ネイティブのするこんな言い方

2020.06.01

英会話フレーズ

  • ネイティブのするこんな言い方



おなじみの単語が使われているのにまるで意味がわからない、そんな英語のフレーズに出会ったことはありませんか。ネイティブならではのそんな表現を上手く使いこなせたら、英会話上級者への階段を一歩上れるかもしれません。

<thereを使った表現>

次の2つのフレーズをご覧ください。
Hi, there.
There, there.

最初のHi, thereは「Hiがついているから挨拶だろう」と何となく推測できますね。ここでの thereは「そこにいる人」への呼びかけとして使われ、特に深い意味を持つものではありません。フレンドリーな軽いあいさつとして、会話や電話、メールなど日常的に使われる表現です。また、最近増えてきたオンラインミーティングの最初のあいさつとして使ってもよいでしょう。カジュアルな表現ですが、thereをつけるだけでネイティブっぽくなれる、使ってみたい表現です。

さて、二つ目のThere, there.は知らないとさっぱり理解できませんね。ではこのフレーズが使われている場面から意味を想像してみましょう。例えば、子どもが転んで泣いている時、例えば、落ち込んでいる友人を慰める時にthere, there。そう、there, thereはこんな場面で「よしよし」となだめる時に使われる慣用句です。こうした表現は単語の意味を考えすぎず、そのまま覚えて使ってしまいましょう。

<dearを使った表現>
次は手紙やメールの書き出しでおなじみのdear、「親愛なる」と訳される単語です。ではOh dear!やDear me.という表現はご存じですか?二つともどちらかというと女性が使う表現ですが、イギリスではよく耳にします。驚いた時や、残念な気持ち、何かやらかしてしまった時の「大変!」など、様々なシチュエーションで使われます。Oh my God!と同じような使われ方ですが、キリスト教では神の名をみだら唱えることは神への冒涜とされるため、Godを使わず、婉曲的にdearを用いていると言われています。今では、若い人はあまり使わない表現ですが、OMGの代わりにこんなクラシカルな香りのするイギリス英語を使ってみてはいかがでしょうか。

余談ですが、dearを「値段が高い」という意味で使うこともあります。今ではあまり使われないようですが、古い映画や小説にはでてくるかもしれません。
Strawberries are very dear this year. (今年の苺は高いね)

ご年配の方々は時折使っているようです。

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最後に、よく知っている単語を使ったネイティブ感のある表現を二つ紹介します。

<plug in>
誰かに「スマホを充電してくれる?」と軽く頼みたい時、何と言いますか。「充電」はcharge ですからPlease could I charge my smartphone.というフレーズが思い浮かびますね。ではPlease could I plug in my smartphone.はいかがでしょうか。plug in「(コンセントに)プラグを差し込む」を使うとスマートにお願いすることができますね。

<buckle up>
Buckle up, Hiroko!
こう言われたら何をしますか?buckleはベルトのバックル(留め金)のこと。buckle upを車や飛行機の座席で使うと「シートベルトを締める」ことを意味します。言われれば納得の言い回しですが、知らないとなかなか自分で使うことはむずかしいのではないでしょうか。「シートベルトを締めてください」の定番表現、Please fasten your seat belt. と合わせて覚えておきましょう。

いかがでしたか。目からうろこの英語表現、ぜひ使ってみてくださいね。