Hungerford Bridge and Golden Jubilee Bridges~From the United Kingdom
2026.10.16
待ち合わせのパブに急いで歩いていた時です。テムズ河に沿って歩いていると、橋の下を潜ります。綺麗な弦のような鉄柱。ハープ橋と呼ばれているものでした。ずっとこれはゴールデンジュビリーブリッジだと思っていたら、どうやら違ったようです。
ロンドンの地図を見ると、ここはハンガーフォードブリッジとゴールデンジュビリーブリッジと書かれていました。ゴールデンジュビリーの名は2002年にエリザベス女王即位50周年に完成したもの。当時は歩いて渡れる橋として話題になりました。それもチャリングクロスの駅から橋に向かうのです。元々あった橋は1845年に吊り橋として開通しましたが、すぐに鉄道用の橋となりチャリングクロス橋とも呼ばれていました。フランスの印象派の画家クロード・モネも作品に残した橋でしたが、仮設で造られた歩道の橋の老朽化も進んだこともあって、女王の即位50周年の一環として新しい橋造りが始まります。
ロンドンの橋と言えば跳ね橋のタワーブリッジばかりの写真ですが、テムズ河にはたくさんの橋が架かっています。河の流れを眺めながら、風を感じて歩いて渡れる橋も楽しいもの。特にゴールデンジュビリーブリッジは横に並行する鉄道を間近に見ることもできます。橋を渡ればウォータールーの駅への道。大観覧車のロンドンアイも間近に迫ってきます。実はこのハンガーフォードブリッジとゴールデンジュビリーブリッジは、ロンドンアイからもよく見えます。
今でもイギリスの人たちはこの歩道だけのゴールデンジュビリーブリッジを、ハンガーフォードの歩道橋とも呼んでいるそうです。地元の人たちには古くからあるハンガーフォードの名が馴染み深いのでしょう。テムズ河に架かる歩道だけの橋は、ゴールデンジュビリーブリッジより2年前に完成したミレニアムブリッジもあります。こちらも映画「ラブアクチュアリー」や「ハリー・ポッターと謎のプリンス」でも登場していますが、めちゃくちゃ揺れるそうです。

