Bathing Machine~From the United Kingdom

2019.08.01

異文化理解

Bathing Machine
かつて女性たちはこんな箱の中で海水浴を楽しんでいました。

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またまた聞き慣れない言葉です。スペルはお風呂ですが、bathの発音とは違います。実はコレ、今では考えられない機械。19世紀に海水に浸かることが身体に好いということがわかり、しかしながら、女性たちは肌を人前でさらすことはできないわけです。そんな時代に考えられたのが、このbathing machine。大きな箱の台車をそのまま海に入れ、女性たちはその中で海水に足や手を浸し、海水浴を楽しんだと言われています。もちろん、大きな木の箱の回りは目隠しされて人目に触れられないように作られていたのですから、その中はかなり暑かったようです。ヴィクトリア女王もこの中で海水浴を愉しまれたこととか。

時代が経るに連れて、女性たちは箱の前面から肌を人目にさらさず、海に入るようになりました。温泉と同じような効果を海水に求めていたのかもしれません。日本でも温泉の混浴でも、そんな配慮から入れるところもありますね。

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女性たちの立場やファッションが変わる20世紀初頭まで、このbathing machineは使われていたとのこと。こんな女性の嗜みは今や失われつつありますが、長い歴史の中、つねに日陰の存在だった女性たちにとっては、このbathing machineで、その未来が開かれた…のかもしれません。