英語のことわざ一覧|ビジネスから恋愛まで心に響く45選

2019.01.18

英会話フレーズ

日本と同様に世界には人々が人生の中で学んだ真理を表すことわざがあります。ことわざは、会話や新聞の記事、映画などにおいて日常的に使われるため、英語学習者としては覚えておきたい表現です。
ちなみに、ことわざは英語で「saying」もしくは「proverb」と言います。sayingには、人々の間で広く言われている知恵や真実を分かりやすく表現したものといったニュアンスがあります。proverbはというと、実際的なアドバイスを含むイメージで、日本語では「格言」に近いようです。

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英語のことわざを学ぶメリット

  • 「英語のことわざを学ぶメリット」



ことわざは英語圏でも一般的に使われることから、覚えておきたい表現です。ことわざを知ることで、さらに得られるメリットがありますのでご紹介しましょう。

英語圏の文化がわかる


ことわざには、お国柄や文化の違いが表れやすいという特徴があります。これは宗教や生活に身近な単語が多く用いられることが理由です。そのため日本語と同じ意味のことわざでも、言葉の選び方や表現が変わることが多々あります。英語圏の考え方や習慣を知るよいきっかけになることでしょう。

英語独特の言い回し表現を学べる


英語圏と日本における考え方や習慣の違いから、英語のことわざを日本語に直訳すると、意味がつかみづらい表現になることがよくあります。このことから日本語と英語の表現の仕方の違いを学ぶことができ、英語表現の幅が広がるという利点があります。

相手と共通認識をつくりやすい


英語圏と日本の表現の違いがある一方、ことわざには言語の壁を超えた共通性もあります。どのような環境で暮らしていても、人間が学ぶ真理には普遍性があるからです。

例えば「基礎が大切」と伝える際に、「You have to learn to walk before you run.(千里の道も一歩から)」と発言することなどに、言語の違いを超えた共通の考え方が表れています。

日本語と英語で同様の意味を持つことわざ

  • 「日本語と英語で同様の意味を持つことわざ」



日本語と英語で同じような意味を持つことわざは、たくさんあります。そのうち15個をご紹介します。

So many men, so many minds.(十人十色)
「人の数だけ心に思っていることは違う、意見は違う」といった意味です。人それぞれ好みも違います。

Failure teaches success.(失敗は成功のもと)
失敗が成功を教えてくれる。たった3単語で表現され、構造はシンプルですが奥深い人生の真理です。

It is no use crying over spilt milk.(覆水盆に返らず)
直訳すると、「こぼれたミルクを見て泣いても無駄だ」となります。It is no use ~ingの表現には汎用性があります。

The early bird catches the worm.(早起きは三文の徳)
早起きの鳥には虫を捕まえるチャンスがあります。Early birdは早起きな人という意味でよく使います。

Out of the mouth comes evil.(口は災いの元)
語順が入れ替わっている、倒置構文です。「災い、悪事が口から出てくる」が直訳になります。

Better to ask the way than go astray.(聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥)
go astrayは、「道に迷って」という意味です。道に迷うより、道を訊いた方がよいという教えです。

He that will lie will steal.(嘘つきは泥棒の始まり)
短い文の中にwillが2回も出てきますが、Heを修飾する「that will lie」が入っている構文です。

Misfortunes never come singly.(泣き面に蜂)
直訳すると、「不幸は単独でやって来ない」となります。不幸を表すのがMisfortunesと可算名詞なんですね。

Seeing is believing.(百聞は一見にしかず)
見ることは信ずることである。動名詞のほか、不定詞「To see is to believe」も使えます。

A word is enough to the wise. (一を聞いて十を知る)
直訳すると、「一言が賢者には十分だ、賢者には一言で足りる」となります。

Don’t teach your grandmother to suck eggs.(釈迦に説法)
「自分の祖母に卵の吸いだし方を教えるな」という意味です。suck eggsには、「ずるく立ち回って甘い汁を吸う」の意味もあります。

When poverty comes in at the door, love flies out of the window. (金の切れ間が縁の切れ目)
直訳すると、「貧困が戸口に入ってきたら愛が窓から飛んでいく」です。in とatと前置詞が続くのが不思議な印象かもしれません。

Love me, love my dog.(坊主憎けりゃ袈裟まで憎い)
私を愛するなら私の犬も好きになって。「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」とは逆のアプローチですが同じ意味と言っていいでしょう。

After the storm comes a calm. (雨降って地固まる)
「嵐の後には静けさが来る」という表現です。「嵐の前の静けさ」と出てくる言葉は似ていますが、意味が異なります。

He that would the daughter win, must with the mother first begin.(将を射んとせば馬を射よ)
「娘を獲得したければ、まず母親から始めよ」といった表現です。日本語の勇ましい表現より随分とチャーミングです。
winとbeginで韻を踏ませるために語順が入れ替わっています。


さて、日本と共通すると間違いやすいもので、実は英語圏が由来と言われていることわざも挙げておきます。
Kill two birds with one stone.(一石二鳥)
イギリスのことわざに由来します。

All is well that ends well.(終わりよければすべてよし)
こちらもイギリスから来たもので、シェークスピアの作品名が由来とされています。

ビジネスシーンで使われる『努力』に関する英語のことわざ

  • 「ビジネスシーンで使われる『努力』に関する英語のことわざ」



仕事や人生においてうまくいかないとき「その努力の先に幸せが待っている」といったことわざに励まされたことがあるかと思います。英語の表現もこの機会に知っておきましょう。

Rome wasn’t built in a day.(ローマは一日にして成らず)
これは有名ですね。1545年、「エラスムスの諺」に中世フランス語の言葉の翻訳として掲載されたと言われています。

When in Rome do as the Romans do.(郷に入っては郷に従え)
こちらもローマがらみの表現です。習慣やポリシーを変えてでも、周りに合わせることで成功する道もあります。

Better late than never.(遅れても、やらないよりはまし)
たとえ遅くとも、まったく手を付けないよりはましです。後手に回っても、その努力をはじめましょう。

Nothing comes of nothing.(無から得られるものはなし)
無からは何も生じない、蒔かぬ種は生えぬ。大変でも、一歩を踏み出すことが重要です。

Never put off till tomorrow what can be done today. (今日できることは明日まで延ばすな)
早めに対処する勤勉さを促す表現です。トルコには、「明日出来ることは、今日するな」という逆の表現も。

No pain, no gain.(虎穴に入らずんば虎子を得ず)
苦労なくして利益なし。価値があるものを得るためには、努力や苦労はつきものなのです。

Where there is a will, there is a way. (為せば成る、なさねばならぬ何事も)
直訳すると、「意志のあるところには方法がある」となります。Willは「意志」という意味の名詞です。

It’s always darkest before the dawn. (いつでも夜明け前が一番暗い)
苦労しているとき、この表現でアドバイスされることが多いかもしれません。夜明け前は一番寒くもあります。

It is a long lane that has no turning.(待てば海路の日和あり)
どんな長い道でも必ず曲がり角がある。夜明け前が一番暗いに似た表現です。

Everything comes to him who waits.(待つ者はどんなことでも叶えられる)
「待てば海路の日和あり」と似た表現です。直訳すると、「待つ人のところへはどんなものでもやってくる」となります。

Hope for the best, but prepare for the worst. (最善を望み、最悪に備えよ)
備えあれば憂いなし、にも近いですが、こちらの方が実際的ですね。

Custom makes all things easy. (習うより慣れろ)
習慣がすべてを簡単にする。座学よりもOJT(On the Job Training 実際の職場で実戦を通して学ぶ訓練)の方が身につきますよね。

A friend in need is a friend indeed. (まさかの友こそ真の友)
苦労している、ついていないときにこそ支えてくれる友人の存在がありがたいものです。

A creaking gate hangs long on its hinges. (柳に雪折れなし)
きしむ門は長持ちするといった意味です。柳のようにしなって、苦労を受け流しましょう。

Experience must be bought.(経験はお金を出してでも買わなければならない)
経験は、またそこにある苦労は、買ってでも味わうべきという表現です。

大切な人に使いたい「愛」をテーマにしたことわざ

  • 「大切な人に使いたい「愛」をテーマにしたことわざ」



世界には愛をテーマにしたことわざが多くあります。万国共通のものもあれば、日本人にはない発想から生まれた表現が、学びになるものもあります。

Absence makes the heart grow fonder.(会えない時間が愛を育てる)
遠ざかるほど思いが募る、という意味もありますし、別れた人は一層恋しさを募らせるといった意味でも使われます。

Two is company, three is a crowd.(2人なら仲間、3人は群衆)
「2人でいると親密な関係を楽しめるのに、3人では仲間割れが起こってしまう」という意味です。

Love begets love. (愛が愛を生む)
Begetは見慣れない動詞ですが、生じさせるという意味があります。人を愛すれば、愛はかえってきます。

Like attracts like. (同気相求む)
構造は上と似た文です。似た者同士だからこそ生まれる愛があります。

A good wife makes a good husband. (夫は妻次第・よき妻にしてよき夫あり)
A good husband makes a good wife.の方が古くからの表現です。互いに尊敬の念と愛情を持って接することが大切。パートナーは自分を映す鏡ということでしょうか。愛を持って教育すれば、夫はそれに従い、変化していくという捉え方もあるようです。

Tis better to have loved and lost than never to have loved at all.(失恋でも恋しないよりまし)
TisはIt isの意味です。「愛し、それを失う方が、まったく愛さないよりもましだ」と。失恋は辛いですが、真実ですね。

Time heals all wounds.(時が解決してくれる)
時間とは偉大なヒーラー(癒し手)です。時が経てば、その失恋の傷も癒えることでしょう。

No seek, no find.(探さなければ見つからない)
求めなければ、見いだすこともない。愛も探そうとしなければ、見つからないのです。

All is fair in love and war. (恋愛と戦争では手段を選ばない)
恋と戦争は何でも正しい。勝てばすべてが正義になります。敗者が歯ぎしりしたところで仕方ありません。

Love is blind.(恋は盲目)
愛すれば、相手の欠点が見えなくなります。非常にシンプルで覚えやすい表現です。

Woman is as fickle as April weather. (女は4月の天気のように気まぐれ)
日本では、「女心と秋の空」と言いますが、イギリスでは変わりやすいのは4月の天気のようです。

It takes two to tango.(タンゴを踊るには2人必要)
2人いてこそダンスは踊れるという意味ではなく、「争いごとが起こった時に責任の所在は両方にある」という戒めです。

Love laughs at locksmiths.(愛はどんな障害も乗り越える)
直訳すると、「恋は錠前屋をあざ笑う」となります。鍵がかかっていても、愛があれば問題ないのです。

The peacock has fair feathers, but foul feet.(美しいものにも難点はある)
「クジャクの羽は美しいが足は汚い」という表現。Never judge by appearances.(外見で判断するな)です。

Way to a man’s heart is through his stomach.(人の心をつかむなら、胃袋から)
胃袋をつかめというのは、万国共通の恋愛獲得戦略です。胃袋をつかめというより、胃袋を通してという表現が新鮮です。

英語のことわざは面白い

今回、たくさんの英語のことわざを学びました。日本と同じ考え方のものもあれば、英語圏特有の発想から生まれたことわざもあります。共通点と違いは何なのかをみていくと、大変興味深いものがあります。ぜひ少しずつ覚えて、実践で使っていきましょう。