英語で伝える心づかい|「after you」で始めるスマートな会話術
2023.04.01
なぜ英語が話せないのでしょうか。それは英語を発話する準備をしていないからです。間違えてもいいので英語を口にすること。英語学習の鍵はTrial and Error、短くてもよいので英語を口にする習慣をつけていきましょう。
簡単でも自然な英語表現をくり返して会話すること。そう心がけて英語のコミュニケーションを続けてください。頭の中を日本語にしないで、英語に切り替えることも大切です。
間違えても大丈夫。間違えて正されたら、それをしっかり記憶に留めると英語の上達につながります。
「After you」に込められた思いやりの心
After you.(お先にどうぞ)
英語を日本語で考えると、この発想はできません。Go aheadもありますが、英語では「あなたの後で」の方が自然です。
譲りあいの精神は異文化理解を超えます。お互いが思い遣ることで、人との関係はうまくいきます。外国人とエレベーターで乗り込む際には、ひと言After youと言ってみましょう。
日常の英会話に「マナー」を取り入れよう
英語を話す力だけでなく、相手との距離感を大切にするマナーの表現を身につけると、より自然なコミュニケーションが可能になります。たとえば、次のような表現も役立ちます。
Excuse me.(すみません)
Would you like to go ahead?(先にどうぞ)
Thank you for waiting.(お待たせしました)
こうした言葉は場面に応じて使うことで、丁寧で印象の良い会話ができます。
また相手に言われたら、Thank youを必ず返しましょう。英語の上達より先に、国際的なマナーを身につけていくことも、英語のコミュニケーションには必要です。いつでも笑顔とAfter youを使って英語のコミュニケーションに努めましょう。
ただし自分が女性で相手が男性の場合は、相手が譲ってくれることが多いので、Thank youで応えます。コミュニケーションはいろいろなシチュエーションに応じて対応できることが大切です。
使えるフレーズを増やして、自信につなげよう
「とっさに言えない」「言葉が出てこない」と感じるのは、使えるフレーズの引き出しがまだ少ないからかもしれません。普段から「これは便利だな」と思った表現は、メモして何度も口に出しておきましょう。会話の中で自然に出てくるようになります。
それは英語も同じ。とっさの機転が人間関係を幸せなものにします。たくさんの使える英語のフレーズで引き出しをいっぱいにしましょう。
まとめ:思いやりのある英語が、あなたの印象を変える
英語のフレーズをただ覚えるだけでなく、相手を思いやる姿勢を表す言葉を身につけることが、真の英語コミュニケーションにつながります。After youのような一言には、相手を尊重する気持ちが込められています。小さなフレーズの積み重ねが、国際的な場面でも自信を持ってふるまえるあなたを作っていきます。