通じない!なぜ?なぜ?なぜ? ~留学で体験したほんとうのお話~

2019年05月23日
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はじめてのホームステイ、これから1カ月お世話になるホストマザーが笑顔で出迎えてくれました。

Mother: Welcome to England! It’s so lovely meeting you!!
Visitor: I am pleased to meet you, too. I’ve been looking forward to meeting you.

Mother: Welcome to England! It’s lovely to meet you!
Visitor: I’m pleased to meet you, too. I’ve been really looking forward to coming.


「よくいらっしゃいました」「やっと来ることができました。お会いできてうれしい」と初対面のご挨拶もすんだところで、ホストマザーがWould you like a drink?

最近はコーヒーの人気に押され気味ですが、イギリスと言えば紅茶なので、紅茶をお願いしました。大き目のマグカップに注がれたミルクティは長旅の疲れをいやし、リラックスさせてくれます。

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さて、お国が変われば習慣も変わる、ここで1カ月快適に過ごすために、一番気になっていたことをたずねてみましょう。それはずばりお風呂事情。イギリスでは水が硬質で肌によくないと考え、毎日お風呂に入ることが珍しいって、きいたことがありました。それが本当かどうかはさておき、どのぐらいの頻度で風呂に入っていいのか勇気を出してきいてみましょう。

How often can I take a bath?
ホストマザーの答えは
Every 30 minutes

「え?30分おき??」 思わず頭の中がクエスチョンマークでいっぱいになりました。

さて、このミスコミュニケーションの原因はお分かりでしょうか? 文字で書いてしまったので何が問題だったかわかりませんね。
ごめんなさい。答えはお風呂bathが英語できちんと発音できず、乗り物のbus に聞こえたこと。
そのため「30分おきにbus は来るよ」という答えになってしまったのです。

このように簡単な文章でも発音のせいで通じないことはよくあること。THの音もそうですが、日本語にない音、特に英語のL・R・F・Vなど、日本語のラ行やハ行・バ行のつもりで発音しても正しい音にはなりません。舌や唇と歯の位置を意識して、音を出す練習をしてみましょう。音を聞くことができる辞書やサイトを活用するのも有効ですね。

とはいえ、言葉は単発ではなく流れの中で使われるものです。多少発音がおかしくても、話の前後の関係で意味をくみ取ってもらえることが多いのです。失敗を恐れず口を開いてみること、それが一番の上達法です。

なにはともあれ、ホームステイ初日のこの言い間違いは「おもしろエピソード」としてかなり場を和ませてくれました。誤解に気がついて二人でひとしきり笑った後には、ホストマザーとの距離もぐっと縮まった気がします。

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さあ、一息ついたところで、スマホの充電をしようとコンセントをさがしますが、見当たりません。Where’s the consent? とたずねても、今度はホストマザーの顔にクエスチョンマークが。ちゃんと発音したつもりなのにどうして通じないんだろう? 

これは和製英語のトラップです。「コンセント」のようにすっかり英語だと思い込んでいる和製英語には要注意。
また次の機会ではネイティブには通じないカタカナ英語をご紹介しましょう。

ちなみにconsentは「同意、承認する」という意味の名詞・動詞です。いわゆるコンセントはsocket(英)やoutlet(米)と言います。コンセントに差し込むはplug in、引き抜くはunplugです。