意外に知らない野菜の英語 茄子は?? 海外の茄子料理のアレコレ
2026.08.03
茄子って日本の野菜じゃなかった
中国やイタリア、トルコ料理でよく使われる野菜の茄子。アメリカではエッグプラントと呼ばれ、イギリスではオーバジンと呼ばれています。イギリスのオーバジンはどうやらフランス語からの転訛のようでした。
茄子料理と言えば、日本では浅漬けやぬか漬け、茄子の煮浸し、焼き茄子、茄子田楽、茄子の味噌炒め、茄子の天ぷらにみそ汁の具と、まるで和食ばかりが思い浮かびます。けれど茄子の原産は定説がなく、インドの辺りと言われています。日本へはインドからビルマ、そして中国と渡ってきた茄子。奈良時代には日本でも食されていたそうです。
海外の茄子料理って??
日本では和食以外にも中華の麻婆茄子、茄子のミートソースパスタ、カレーの具としても彩りを添えます。イギリスでは茄子をサラダにすることも多く、グリルで焼いた茄子に味つけし、ひよこ豆、チーズなどを併せていただきます。では他にどんな茄子料理があるのでしょうか。
イタリア・茄子のサラダ
バルサミコのヴィネガーで焼いた茄子を合えた一品。生ハムを添えてチーズを散らしてみました。前菜にしてもぴったりです。ワインが進んでしまいます。イタリア・茄子のパルミジャーナ
焼いた茄子に耐熱皿に並べ、トマトソースとパルメザンチーズなどのとろけるチーズを乗せて焼いた茄子のパルミジャーナ。簡単で間違いのない美味しさです。中国・Szechuan Aubergine・四川茄子炒め
これはロンドンのチャイナレストランで頼んだ茄子料理。四川の辛味噌で炒めたもので、白いご飯が欲しくなります。ちなみに白米はサイドディッシュにありSteamed Riceでした。ジョージア・パドリジャニ・ニグヴジット
パドリジャニ・ニグヴジットは焼き茄子とクルミのこと。焼いた茄子にクルミのソースという組み合わせで、各家庭によってもレストランによっても、いろいろな盛りつけ方があるようです。ギリシャ・ムサカ
炒めた茄子とラムのひき肉とトマトソースを重ねて焼いた、メインディッシュがムサカ。ムサカはトルコやエジプト、レバノンにも広がっていますが、トルコのムサカは層にはなっていないようです。フランス&イタリア・ラタトゥイユ&カポナータ
夏野菜の茄子や赤ピーマン、ズッキーニなどを煮込んで冷ました、フランス家庭料理のラタトゥイユも簡単なレシピ。同じようなレシピはイタリアではカポナータと呼ばれています。煮ることで茄子の食感が少し変わります。トルコ・焼き茄子の前菜
トルコの人たちは茄子好きです。焼いた茄子の皮を剥きにんにくとヨーグルトのサラダが有名。今回は焼いた茄子に玉ねぎパプリカで彩りを添え、オリーブオイルと塩だけのシンプルな前菜にしてみました。イギリスの茄子料理を探す
イギリスで茄子料理はなかなかお目にかかれません。イタリアンレストランでmelanzane―メランザーネの文字を見つけたらそれは茄子料理。茄子とミートのパスタが定番です。その他チャイナレストランで麻婆茄子などを見かけますが、ありました、ありました。ロンドンで人気のレストラン「オットレンギ」。野菜や豆本来の美味しさを追求したレストランです。
イスラエル出身のヨタム・オットレンギ氏が始めたレストラン、テイクアウェイの野菜料理です。まだ行ったことはないのですが、オットレンギ風レシピを見つけました。それは茄子のマリネ。焼いた茄子にオリーブオイルとレモン汁でマリネした冷製の茄子料理です。茄子は熱いうちにマリネして味をしみ込ませるようです。
またよく行くスーパーマーケットでレディミール、レンジでチンの茄子料理も見つけました。Spiced Aubergine and Lentil Roast with Goat's Cheese―スパイスの効いた茄子とレンズ豆のローストに山羊のチーズ添え。茄子には辛いソースとチーズが確かによく合います。

