Colman's~From the United Kingdom
2026.11.06
イギリスのマスタードと言えばコールマン。黄色の瓶詰です。イギリスの小説を読んでいると、特別なお客さんが来る日に新しいマスタードを買ってきたと書かれていました。多分蓋を開けたばかりのマスタードはその香りが特に新鮮なのでしょう。
コールマンはイングランド東部のノリッジという街でマスタードを作り始めました。創業者はジェレミア・コールマン。43才でマスタード製造を手がけます。香り高くピリッと辛いコールマンのマスタードは、ヴィクトリア女王が「女王のマスタード」としてコールマンを王室御用達に認定して以来、イギリスを代表するマスタードになりました。
マスタードはマスタードシード、からし菜の種子から作られます。その栽培の歴史は古く、中国とアフリカでは何千年も昔から使われていたそうです。イングランドでは14世紀にマスタードを使ったレシピが登場しています。19世紀初めに創業したコールマンのマスタードは瓶のものが一般的で、チューブのものより余すことなく最後まで使い切れます。肉やハンバーガー、サンドイッチに使うだけではなく、料理のアクセントに使うことも多いマスタード。そのレシピを少しご紹介しましょう。
▼ベイクドポテトのクーリーミーマスタード
焼いたポテトを半分に切り、中身を少し残してくり抜きます。くり抜いたポテトにヨーグルト、バター、にんにく、マスタード、塩と胡椒といっしょになめらかになるまでよく混ぜ合わせます。混ぜ合わせたものを元のポテトに戻し、バターを乗せてまた焼き上げます。ポテトをくり抜く時は皮に気をつけてカタチを残すようにしましょう。
▼激辛マカロニチーズ
マカロニを少し硬めにゆでます。鍋でバターを溶かし、小麦を加えてなめらかになるまで混ぜ合わせます。そこにマスタードと温めた牛乳をダマダマにならないようによく合わせて加熱します。茹でたマカロニとチェダーチーズを、鍋に入れて混ぜ合わせたものをキャセロールに盛ります。予め温めたオーブンで少し焦げ目がつくまで焼き上げてできあがり。
イギリスではMac & Cheese(マカロニとチーズ)はパブ飯の定番ですが、ダイエット中は避けた方がよさそうです。
▼マスタードのきいたタルタルソース
マヨネーズ1カップとマスタード大さじ1杯、玉ねぎとパセリのみじん切りと刻んだピクルスを一緒にしてよく混ぜます。レモン汁を加え塩胡椒で味を調えればタルタルソースの完成。玉ねぎはレンジでチンして熱を加えると少し甘味も加わります。フィッシュケーキやフライにアクセントとしてお使いください。
「ベイクドポテトのクーリーミーマスタード」に挑戦しました。バターを使わず、ヨーグルトの代わりにクリームチーズでコクを出してみました。お酒のおつまみでもランチでも楽しめます。またくり抜いたポテトに「マスタードのきいたタルタルソース」を一緒にしても美味しそうです。コールマンのマスタードはとても辛いので量はお好みで加えてください。

