Savoury Afternoon Tea~From the United Kingdom
2025.08.27
英国食生活
実は甘いものは好きではありません。デザートは別腹と言われてもほとんどいただくこともなく、なのにイギリスのスィーツは語っているのも可笑しいものだといつも思いながらご紹介しています。
アフタヌーンティもサンドイッチは大好きですが、最近スコーンにジャムをつけられなくなりました。かつては口が曲がりそうなほど甘い、砂糖の塊のようなケーキまでいただいていたのに、今はビターそうなチョコを少し味見している程度です。
ロンドンのアフタヌーンティは破格なお値段です。1人1万円はあたりまえ。それでも行く度に一度はいただきくわけですが、最近セイバリーアフタヌーンテイができたと聞きました。シャンパンと甘いモノだけでは、やはり物足りないと考える方もいらっしゃったわけです。
このセイバリーアフタヌーンテイ、「塩のきいた」という意味で、フォートナム&メイソンをはじめ、いくつかのアフタヌーンティが紹介されています。例えば、フォートナム&メイソンではサンドイッチをはじめ、チーズのスコ-ン、パテなどを三段のトレイに重ねています。またフォートナム&メイソンでは、セイバリーの他にベジタリアン用、グルテンの入っていないアフタヌーンティが用意されています。アレルギーや食のし好の多様化に合わせてメニュー作りをしているのはさすが、フォートナム&メイソンです。
少しずつ美味しいものをいただきながら、紅茶を愉しむイギリスの人たち。夕食代わりだったハイティのティフードにも目が離せません。次にロンドンを訪れたら出かけてみましょう。午後のシャンパンももっと楽しめそうです