【学校では教えてくれない】「Thank you」と言われた時のネイティブっぽい返し方20選

2023.09.17

英会話フレーズ

「Thank you」と言われた時の返し方は、「You’re welcome」だけではありません。「どういたしまして」は英語で何と言うのでしょうか?日常生活でよく使う言葉、英語表現はよりたくさん知っておきたいものです。特に英会話をもっと上達したいと思っている人たちには、使える英語フレーズや一言フレーズのストックをたくさん持っていましょう。

海外旅行先で、英会話レッスン中で、Thank youと言われたら、さあ、何て答えましょうか。

カジュアルな「どういたしまして」

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なかなか学校の英語の授業では、使える日常英会話に出会えませんでした。まずは日常生活のカジュアルなシーンで使える「どういたしまして」をご紹介していきます。

No problem.
大丈夫だよ。

よく聞く表現です。カジュアルな言い方だけではなく、ビジネスでも使える一言です。

No worries.
気にしないで。

「心配する必要ないよ」、「大丈夫だよ」といった感じで、Thank you の返し方で使えます。このフレーズもビジネスシーンで使えます。

It was nothing.
大したことないよ。

「なんてことないから、お礼を言う必要なんてないよ」という意味で、アメリカ人が好んで使うとも聞きました。ビジネスでも使えそうです。

Of course.
当然のことだよ。

あなたを助けるのは当然のだから、「もちろん」という意味合いが含まれていて、ビジネスでも使えるフレーズです。

Sure.
どういたしまして。

このsureにはあいづちの力をたくさん含んでいます。天気が好いと言われれば「ほんとに」と、これ買ってと言われて「いいよ」など使いやすい一言フレーズで、カジュアルにもビジネスでも使えます。

Anytime.
いつでもどうぞ。

「いつでも頼んでよ」といった感じで、シェーンの講師たちもよく使っています。カジュアルなフレーズかと思っていましたが、ビジネスシーンでも使えるそうです。

Don’t mention it.
お礼なんて言わなくていいよ。

このmentionには「~を述べる」、「~に言及する」という意味がありますが、「お礼なんて言わないで」と、ビジネスシーンでも使えます。

Thank you.
こちらこそありがとう。

Thank you にThank you とも返せます。もちろんビジネスフレーズでもOK。親しい相手には、書き文字の時は「YOU」を大文字にして強調するのもポイントです。

You bet.
いいよ。

このbetは「賭ける」の意味ですが、あなたが賭けてもいいという意味で「もちろん」につながるようです。アメリカでよく使われるようですが、カジュアルな表現です。

It was nothing.
何てことはないよ。

「お安い御用さ」と受け答えできます。アメリカ人がよく使う表現だそうです。こちらもビジネスでも使えます。

That’s OK.
大丈夫だよ。

これも「頼んでOKだよ」という返し方です。簡単に声に出して伝えられそうで、カジュアルにもビジネスシーンでもどうぞ。

That’s alright!
大丈夫だよ!

何かしてあげた時に返し方です。また「ごめんね」と言われた時にも使え、ビジネスシーンでも一言使えます。

Absolutely!
もちろん!
 

あなたを助けるのは「もちろん」の意味を含んでいます。副詞のabsolutelyには「全然」、「確実に」などの意味を含んでいますが、あいづちの一言フレーズとして、ビジネスでも使える言葉です。何か賛同する時にぜひ口にしてみてください。

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丁寧な「どういたしまして」

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次にビジネスシーンでも使えそうな、丁寧な「どういたしまして」の英語のフレーズをご紹介していきましょう。まずはよくイギリスで聞く一言です。

My pleasure.
どういたしまして。

直訳すれば「私の喜び」です。ビジネスでもカジュアルでも一言で使えるフレーズです。喜んでやったことだから気にしないでという意味合いを含んでいます。

It’s my pleasure.
お役に立てて光栄です。

丁寧な言い方ですが、カジュアルでも使えるフレーズです。

With my pleasure.
喜んで。

日本の居酒屋のスタッフのようなフレーズですが、カジュアルでもビジネスでも使えます。

You are very welcome.
どういたしまして。

副詞のveryをつけるともっと丁寧な返し方に聞こえます。こちらはビジネスシーンに相応しいフレーズです。

Not at all.
とんでもございません。

とても丁寧な言い方で、フォーマルなシーンに使えそうな一言です。「お礼を言う必要なんてないですよ」という意味を含んでいるので、謙虚な返し方で日本人向きです。カジュアルでも使える一言です。

I’m happy to help.
お役に立ててうれしいです。

こちらも謙虚な気持ちを表すフレーズで、ビジネス仕様のフレーズです。

Glad I could help.
お役に立ててうれしいです。
 

こちらもhappy to helpと同じ意味で使われる表現で、カジュアルでもビジネスでも使えそうです。


「ありがとう」と「どういたしまして」はコミュニケーションの基本

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どんなに近しい人でも挨拶は大切。それは英語の世界でも同じです。イギリスでは公共の場の扉は後の人のために、前の人が手を留めてくれています。電車も立っている女性に席を譲る男性たちも多いものです。それは今でも続いています。イギリスでは男性が、若い女性から年配までの女性の全てをいたわってくれていることが多いと感じます。親切にされたらいつも感謝の気持ちをしっかりと伝えるようにしています。Thank you so muchや、Thank you very much indeedと、最大級の感謝の気持ちを口にすることにしています。

イギリスではThank youの返し方は、My plesureが多いように思えます。日本人が「つまらないものですが」と贈り物を差し出すの奥ゆかしさ。これは「私の喜び」と返すイギリスにも通じるところかもしれません。人と人をつなげるコミュニケーション。カジュアルとフォーマルの「どういたしまして」を身につけて、英語を口にしていきましょう。コミュニケーションの基本はいつも感謝の気持ちを表すこと。毎日の挨拶も大切です。英語だけではなく、意外と忘れがちになっている家族にも伝えていきましょう。