Aubergine(ナス)の英語表現と世界の食べ方を紹介
2020.01.08
目次
Aubergineはさてどんな野菜でしょう???
中国やイタリア、トルコ料理でよく使われる野菜のこと。
アメリカではeggplantと呼ばれています。
そう、これは茄子のことで、英国ではaubergineと呼びます。
aubergineとeggplantの違いとは?
アメリカ英語では「eggplant」、イギリス英語では「aubergine」と呼びます。
どちらも同じ茄子を指しますが、表現が異なるため、海外での買い物やレストランで戸惑わないよう覚えておくと便利です。
たとえばスーパーで見かける「eggplant」は、アメリカ英語圏でよく見られる表示です。
一方、イギリスやヨーロッパでは「aubergine」のほうが一般的に使われています。
eggplant:アメリカ英語で「ナス」
aubergine:イギリス英語で「ナス」
卵のようなカタチからeggplantと呼ぶアメリカ人の気持ちはよくわかりますが、ブリティッシュ・イングリッシュはaubergine。英国では茄子はサラダにすることも多く、グリルで焼いた茄子に味つけし、ひよこ豆、チーズなどを併せていただきます。
世界で食べられている茄子料理
aubergineは世界中で親しまれている野菜で、各国にユニークな調理法があります。
イタリアでは、ラザニアやミートソースなどに茄子を使い、トマトとの相性が抜群です。
トルコでは、ヨーグルトと合わせて前菜として食べるスタイルが人気です。
中国では、茄子を揚げて甘辛いソースと絡める料理が定番です。
このように、aubergine(茄子)は国によってさまざまな使い方があり、料理のバリエーションも豊富です。
aubergineという言葉の語源
Aubergineは、フランス語から英語に転訛したと考えられている単語です。ヨーロッパでは国同士の行き来が多く、フランス語由来の単語が英語に取り入れられることは珍しくありません。
ほかにも、英語には restaurant(レストラン) や entrepreneur(起業家) のように、フランス語から来た言葉が多くあります。aubergineもそのひとつです。
英語での会話で使える例文
海外旅行先や英語学習の場面で「aubergine」や「eggplant」を聞いたらすぐに理解できると便利です。
Do you have any aubergines?
ナスはありますか?
I’d like to order the grilled eggplant.
焼きナスを注文したいです。
日本とaubergineの関わり
日本で茄子を使うなら焼き茄子などの和食や、イタリアンの茄子ミートソースやラザニアなどもありますね。
もちろん英国でもショートパスタなどをトマトと茄子で和えたり、エスニックのスパイスを利かせたりするレシピもありそうです。
余談ですが、トルコの茄子はヨーグルトと併せるレシピが多いようです。
まとめ
aubergine(ナス)は、イギリス英語とアメリカ英語で呼び方が異なる面白い食材です。
世界中でさまざまに調理される茄子を知っておくことで、海外での食体験や英語学習がさらに楽しくなるでしょう。