毎日の生活に英語の学習時間を組み込みましょう

2019.03.15

勉強法

「英語学習は週に1回2時間よりも、毎日20分の方が効果的」とはよく言われることですが、「毎日英語を勉強するほど暇ではない」と思われる方も多いことでしょう。しかし、1回5分であっても1日に4回のすきま時間が取れれば、20分になります。常に意識して生活に組み込んでみましょう。
今回は学習時間捻出のヒントをご紹介します。

  • 毎日の生活に英語の学習時間を組み込みましょう

 

①通勤・通学時間

これは、すでに実施している方が多い王道の方法ですね。最近はスマホで英語ニュースを聞いたり、アプリを利用してさまざまな学習ができるようになりました。スクリプトで英文を確かめたり、知らない単語を調べることもできるようになりましたね。リスニングの際に周囲がうるさい場合もありますが、「雑音の中から必要な情報を聴き取る訓練の場」とポジティブにとらえましょう。
リーディングは、小説などを少しずつ読むのも良いですし、雑誌や新聞の記事を一つもっていくのも手です。「次の駅に到着するまでに大筋をつかもう」などゲーム感覚を取り入れると変化が生まれます。ラッシュなどで、このような学習が出来ない時は、現在の状況や目に入るものを英語で描写するなど、学習は工夫次第です。

 

②家事の時間

やや長めの時間を確保できる通勤・通学の時間と違って、家事は短時間にスイッチしなければならないですね。家事の順番を工夫して、音声が届く範囲で家事をしながらCDを聞く時間にしたらどうでしょう。ただ聴くだけでなく、シャドーイング(聴いたままをすぐ影のようについてリピートする)の練習を組み込むも出来ます。
お迎えの運転中だけは英語を聴く時間にすると決めている方もいます。
覚えたい単語や例文をきれい目の小さなメモ用紙に書き込み、よく目に入る場所に貼っておくと繰り返し記憶に残すことができます。

 

③一石二鳥の時間

テレビや新聞からの情報収集を英語に切り替えたり、娯楽を兼ねて英語を聴くというのも一つの方法です。 ニュース番組や新聞記事というと難しそうですが、最近は難易度を下げたり、読解のヒントがついていたり、学習者向けのものが増えてきました。 「ホッとできる時間にまで勉強をしなくても…」と言われそうですが、楽しいことなら出来ますね。洋楽を聞く、映画を観る、好きな雑誌を見るなど、楽しみながらの学習はゆとりの時間となり、継続の秘訣となります。

 

④週末の習慣づけ

週日できなかったことの帳尻を合わせたり、週末だけは30分机に向かうことをルールにしたり、無理の無い範囲で考えると良いでしょう。

継続させるためには、自分の生活や性格にあった方法選び、あまり無理をしないことです。できれば、毎日の学習時間を記録していくと、「ちりも積もれば山となる」を実感できるでしょう。