Loganair~From the United Kingdom

2026.07.12

イギリスコラム

長いフライトやロストバゲージなどのトラブルは確かに大変ですが、行きたい場所をつなげてくれる飛行機には感謝の限りです。足を向けて寝られません。今までいろいろな飛行機に乗りましたが、離島へつなげてくれるエアラインはなかなか素敵なフライトばかりでした。スコットランドのローガンエアの搭乗、これもとても思い出深いフライトになりました。

ローガンエアはスコットランドの地域航空会社。1962年に設立されグラスゴー国際空港を拠点として、アバディーン、ダブリン、ダンディ、エディンバラ、インヴァネス、リヴァプール、マンチェスター、ニューカッスル、アイラ島、マン島などへの各地点を結んでいます。今回の離島旅はグラスゴーエアポートから45分ほどのフライト。飛んだらすぐに下降するといった感じです。

グラスゴーエアポートのはずれのローガンエアのゲートは、何とものんびりしたところ。定刻通り飛行機へ案内されましたが歩いて飛行機へ、そしてタラップを上がって機内に入ります。2席と1席のバスより小さなシート配列の機内です。沖縄の離島でもっと小さな飛行機に乗ったことがあるので、まだ大きい方でした。でも機内で目が釘づけになったのはキャビンクルーのおネエサン。

髪をきれいにまとめて、ジャケット着用でお迎えしてくれましたが、とても暑いその日、日本でもよく見る小型扇風機を顔に当てています。確かにスコットランドとは思えない陽気です。離陸までコップを出して数え始めます。ドリンクサービスなんて無理です。でも以前トルコのイスタンブールからアンカラの国内線で、たった1時間のフライトで機内食が出たことがあります。着陸まであとわずかという時間まで片づけに泣いていたキャビンクルーを思い出しました。でもそれは杞憂。次のどこかのフライト用の準備だったようです。

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作家の村上春樹氏がこの島のフライトをとても揺れたと書かれていましたが、そんなことはなくあっという間に空港に到着。それも駅のようなこぢんまりとした空港です。乗客より早く預けた荷物が流れてきます。けれど私たちのバケージは出てきません。グラスゴーエアポートでの乗り継ぎ時間が確かにほとんどなかったのです。空港のスタッフの女性に荷物の引き換えを見せ、荷物を探してもらうことにします。でもそれが今日の最後の便。今夜は手荷物だけで過ごさなければなりません。

機内には液体などを持ち込んではいけないので、洗面道具もなく嘆いていると、空港スタッフがローガンエアの赤いポーチに入ったアメニティとTシャツをくれます。さて私たちはいつバケージと再会できるのでしょうか。でもこの時もらった赤いポーチは使いやすく、重宝しています。また往きのキャビンクルーのおネエサンの独特な英語が耳に残っています。それもローガンエアの好い思い出となりました。

※ローガンエアの機体のチェックが青空に映えてとても素敵でした。

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