ロンドンの名所プリムローズヒルとは?セントポール寺院が見える丘の魅力を紹介
2025.02.11
プリムローズヒルとは?
プリムローズヒルはロンドン北部、リージェンツ・パークのさらに北に位置する公立公園です。標高約64メートルのなだらかな丘で、周囲は自然豊かで穏やかな雰囲気に包まれています。その昔、この地はヘンリー8世の所有地でした。
プリムローズヒルの歴史と名前の由来
プリムローズヒルという名は、もともとここに咲いていたプリムローズ(サクラソウ)に由来すると言われています。ロンドン中心部には珍しく高低差のある丘陵地帯が広がり、19世紀から多くの人が散歩やピクニックに訪れる人気の場所となりました。
セントポール寺院を望む特別な眺望
ロンドンの都市計画では、プリムローズヒルからセントポール寺院のドームが見えるよう視界が確保されています。これは「視点保護政策(View Corridor)」の一環で、歴史的建築物の景観を守るための取り組みです。丘の上からは、ロンドン・アイやザ・シャードなどの高層ビルも遠くに見渡せます。
映画にも登場するロマンチックな丘
映画『ブリジット・ジョーンズの日記』の続編にも登場するプリムローズヒル。その見晴らしの良さは多くの映画やドラマのロケ地としても知られています。晴れた日には芝生に寝転び、ロンドンの青空と風を感じながらゆったりと過ごすのが定番の楽しみ方です。
プリムローズヒルへのアクセス
最寄り駅はチョーク・ファーム(Chalk Farm)駅やスイス・コテージ(Swiss Cottage)駅。リージェンツ・パークからも徒歩圏内で、散歩コースとしても人気があります。周辺にはカフェやマーケットもあり、週末のロンドン観光にぴったりのスポットです。
まとめ
プリムローズヒルは、自然・歴史・都市景観が調和したロンドンならではの名所です。特にセントポール寺院が見える丘として知られ、地元の人々にも観光客にも愛されています。晴れた日に訪れて、ロンドンの空の広さをぜひ感じてみてください。

