Thoroughbred Agent~From the United Kingdom

2020.01.22

異文化理解

Thoroughbred Agent
まずは読めますでしょうか。Thoroughbredは競走馬の種類です。

  • Thoroughbred Agent



2つの言葉のthorough(徹底的な)と、bred(品種)が組み合ってできた言葉が Thoroughbred。競馬の人気の高い英国でこのThoroughbredが育成するthoroughbred agentは名誉あるお仕事です。Thoroughbredは脈々と受け継がれる血筋を持つ馬たちで、競馬界のエリートたちです。17世紀に英国でThoroughbredの始祖が育成され、その質が改良され、300年以上続いています。最初は3頭の馬。今競馬場で駆けぬけている馬たちの祖先は、ダーレーアラビアン、ゴトルフィンアラビアン、バイアリータークにたどり着くというわけです。みんな血統を維持してきているのです。

そのためthoroughbred agentたちは、いかに早い競走馬を作るか、それが仕事になります。優秀な種牡馬から、好いthoroughbredが生まれるとは限りません。また親馬たちは好い成績を残さなくても、名馬が誕生する場合もあります。飼葉や調教、さまざまな育成への努力の積み重ねが、奇蹟を生むこともあるのです。

もともと馬たちはずっと草を食べて移動する生き物・その胃は小さく、4~500キロもある大きな馬体を作っていくのですから、大変なことです。馬体を支える足の怪我は致命傷。骨折した馬たちが薬殺されるのは、その馬体を残りの脚では支えきれないからです。

かつて、1978年にテンポイントという日本の競走馬が、1月のレースで左後ろ脚を骨折しました。しかし助命の嘆願を受け、テンポイントの治療に入りますが、それは過酷なものとなりました。テンポイントは苦しみ続け、やがてその最期を迎えました。予後不良。馬の脚の代りはなく、安楽死させるのが、競走馬にとっては最善の策となるのです。