、それが17世紀の半ばのこと。だから、英国に茶を広めたのはオランダが最初となります。時は流れて、18世紀初頭のアン女王の時代に、お茶は女王のお気に入りになり、王室でもお茶会が開かれます。でもこの時のお茶は、緑茶や烏龍茶でしたので、まだ今のような紅茶ではないようです。茶の需要が増えるにつれ、英国に向け船が増えます。赤道で茶葉が、ある時紅茶に変わったなどの説もありましたが、英国の輸出を考えて中国で考えられ、生まれたもののようです。男性たちにはかつてコーヒーハウスなる、専用の社交場がありましたが、ここには女性は入れません。やがて家で紅茶とスコーン、サンドイッチなど楽しむ女性たちのお茶会が、ベッドフォード公爵夫人によって広まり、英国の紅茶文化は花開きます。

そうそう、鍵つきの紅茶入れなどもあったそうです。貴族たちにてとっても高価だった紅茶を、勝手に飲まれてしまってはと、鍵までかけられたようです。美味しい紅茶の淹れ方にもついては、また別の機会にご紹介しましょう。