ポルクパイン(The Porcupine)とは?ロンドンの街角で出会ったユニークなパブの名前の由来
2022.06.05
ポルクパイン(The Porcupine)とは?ロンドンの街角で出会ったユニークなパブの名前の由来
イギリスを歩いていると、思いがけない名前のパブに出会うことがあります。
その一つが「ポルクパイン(The Porcupine)」。
賑やかなロンドンの通りの角に建つパブで、その名の意味や由来に興味を持つ人も少なくありません。
ここでは、ポルクパインという名前の背景や、イギリスのパブ文化との関わりを紹介します。
ポルクパインの意味と動物の由来
ロンドンの街角で「Porcupine」と書かれた看板を見かけたとき、まず目に入ったのはハリネズミのような小さな動物の絵でした。
調べてみると、これは「ヤマアラシ」を意味します。英語の porcupine は、フランス語の porc d’épine(とげの豚)が語源。
つまり「とげとげの豚」という意味から転じたものなのです。
イギリスのパブ名に隠された文化
イギリスのパブでは、文字が読めない人でも分かるように、名前にちなんだ絵が掲げられる伝統があります。
「キングスヘッド」や「ホワイトライオン」といった動物や人物にちなんだ名前が多い中、「ポルクパイン」はユニークで、記憶に残る存在です。
ロンドンで出会ったポルクパインのパブ
初めてこのパブを見たとき、重厚な入り口の構えに惹かれつつも、待ち合わせの時間があり中には入れませんでした。
しかし後日また同じ場所を通りかかり、まるで縁があるように感じました。大きな木が店の前に立ち、このパブをずっと見守っているようでした。
ポルクパインと料理の魅力
イギリスのパブの中には、軽食しか置いていないところもありますが、ポルクパインはしっかりした温かい料理を提供しているとの評判があります。
クリスプスやピーナッツだけでなく、シェパーズパイなど伝統的なイギリス料理を楽しめるのも魅力です。次回はぜひ試してみたいところです。
ハリー・ポッターとの意外なつながり
後になって日本で読んだ『ハリー・ポッター』の本にも「ポルクパイン」という言葉が登場しており、思わぬつながりに驚かされました。
映画の舞台となったわけではありませんが、物語やファンタジーの世界とリンクするような響きを持つ点でも、印象的な名前です。
旅行者へのおすすめポイント
イギリス旅行でパブに立ち寄る際は、ただ飲むだけでなく「名前の意味」に注目してみるのも楽しみのひとつです。
ポルクパインのように、歴史や言葉の背景を知ることで、街歩きや食事がさらに豊かになります。
Have a pint at The Porcupine!
「ポルクパインで一杯どう?」
旅行先での自然な誘い方として覚えておくと役立ちます。
まとめ
ロンドンの街角で出会った「ポルクパイン(The Porcupine)」は、ユニークな名前と文化的背景を持つパブでした。
名前の由来を知ることで、単なる飲食店以上の魅力を感じられます。
イギリスを訪れた際には、ぜひパブの名前に込められた歴史や物語にも目を向けてみてください。