9割が知らない「dear」「there」の意外な意味!ネイティブが使うフレーズも紹介!
2020.06.01
おなじみの単語が使われているのにまるで意味がわからない、そんな英語のフレーズに出会ったことはありませんか。ネイティブならではのそんな表現を上手く使いこなせたら、英会話上級者への階段を一歩上れるかもしれません。
<thereを使った表現>
「ほら」「ね?」のような相づち表現としての使い方「there」は場所を表すだけでなく、「ほらね」「だから言ったでしょ」といった相づちや同意、なだめの意味でも使われます。
相手の感情に寄り添うときや、軽く注意を促すときなど、日常会話でよく登場する表現です。
- 例文1: There, there. It’s going to be okay.
(よしよし、大丈夫だよ。) - 例文2: There you go! I knew you could do it.
(ほらね!できると思ってたよ。)
<dearを使った表現>
「大切な」の場合の使い方「dear」は「かけがえのない」「大切に思っている」という意味でも使われます。この場合、人や物が自分にとって感情的な価値や特別な意味を持っていることを表します。
- 例文: This photo album is dear to me because it holds all my childhood memories.
(このアルバムは子どもの頃の思い出が詰まっていて、私にとって大切なものです。) - 例文: Every moment with my family is dear to me.
(家族と過ごすひとときは、どれも私にとってかけがえのない時間です。)
「dear」は「親愛なる~」という意味で手紙やメールの書き出しに使われることでおなじみですが、実は感嘆詞としても使われます。
“Oh dear!” や “Dear me.” という表現を聞いたことはありますか?
これらは驚きや困惑、落胆、ちょっとした失敗など、さまざまな場面で使われ、「大変!」「あらまあ」「しまった!」といったニュアンスを表します。
特にイギリス英語でよく使われ、少し上品でクラシカルな響きがあるのが特徴です。
「Oh my God!」の代わりに、宗教的な配慮から“God”の代わりに“dear”を使うようになったとも言われています。
若者の間ではあまり聞かれないかもしれませんが、落ち着いた印象を与えたいときや、柔らかいリアクションをしたいときに使ってみるのもおすすめです。
- 例1: Oh dear! I’ve completely forgotten about our meeting!
(あら大変!会議のことをすっかり忘れてたわ!) - 例2: Dear me, look at this mess.
(まぁ、なんて散らかってるのかしら。)
最後に、よく知っている単語を使ったネイティブ感のある表現を二つ紹介します。
<plug inの使い方>
「コンセントに差し込む」「plug in」は「電源プラグを差し込む」という意味の句動詞です。電子機器を使う前の一連の動作として、非常によく使われる表現です。
- 例文: Don’t forget to plug in your laptop before the meeting.
(会議の前にノートパソコンの電源を入れるのを忘れないでね。)
<buckle upの使い方>
「シートベルトを締める」「buckle up」は主に車の中で「シートベルトを締める」という意味で使われます。安全運転を呼びかける定番フレーズの一つです。
- 例文: Buckle up, everyone! We’re about to hit the road.
(みんな、シートベルトを締めて!もうすぐ出発するよ。)
いかがでしたか。目からうろこの英語表現、ぜひ使ってみてくださいね。