Great Smog~From the United Kingdom

2019年10月23日
  • 英国コラム

霧の街、ロンドンと言われていますが、実はエリザベス女王が即位したその年、大変なことが起こりました。

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1952年12月5日、寒いこの時期、市民は暖を求めて石炭で暖炉を温めていました。しかしその時の天候がその煙や煤のフタをしてしまう状況に。高気圧が上空を覆い冷たい霧が発生、市民たちは寒いので石炭を燃やしと悪循環で、一寸先も見えない状態が5日間続いたそうです。ただの霧ではなく、大気汚染なので、市民たちは喉や鼻をやられ、咳込み、病院には患者があふれます。このGreat Smog ,London Smog Disastersの死者は1万人以上に及び、歴史に残る大惨事となりました。
この未曾有の事件は、世界でも大気汚染の問題を投げかけ、その後ロンドンでは大気浄化の法令が制定されたそうです。

かつてのロンドンの街を歩いていると、鼻の中が真っ黒になりましたが、これも車の排ガスのせい。でも排ガスと饐えた匂いが、ロンドンの想い出のひとつとして残っています。
どんなにスーパーハイビジョン、8Kの画像でも匂いはしませんので、やはり現地にはお出かけしないと、異文化体験はできませんね。