Sub Fusc~From the United Kingdom
2026.03.17
世界有数の頭脳集団が集まるオックスフォード大学。12世紀末には開学し、英語圏では最古の大学と呼ばれています。43ものコレッジから成り、オックスフォードの街は学生たちであふれています。
イギリスの大学は3年間。担当教授と1対1のチュートリアル制のオックスフォード大学の学生たちの毎日はとてもハードだそうです。ゆっくりとお昼を摂る時間もなく、片手で食べられるもので目は本やノートから離れていません。日本の大学のように授業に受け身で座っているだけで単位が取れるわけでなく、自分の意見を持って授業に臨むことが求められます。
英語ができるだけではコミュニケーションははかれません。いつもいろいろなものにアンテナを向け、情報を収集してそのことの持論を持つ、そんなこともオックスフォード大学の学生には必要なようです。日本では大学に入学してしまえば後は何とか卒業できると考えがち。しかしオックスフォード大学の学生は真剣です。生涯のたった3年を毎日勉強に明け暮れることに疑問はありません。
そして最終試験にはサブファスクと呼ばれるアカデミックドレスで臨みます。コレッジによってそのスタイルは変わるようですが、男性は白いドレスシャツに白い蝶ネクタイ、黒のスーツで、女性は白いブラウスに黒いタイ、黒いスカートまたはズボンと、入学式にも着用が義務づけられている服装です。元々サブファスクはラテン語の「暗い」を意味する言葉。黒いもので身を包むというわけです。ソックスと靴もルールがあり、必ず黒にしなければなりません。
オックスフォードの通りにサブファスクの専門店、ウォルターズ・オブ・オックスフォードがあります。着用の機会があまりないためレンタルもあるようですが、やはり名誉なスタイルですから購入される学生が多いようです。評価が決まる最終試験に伝統のサブファスクで臨む、世界のトップクラスのオックスフォード大学の誇りと矜持を感じます。
サブファスクの専門店ウォルターズ・オブ・オックスフォードは、オックスフォードのランドマークラドクリフカメラの近くのタールストリートにあります。2月のオックスフォードの日暮れは早く、近くまで行ったのですが探す時間がありませんでした。でも薄暗い写真の通りにサブファスクの専門店ウォルターズ・オブ・オックスフォードはあるはずです。

