The Gamble Room~From the United Kingdom

2026.03.22

英国史雑学
  • The Gamble Room~From the United Kingdom

世界初のミュージアムカフェ。それはロンドンのサウスケンジントンにあるヴィクトリア&アルバート博物館で開業しました。その1つの部屋がギャンブルルーム。ここは最初センターリフレッシュメントルームと呼ばれ、来館者たちの休憩の場でした。

初めてヴィクトリア&アルバート博物館を訪れた時、夏にしては肌寒く雨が降っていた日でした。歩き疲れていたので展示品を観る前にカフェを探して、博物館の奥へと進んでいきます。するとそこは天井が高く、まるで宮殿かと思われる豪華な造りです。セルフでコーヒーをもらい休みます。テーブルと椅子は簡易的なものだったと記憶していますが、見上げる天井の装飾の美しさ、中央に南本も建つ柱の荘厳さに、このカフェのすごさを感じました。

後で調べてみるとこのカフェは若き芸術家がデザインしていたのですが、完成前に早世してしまったため助手だったジェームズ・ギャンブルが仕上げることになります。丸く大きなバルーンのような見事なライト。これは直径2メートルのフィルドフェールライトと呼ばれるものだそうです。編み込んだアルミ線のライトなので重くないそう。またアーチ型の窓のステンドグラスの美しさも見ていて飽きることはありません。

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ギャンブルルームの隣は工芸家・意匠家のウィリアム・モリスがデザインしたモリスルームと、画家のエドワード・ポインタ―の手によるポイントタールームがあります。ヴィクトリア&アルバート博物館はカフェも一級の芸術品。このカフェで今の時代、数ポンドのドリンクで好きなだけいられるのですから、もう朝の開館一番に行かないと席は埋まってしまいます。だから今でも展示室より早くここに来るようにしています。

前回訪れた時はカフェのオニイサンに、同じ時計をしていると声をかけられました。色違いのBABY-Gをしていたおかげで英語のおしゃべりができました。共通点があると英語のコミュニケーションはスムーズです。